ノート:フリジア語
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フリジア語は”オランダ語”の方言”、、は”間違いだと思います。
フリジア語
[編集]オランダフリースランド州の公用語であるフリジア語とニーダーザクセン州に残っているザーターフリジア語とシュレースヴィヒの北フリジア語(数種類のヴァリエーションあり)の間では相互理解は非常に困難と思われます。一つに括ってフリジア語として扱って良いものなのでしょうか?特にドイツNordfireslandのヴァリエーションはオランダのものとは、区別して別物と考えたら如何でしょうか?--Wy1 2007年4月3日 (火) 04:10 (UTC)--Wy1 2007年4月3日 (火) 04:10 (UTC)
- Linguasphereの分類では西フリジア語とザーターフリジア語、それに北フリジア語として島嶼部のものとシュレースヴィヒ本土のものを区別しているようです。特にシュレースヴィヒ本土のものは自称として"Frasch"という名称が採られていました。
- 確かにこれらの4グループはそれぞれ別の"Outer Language"とされています。しかしながら、語群としては他のゲルマン諸語とまとまった対立を示しますので、もし必要でしたら「フリジア諸語」「フリジア語群」とでも改めては如何かと思います。
- 「相互理解」の問題は結構厄介です。本文並びに英語版には「フリジア語、オランダ語、デンマーク語」の相互理解が可能、とあります。但し、これは中世後期においいて「中期低地ドイツ語」の圧倒的影響下で書記言語を中心に収斂が進んだ結果かも知れません。書記言語の影響の希薄な地域方言では時としてかなり音韻や語彙などに特異化が進んで理解不能となる事象は世界共通のようです。
- なお、古代にはフリジア語近似の言語であった古英語は、フランス語の圧倒的影響と一部北ゲルマン語の影響で、近現代の英語においては他のいかなるゲルマン語とも相互理解不可能となりました。以前英語版には英語とフリジア語の間で漁村方言同士で相互理解可能なものがあるとの主張があったようですが、そのくだりは削除され、ごく短いフレーズでのみ相互理解可能な場合がある、と改められています。
- 一方、オランダ語地域や低地ドイツ語地域を含めこの地方では古代において非ゲルマン系の言語が話されていた痕跡があり、中世初期の「大フリジア」の地域もこれとかなり重なるようです(以上、英語版の記載に基づく)。今のところわかっているのはそのくらいですが、フリジア語地域の特異性はもしかするとその基層となる非ゲルマン系の言語に由来するのかも知れません。なお、オランダ語(低地フランケン語)地域がドイツとは別個の国家を形成している遠因もそこにあるような示唆がなされていました。あるいは、西ゲルマン諸語が北ゲルマン諸語から分岐したこと自体がその基層言語の影響かも知れません。-と聞きかじりの知識ばかりで実践が伴わないTriLateral 2007年9月19日 (水) 03:13 (UTC)(Chakuwikiのドイツ語のページの主)