ノート:フラーテス
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カナ表記の問題
[編集]希: Φραάτης, 波: فرهاد を「フラーテス」とカナ表記するのはアルシャク朝研究者の間では、一般的なのでしょうか。一般向けの概説書である『オリエント世界の発展』(中央公論社、1997年)によると、「フラアテス」になっています。アルシャク朝の公用語の一つだったギリシャ語によると「フラアテス」とカナ表記するのが適切なように思いますが、幾度も交戦したローマの言語であるラテン語に基づくと「フラーテス」のほうが適切、という事になるのでしょうか。いずれの下位項目も出典が示されていないため、うまく検証する事が出来ません。詳しい方がいらっしゃれば、是非ご教示下さい。--QuirkyQuidnuncY(会話) 2015年2月21日 (土) 05:34 (UTC)
- 自己レスですが、「フラーテス」表記は、古代西アジアを専門にした研究者、小玉新次郎が、たとえば岩波講座世界歴史の旧版に収録されている論文などで使用しているのを確認しました。最近の書籍では、上掲の中公版「世界の歴史」シリーズでは「フラアテス」、2013年発行の『ローマとパルティア: 二大帝国の激突三百年史』、2013/12/18、ローズ マリー シェルドン (著), 三津間 康幸 (翻訳)では「プラアテス」でした。φをプファイと読むか、ファイと読むかの違いこそあれ、パルティアの公用語であったギリシャ語に依拠したカナ表記が多いようです。多いと言ってもサンプル数2ですが。Modern Persian では Farhād となったことにも鑑みると、フラアテス若しくはプラアテス表記がいいのかなと思います。--QuirkyQuidnuncY(会話) 2016年1月9日 (土) 01:13 (UTC)