ノート:フランス国家警察
階級対比
[編集]いくつか調べた結果を記載します。警察庁ではフランスのCommisarieは警視として扱っているようです。 <日本>
- 警視監 Senior Commissioner 特別職 将
- 警視長 Commissioner 10~9級 将補
- 警視正 Assistant Commissioner 8~7級 1佐
- 警視 Supeintendant 6級 2佐
- 警部 Chief Inspector 5級 3佐
- 警部補 Inspector 4級 1~3尉
- 巡査部長 Police Sergeant 3級 准尉・曹長・司法警察官である1~3曹
- 巡査 Police Officer 2~1級 1曹以下
平成25年3月1日 警察庁丙人発第70号 警察官及び皇宮護衛官の階級等の英訳について(通達) --Kuronekofan(会話) 2021年6月16日 (水) 04:37 (UTC) --Kuronekofan(会話) 2021年6月6日(水) 12:32 (UTC)
Commissarieについて
[編集]いくつか調べた結果を記載します。 https://en-two.iwiki.icu/wiki/Commissaire_de_police Overviewの項目末尾 「Commissaire is often translated into English as commissioner, commissar, or commissary, and is approximately equivalent in rank to a British superintendent, although the commissaire also has judicial powers which police officers in English-speaking countries do not have.」 (前略)概ね英国のSuperintendant(警視)に同等であるが、英語圏の各国には無い強い司法権限を有する。
<Commissairieへの昇任要件> https://fr.wikipedia.org/wiki/Commissaire_de_police_(France)
- 1.候補者の50% 一般採用 35歳未満でMaster(Bac-5 グランゼコール卒含)取得、かつ、国家公務員試験合格者
- 2.候補者の20% 部内選抜 44歳未満 軍歴4年以上
- 3.候補者の25% 専門職選抜 1月1日付で50歳未満 警部として2年以上
- 4.候補者の5% 特別選考枠 38歳以上1月1日付で50歳未満 署長(警視:commandant)1年以上
<アメリカ> https://en-two.iwiki.icu/wiki/Commander アメリカの場合の項 Chief(本部長 警視長)とInspector(警部)の間。 Commissioner、Commander、Inspector、Superintendantなどが警視(警視正)相当職に使用されている。 Inspectorは州、群市により捜査員(巡査)であったり、「警部」「警視」であったりする。 Senior Superintendant、Chief Commander、Inspectorは陸軍の大佐の階級章とおなじものを使っている。警視正と訳す文献がある。 Superintendant、Commander、Deputy Inspectorは陸軍の中佐の階級章である。警視または準警視と訳す文献がある。
なお、少佐の階級章を使っているところもあるが、臨時任命もしくは上級勤務の警部(複数部署を統括する)に付けられる。(NYPD) この点は、少佐の階級章と同じ階級章であるCommandant de policeに類似しており、 Commandantを「準警視」「上級警部」と訳する文献に妥当性があるように見える。
--Kuronekofan(会話) 2016年5月6日 (金) 01:32 (UTC)
階級名について
[編集]階級名について幾つか修正させていただきました。 Directeur des services actifs 統括監 という言い方は他の省庁役職と合わないと思います。 Directeurは内務省大臣に次ぐとしています。(https://fr.wikipedia.org/wiki/Direction_générale_de_la_Police_nationale La Direction générale de la Police nationale (DGPN), placée sous l'égide du ministère de l'Intérieur, est, comme son nom l'indique, chargée du commandement de la police nationale en France.)一般に外局の長官(米国の国務次官補のことですので長官(国家警察総局長)が良いように思います。
次はどうでしょうか Commissaire de police 警視正としましたが、「警視」が妥当のように思いますがどうするのが良いか決めかねています。 憲兵隊の少佐と同等のCommandant より上位階級のため警視正でも良いのかもしれませんが、英語の文献では英国警察のSuperintendentであると紹介されています。
Commandant は、以前はInspecteur divisionnaire、すなわち統括警部(日本では県警警部)だったことから、警視ではなく「準警視」や旧名の原意に沿って「統括警部」とすべきなのかもしれません。 ちなみに米英の警察では、警部は大尉の階級章ですが警察署の係長クラス(小規模な分署では署長)で管理職は警視以上(大佐、中佐)です。 日本では管理職資格を持つ警部は一般警部と異なり、県警本部の理事(県警警部=準警視)や警察署の課長に就任し、フランスのComnadantに該当するように思えます。
参考 https://fr.wikipedia.org/wiki/Direction_générale_de_la_Police_nationale 英語版HP(https://en-two.iwiki.icu/wiki/National_Police_(France))
現職警察官の回答http://www.answers.com/Q/What_are_the_French_police_ranks フランス 国家警察HP http://www.police-nationale.interieur.gouv.fr
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- 修正いただき有り難うございます。
まず"Directeur des services actifs"ですが、DGPN局長以外に、DCPJやDCSPなど中央局の局長にも補職されているようです。また「長官」ですと、階級名というよりは職名のように思われます。従って、局長級である統括官を元に、他の階級名とあわせて「統括監」という訳語を考えた次第です。
次に"Commissaire"ですが、確かに従来の慣習的な訳では「警視」とされており("Commissaire Maigret"→メグレ警視など)、また"Commissaire"をもとに色々と修飾されていく点からも「警視」が妥当とも思われました。ただ、"Commissaire"への昇進には色々と要求事項が多く、一つのハードルになっているらしい(階級章のデザインもだいぶ変わりますよね)というところが、警視正以上が地方警務官として別扱いになるのと相似性があること、またご指摘のとおり"Commandant"は軍の少佐と比せられて、こちらのほうが「警視」として妥当と思われたことから、"Commissaire"のほうは「警視正」といたしました。如何でしょうか。--Panda 51(会話) 2016年2月2日 (火) 00:23 (UTC)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 コメントいただきありがとうございます。 間違いも見つかりました。
"Directeur des services actifs"は、各局長で、この上に内務省次官待遇の「La Direction générale de la Police nationale」が1名おり、この方が「長官」です。
Directeur des services actifsは15名ほどの定員があり、日本流には次長及び警視監に該当します。
以下の人数比率を日本の警察で見ると、inspecteurs générauxとcontrôleurs générauxが警視長、それ以下が警視正に該当します。
https://fr.wikipedia.org/wiki/Commissaire_de_police_(France)
Au 31/12/2012 il y avait 1 609 membres du corps de conception et de direction soit 1,1 % des effectifs de la police nationale, répartis comme suit :
- 892 commissaires soit 0,62 % des effectifs.
- 586 commissaires divisionnaires soit 0,41 % des effectifs.
- 90 contrôleurs généraux.
- 26 inspecteurs généraux.
- 15 directeurs.
したがって、上から、警視監、監察監(副警視監)、警視長、上席警視正、警視正といのはいかがでしょうか。
なお、inspecteurs générauxは、米英の監察委員(Inspector Office)ではなく各部局で警視監を補佐する役職で副局長になりますので「副警視監」が妥当と思います。
"Commissaire"は、ご指摘の通り、格付けも権限も異なっています。主席警視正を廃止して権限が強化されているようですので、警視正がはやり正しいように思います。 Inspectorが国によって警部補や警部だったりすることと同じく、Commissoner(Superintendent)が一律、「警視」である必要はないと思います。 --kuronekofan 2016年2月2日 15:10
- お返事頂きありがとうございます。階級名に「副」というのはどうもそぐわないように思いますので、"Inspecteur général"は「監察監」のほうが良いかなと思います。また「上席」と「主席」では上下関係が曖昧になりますので、"Commissaire divisionnaire"を「総括警視正」のようにするか、"Commissaire principal"を「主任警視正」のようにするほうが良いように思います(これでもまだ曖昧かもしれませんが…)。
まとめますと、下記のような訳では如何でしょうか。
・"Directeur des services actifs"→警視監
・"Inspecteur général"→監察監
・"Contrôleur général"→警視長
・"Commissaire divisionnaire"→上級警視正
・"Commissaire principal"→主任警視正
・"Commissaire"→警視正
--Panda 51(会話) 2016年2月3日 (水) 11:07 (UTC)
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ご指摘に沿って修正してみました。いかがでしょうか。
--Kuronekofan(会話) 2016年2月3日 (水) 13:52 (UTC)kuronekofan
- 有難うございます!一部に仏語版へのリンクつけたり、仏語版にも単独項目がないような階級名については赤リンク解除したりさせていただきました。--Panda 51(会話) 2016年2月3日 (水) 14:33 (UTC)
脚注の誤字などを修正しました。 --Kuronekofan(会話) 2016年2月4日 (木) 11:39 (UTC) kuronekofan
--Kuronekofan(会話) 2016年4月14日 (木) 08:51 (UTC) <Commissairieへの昇任要件> https://fr.wikipedia.org/wiki/Commissaire_de_police_(France)
- 1.候補者の50% 一般採用 35歳未満でMaster(Bac-5)取得、かつ、国家公務員試験合格者
- 2.候補者の20% 部内選抜 44歳未満 軍歴4年以上
- 3.候補者の25% 専門職選抜 1月1日付で50歳未満 警部として2年以上
- 4.候補者の5% 特別選考枠 38歳以上1月1日付で50歳未満 署長(警視:commandante)1年以上
メグレ警視のCommissarie昇任の年齢は34歳 要件は3枠でしょうね。 英国の警視と同格だが、司法権などははるかに高いというページもどこかで読みました。 --Kuronekofan(会話) 2016年4月14日 (木) 08:51 (UTC)