コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ノート:フランスパン

ページのコンテンツが他言語でサポートされていません。


「特徴」のセクションについて、瑣末ながら2点提案があります。

1.「日本ではツヴィーベル・ズッペ(いわゆるオニオンスープ)とともに供される」の記述について、 ドイツ語の呼び名であるツヴィーベル・ズッペを第一に挙げなくてもよいのではないでしょうか。

根拠としてはまず、Googleで検索したところ(1/18 09:20)当該呼称では約385件、「オニオンスープ」で 約37.1000件、「オニオングラタンスープ」では約13.2000件の件数がそれぞれ数えられます。また、 味の素やキッコーマンなど一般に知られている企業のWebサイトでは「オニオングラタンスープ」の名で レシピが掲載されており、より多くの人が情報に触れられると思われます。さらに言えば、フランスの 文化について記述しているこの項目にドイツ語の名称が断りなく使われることも議論の余地があるでしょう。 よって、私は「オニオンスープ」または「オニオングラタンスープ」として採り上げたらよいと思います。

2.「デニッシュやブリオッシュなど甘い味付けのお菓子系フランスパンもあるが、日本で 「フランスパン」という場合、これらは含まないのが一般的である」との記述について疑問があります。

デニッシュやブリオッシュはフランス語でles viennoiseries(ウィーンの名産品)と総称され、 パン屋で販売もされています。しかし、醗酵させた生地を使うことはパンと共通していますが、 パンとは別種のものとして認識されています。 フランスの出版社であり辞書の発行元であるLarousseのオンライン辞書の定義では "Produits de boulangerie fabriqués avec une pâte fermentée pouvant contenir du sucre, du lait, des matières grasses et des œufs " (醗酵させた生地を使い、 砂糖や牛乳、油脂や卵を含有しうるパン屋の製品) すなわち「パン屋で作られるもの」ですが、 「フランスパンの一種」として記述することは適切ではないと思います。 したがって、les viennoiseriesという言葉を紹介した上で、別種のものとして記載しなおしたほうが より適切であると思います。--楽学生 2009年1月18日 (日) 01:58 (UTC)[返信]

一般に「オニオンスープ」または「オニオングラタンスープ」と呼ばれているものは、普通フランスのスーパ・ロイニョン(fr:Soupe à l'oignon)またはそれから派生したスープなのであってツヴィーヴェル・ズッペではないでしょう。スーパ・ロイニョンには必ずフランスパンが一切れ入るものです。オニオンスープについての項目があってもいいかもしれませんね。--Nipisiquit 2009年1月26日 (月) 13:37 (UTC)[返信]

クーペについて

[編集]

フランスパンの種類に、「クーペ(coupé 切られた) - 約20cmの紡錘形。焼成前にナイフで一本の長い切れ目(クープ)を入れる」とありますが、寡聞にしてクーペと改めて呼ばれるパンがあることを知りません。フランス人に聞いてみましたが、そういうものは知らないと言っていました。確かに日本語だと「クーペ」または「クッペ」として紹介しているサイトがありますが、仏語・英語で検索するとこのようなパンは引っかかりません。もしかして、日本だけの呼び名ではないでしょうか? フランス語などの出典をお持ちの方、いらっしゃいませんか。--K会話2015年1月10日 (土) 11:10 (UTC)[返信]

歴史について

[編集]

3段落目に、法規制による焼き時間の短縮がもとで誕生したとの説明が紹介されていますが、この説(以下「法規制説」)はフランス語版でも英語版でも伝説(のうちの1つ)として分類されています。法規制説の出典となっているWSJ記事を読んだところ、確かに上記のような説明が紹介されていますが、それ以上にこの説明を検証できるような資料が示されているわけでもなく、言うなれば記者の考えを単に記しただけの表現になっています。英語版の出典を見たところ、出典のさらに出典となっているところは2004年8月19日付のタイムズ紙であるようです。それによると、英語版でも他の「伝説」としているナポレオンによる考案説を否定した上で、法規制説を紹介しています。タイムズ紙を調べればさらにさかのぼれるかもしれませんが、該当記事は見つけたもののアクセスできないので法規制説についてはひとまずここで検証は打ち切りました。一方で、2021年4月9日放送のNHK番組『チコちゃんに叱られる』においてもこの話題が取り上げられ、それによると法規制説を否定した上で、英語版にもフランス語版にも記述がないまた別の説を紹介していました。かいつまむと、フランスパン専門のパン職人(ドンク[1]・山中誠史氏)によるとサンドイッチを効率よく作るためということだそうですが、この放送は一般に公開されていますので出典としてよろしいかと思います。そうすると、このサンドイッチ説と法規制説と日本語版では2つの説明があることになって、英仏版のようにわざわざ独自研究的にこれらが幾つかある伝説だと書かなくても、詳細は諸説あって決まっていないことを暗に示せるのではないかと思います。念のため、テレビ番組を出典とすることにご意見ある方はお考えお聞かせください。個人的には、NHKプラスでは放送後1週間、NHKオンデマンドでは2週間再視聴できることを考えると、アクセスが短期間に限られている点でDVDなど媒体での発売とは同視できないものの、アクセスの容易さや視聴可能な範囲の広さを考慮するとDVDには勝るので、それに準じるものとして出典として良いのではないかと考えています。議論の様子を見て1週間以内に加筆するかどうか決めようと思います。--直蔵会話2021年4月9日 (金) 14:21 (UTC)[返信]

報告 1週間経過しましたが、異論が出なかったので上記を出典として加筆しました。なお、英語版などでも出典とされている、WSJ記事を書いた記者に直接尋ねたところ、記事中で法規制説の出どころを明記していない理由は、50軒近くのパン屋を取材したところその多くが異口同音に法規制が原因だとの説明を聞いたので個別に挙げるのではなく"unattributed"なものとして書いたとの回答を寄せていただきました。また、当時の取材メモはすでに手元にないので、どこのパン屋がどう言ったとの個別の情報はもはや提供できないが、記憶としては多くのパン屋が法規制が原因だと説明していたとのことでした。サンドイッチの話はとくに出てきませんでした。もちろん、これは私と同記者との間の私信ですので、検証可能性を満たすことができず、記事中には書けませんので、こちらにて紹介しておきます。--直蔵会話2021年4月16日 (金) 15:18 (UTC)[返信]