ノート:フランケンシュタイン対地底怪獣
続編か、姉妹編か?
[編集]- 質問です。「『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』は姉妹編に当たる」、というのは東宝の公式見解でしょうか?
- 公式見解であれば、その資料を挙げて頂きたいと思います。
- 「続編と見る向きもあるが、『サンダ対ガイラ』でのサンダの成長過程が本作と異なっている」とも書かれていますが、「続編ではない」と断じる理由は、これだけでしょうか?これだけでは、「続編ではない」と断じる理由としては、弱いのではないでしょうか?
- 2作の間には、実社会でも1年が経過しており、キャストも違います(例えば、ボーエン博士役のニック・アダムスと、スチュワート博士役のラス・タンブリン)。なにより、「サンダ対ガイラ」の上映時間の中に「成長過程」を納めるため、その過程(描写)を変更した、とは考えられないでしょうか?
--ゲッターピジョン 2007年3月26日 (月) 18:52 (UTC)
- 1ヶ月以上経ちましたが、なんの反応もないので、「続編」に修正しました。御意見がありましたら、本文修正前にノートへお願いします。--ゲッターピジョン 2007年5月1日 (火) 11:34 (UTC)
- 「東宝が製作し、タイトルに『フランケンシュタイン』と入る怪獣映画だから続編である」と考えるのも乱暴な解釈のように思います。むしろ明言されていないのであれば、「続編」と断じる根拠もないのではないでしょうか? 「姉妹編」くらいに解釈しておくのが無難ではないかと思います。
- 以下に「『サンダ対ガイラ』を続編と断定できない根拠」を挙げます。
- 作中で「フランケンシュタイン」と呼ばれるモンスターの外見の相違。
- 本作のフランケンシュタインとサンダやガイラでは明らかに外見が異なりますが、『サンダ対ガイラ』冒頭でガイラに襲われた漁師は「フランケンシュタイン」と言っています。『サンダ対ガイラ』の作品世界でのフランケンシュタインはガイラのような外見をしているのかもしれません。
- フランケンシュタインを研究した施設の所在地が違う。
- 本作では広島、『サンダ対ガイラ』では京都(幼いサンダが飼育されているシーンと作中時間における現在も同じ施設)。
- 施設におけるフランケンシュタインの扱いの違い。
- 本作のフランケンシュタインはほとんど猛獣のような扱いを受けていますが、『サンダ対ガイラ』では人間の子供のような待遇で飼育されています。
- 作中で「フランケンシュタイン」と呼ばれるモンスターの外見の相違。
- なまじ共通点が多い(フランケンシュタインが富士で死んだこと、飼育した女性研究者を演じたのが水野久美であったことなど)だけに2作品の関連性はきわめて微妙なものになっていますが、続編なのかそうでないかの線引きはしておいた方がいいのかもしれません。--ぶるない 2007年8月18日 (土) 08:09 (UTC)
「姉妹編」で良いと思います。
[編集]はじめまして。中小路和雄と申します。本作と『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』が姉妹編であるという公式見解は、私の知る限り東宝からは発表されていません。が、決して続編でもないと思います。敢えて申すなら「現在の科学でいうクローン細胞の増殖による巨人」という同一の題材を扱った、バリエーション作品とでも位置付けられるでしょう。なまじ題名に「フランケンシュタイン」という冠をかぶせられている為に混乱・混同が起きている様ですが、両作品はその焦点となる「不死身の細胞」以外、全く別の世界観と時間軸で出来上がったストーリーであると解釈出来ます。それ故、長年にわたってファンの間で「姉妹編」として語り継がれ、それが一般的な認識になっているのだろうと思われます。何を隠そう、実は私も「姉妹編」と認識している一人です。 同じく東宝の『地球防衛軍』と『宇宙大戦争』にも、微妙な共通点は見られます。たとえば安達博士や白石江津子など、同姓同名のキャラクターが登場(演じる俳優は別人)したり、侵略者の円盤がほとんど同じ形(色は塗り替えられている)だったりなど。しかも『宇宙大戦争』では来るべき惑星間戦争に備えて「熱線砲」という次世代兵器がストーリー冒頭から存在し、侵略者との決戦に際しては直ちに戦時体制に切り替え、「FFE(Federation Force of Earth の略称)」というマーキングの付いた宇宙戦闘機を多数出撃させるなど、まるで過去に一度宇宙からの侵略を受けたことがあるかの様な世界観であり、同じ時間軸の延長線上で作られたストーリーと思えなくもない部分が散見されます。が、それでも、この二つの作品は現在では「続編ではなく姉妹編」と認識されています。『地球防衛軍』と『宇宙大戦争』が姉妹編と見なされるなら、『フランケンシュタイン対地底怪獣』と『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』もまた、やはり姉妹編ではないでしょうか。 --中小路和雄(会話) 2012年6月9日 (土) 18:21 (UTC)