ノート:フッ化水素
平衡定数とイオン積について
[編集]2008年1月26日の私の編集[1]と
同日の、あら金さんによるrevert[2]
について、疑問があります。
失礼ながら私は、HF水溶液ではなく、HFの自己解離であることを理解しているつもりです。
自己解離
の平衡定数は
となるはずです。この平衡定数の単位は無次元ですが、
記事中の「平衡定数」は、単位が(mol/kg)2になっていることから、むしろ
イオン積
なのではないかと考えたわけです。
自己解離
における平衡定数
は、
のように、圧倒的に大きい[AH]2が、定数として左辺に組み込まれ、水(A=OH)ではイオン積と呼ばれるものになるはずです。HF(A=F)でもそのように呼んでよいと考えたのですが、いかがでしょうか。--Neo chemistry 2009年1月27日 (火) 04:10 (UTC)
- 出典に平衡定数と書かれているものをイオン積と値が近似しているからといって書き換える合理性はないです。平衡定数とイオン積とが近似であるというのは平衡定数かイオン積において述べられるのならばともかく物質の属性として記述される特筆性はないです。イオン積は化学量論計算をするときに近似計算をするために定義されたものです。物性値を定義通りから、わざわざ計算上の方便(近似計算)に置き換える意義はないです。--あら金 2009年1月27日 (火) 04:48 (UTC)
- 私の説明不足ですみません。私が指摘しているのは値の精度ではなく、「平衡定数」と書いてある状態と、単位が(mol/L)^2になっている状態とは矛盾しているのではないか、ということです。私が思うに、「平衡定数」ならば単位は無次元で、「イオン積」ならば単位は(mol/L)^2になるはずだ、ということだったのですが、そういった矛盾はないのでしょうか?--Neo chemistry 2009年1月27日 (火) 07:43 (UTC)
- 矛盾を解消する目的があったにせよ、外部の裏付けなしで「平衡定数」→「イオン積」と変えるのは勇み足だったと感じます。私の苦手な分野で力になれないのが申し訳ないのですが、まずはその部分を加筆[3]された As6022014さんに問い合わせるのが近道でしょう。--Su-no-G 2009年1月27日 (火) 08:52 (UTC)
- そのディメンジョンの乖離定数は硫酸のこの版にも書かれているので、硫酸の出典が正しければFA コットン, G. ウィルキンソン著, 中原 勝儼訳 『コットン・ウィルキンソン無機化学』 培風館、1987年,原書:F. ALBERT COTTON and GEOFFREY WILKINSON, Cotton and Wilkinson ADVANCED INORGANIC CHEMISTRY A COMPREHENSIVE TEXT Fourth Edition, INTERSCIENCE, 1980.ですね。--あら金 2009年1月27日 (火) 09:23 (UTC)
- (追伸)『K~10-10』(FA コットン, G. ウィルキンソン著, 中原 勝儼訳 『コットン・ウィルキンソン無機化学』(原著第4版) 培風館、p.238、1987年)ですし、『K~10-10』(FA コットン, G. ウィルキンソン著, 中原 勝儼訳 『コットン・ウィルキンソン無機化学』 培風館、p.346、1972年;原著第2版)ですねぇ。つまりコットン・ウィルキンソン無機化学は無次元です。--あら金 2009年1月27日 (火) 09:41 (UTC)
- (再追伸)ふぅーむ。なるほどねぇ
- 『その平衡、、は脱水によるそれ以上の平衡があるのであるから、』(FA コットン, G. ウィルキンソン著, 中原 勝儼訳 『コットン・ウィルキンソン無機化学』(原著第4版) 培風館、p.240、1987年)で、こっちはイオン積のようです。彼は平衡定数とイオン積とを区別しないようです。--あら金 2009年1月27日 (火) 10:05 (UTC)
- 矛盾を解消する目的があったにせよ、外部の裏付けなしで「平衡定数」→「イオン積」と変えるのは勇み足だったと感じます。私の苦手な分野で力になれないのが申し訳ないのですが、まずはその部分を加筆[3]された As6022014さんに問い合わせるのが近道でしょう。--Su-no-G 2009年1月27日 (火) 08:52 (UTC)
- 私の説明不足ですみません。私が指摘しているのは値の精度ではなく、「平衡定数」と書いてある状態と、単位が(mol/L)^2になっている状態とは矛盾しているのではないか、ということです。私が思うに、「平衡定数」ならば単位は無次元で、「イオン積」ならば単位は(mol/L)^2になるはずだ、ということだったのですが、そういった矛盾はないのでしょうか?--Neo chemistry 2009年1月27日 (火) 07:43 (UTC)
混乱させてしまったようです。自己解離の出典はシャロー『溶液内の化学反応と平衡』でこれは
に対する平衡定数ではなく
というイオン積でした。それから単位も質量モル濃度mol/kgではなくモル濃度mol/dm3でした。このようなミスはどしどし指摘して頂き、また出典による検証で訂正くだされば幸いです。--As6022014 2009年1月28日 (水) 11:40 (UTC)
- 迅速かつ的確なご対応、ありがとうございます。
>矛盾を解消する目的があったにせよ、外部の裏付けなしで「平衡定数」→「イオン積」と変えるのは勇み足
といわれれば、その通りであったと反省しております。
いろいろと気にするタチだけに、慎重な議論の手続きを踏むという原則を、今後は一層強く意識して編集に臨もうと考えています。--Neo chemistry 2009年2月12日 (木) 10:23 (UTC)
「必要保護具と管理濃度」項の記事について
[編集]この部分は、防護服.COMの該当部分をコピー・アンド・ペーストしたもので、該当ページの著作権を侵害している可能性があったため、コメントアウトさせていただきました。--あいおいれんご(会話) 2012年10月10日 (水) 05:23 (UTC)