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ノート:フジツボ

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現在の枠組みに対して

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現在のところ、フジツボ目(蔓脚目)全体をフジツボとして扱っていますが、エボシガイやカメノテもフジツボ呼ばわりするのはちょっと無理がありますし、現在のほとんどの記述がフジツボ上科に限定された記述と言っていいものです。フジツボ目、あるいは蔓脚目はあくまで別項目として立稿し、定義などをフジツボ上科に限定したものに書き換えるべきと考えますが、いかがでしょうか。--ウミユスリカ 2005年7月15日 (金) 21:26 (UTC)[返信]

ご指摘ごもっともです。一般的な呼称と生物学的な分類との折り合いをどうつけるか、いつも悩むところです。個人的な好みではありますが、なるべく大項目主義で行きたいと常々思っています。
フジツボ目のなかで、ハナカゴ上科、ブラキレパドモルファ上科はいわゆる「フジツボ」として扱ってかまわないのではないかと思っています。問題なのはエボシガイ上科ですが、定義部に、こんな記述を入れるのはいかがでしょうか。「ただし、フジツボ目のなかでも、固着部と殻の間に筋肉の柄をもつカメノテなどエボシガイ上科は、一般にフジツボとは呼ばない」Azu 2005年7月15日 (金) 23:10 (UTC)[返信]
東京化学同人の生物学辞典の「フジツボ」の項では、「(前略)完胸上目無柄目フジツボ亜目Balanomorphaをさす」となっています。この定義(フジツボ=フジツボ亜目)を採用するのはどうでしょうか?異論もあるとは思いますが、はっきりした定義があるほうが記事が発展させやすいですし、現状の記事も実質この定義で書かれています。もちろん、より広義にハナカゴその他やエボシガイ類もフジツボと呼びうるのは事実で、そのことを書く必要はありますが。--Trca 2011年4月9日 (土) 07:20 (UTC)[返信]
倉谷『フジツボ 魅惑の足まねき』で完胸上目(倉谷は超目としている)全体を「いわゆるフジツボ」としているのと見つけました。現在のjawpにはこのあたりの分類群記事がほとんどないことも考えると、この広い定義を採用したうえで記事を発展させ、将来的に大きくなってから分割を考慮すべきかもしれません。どちらの定義がよいか、ご意見を待ちます。個人的には、こちらの定義のほうが書きやすい気がしています。--Trca 2011年4月9日 (土) 07:57 (UTC)[返信]
名前というのは、自然に発生するもので、分類学とは必ずしも一致しません。フジツボはフジツボな訳で、エボシガイやハナカゴはフジツボではなかったはず。それが、分類体系がとりまとめられるうちに、同類であることが確定して、そこからフジツボの幅は?と言う話が出てくる訳ですね。そうであれば、正解があるとは限らない。そういう意味で、範囲を確定するより、典型的にはこれ、しかし範囲を広げるとこれもあり得る、と言う説明もありなのでは、と思います。--Ks 2011年4月9日 (土) 15:23 (UTC)[返信]
正解を求めているわけではなくて、ただ記事執筆の指針として、何かの定義が要ると思うのです。ウィキペディアは百科事典であり、辞書ではありません。この記事はフジツボの名前を解説しているのではなくて、ある生物群を解説するもののはずです。辞書に載っているフジツボという単語の解説であれば、「典型的にはこれ、しかし範囲を広げるとこれもあり得る」でもよいでしょう。しかしここは百科事典なので、フジツボという生物の特徴を書くべきです。そのうえで、「典型的にはこれ、しかし範囲を広げるとこれもあり得る」ものの特徴を解説するのは困難です。「典型的にはこれ、しかし範囲を広げるとこれもあり得るけれども、それはそれとしてここではこの範囲について解説する」としないと、語義の解説はできても特徴の解説を深めることはできません。
それに、他の記事との分担関係にも問題が出ます。たとえばこの記事がフジツボ亜目を扱うならば、フジツボ亜目はリダイレクト、完胸上目は独立項にすべきです。現状では、このあたりの方針が立てられません。周辺の記事群を整備するうえで、扱う範囲のはっきりしない記事は障害ですらあります。--Trca 2011年4月11日 (月) 10:03 (UTC)[返信]