ノート:フォード・チャレンジャーV8
「フォード・チャレンジャー∨8」→「フォード・スモールブロック∨8」への改名提案
[編集]チャレンジャー∨8という呼称は289エンジンのプロモーション資料に数度使用(1960年代)されただけで、実際はフォード・スモールブロックと呼ばれています(英語WIKIでもFord small block Engineです)。 他のスモールブロックと区別する場合は、ウインザーシリーズという表現が英語圏では一般的になりました。 通称ウインザーと呼ばれていた351Wだけでなく、このエンジンシリーズ全体まで広がっています。 また、チャレンジャーという言葉からはダッジ・チャレンジャーを連想させる為、ほぼ(全く?)使われておらず、あえて混乱の元になる名称をここで採用する意味はないと思います。 ご検討いただけませんか。--Reforma(会話) 2024年7月10日 (水) 06:47 (UTC)
- 英数字は半角を使用するため「フォード・スモールブロックV8」への改名に賛成します。--秋山夕子(会話) 2024年7月12日 (金) 05:27 (UTC)
Reformaさん、ご意見ありがとうございます。平日多忙によりお返事遅くなりましたことお詫び申し上げます。
結論から申し上げると、改名は考えておりません。当方も記事名をつける際に、十分検討し信念をもって命名しております。
記事にも明記しておりますが、チャレンジャーV8の名称は実用化から3月後の1962年2月に260が追加されたときに採用され、1968型式年度の302まで全年度のフォード販売カタログやパフォーマンスカタログほか公式出版物に表記されています。これ以降はフォードがエンジン名称を謳わないようになったため、1969型式年度のサンダージェットV8が名称を名乗る最後のエンジンとなります。
「スモールブロック」はフォードが公式に表記したことはなく、フォードと無関係の市井人がGMのエンジン階級呼称を恣意的に流用したにすぎません。Reformaさんのご認識である「実際はフォード・スモールブロックと呼ばれています」は、失礼ながら印象の域を出ません。書籍タイトル数や記事中の頻度、検索ヒット数などの数字は出せますが、その数字を他のいかなる数字と比較するのか、全体の何パーセントを占めれば一般的と言えるのか、など、現実的には判断できません。そのような恣意的な名称を安易に使うべきではないというのが私の考えです。むしろ英語版Wikiの記事名こそ再考すべきと存じます。
「チャレンジャーという言葉からはダッジ・チャレンジャーを連想させる」についても印象でしかないと考えます。エビデンスがあればお示しください。また、エンジンを主題とした会話や文章とわかっていれば、人はそう簡単に混乱もしません。
以上、ご理解いただければ幸いです。--COPPINO(会話) 2024年7月13日 (土) 01:42 (UTC)
- COPPINOさん、ご丁寧な回答ありがとうございます。
- このエンジンシリーズに関しての記事は非常に良く書かれていて、読み応えのある素晴らしいものですね。
- もちろん、COPPINOさんによる貢献が多大であるということも理解しており、このレベルの記事をまとめ上げていただき感謝しております。
- ただ、ご説明をうかがった上でやはりシリーズ全体をチャレンジャーと呼ぶことへの違和感は拭えません。1967年のマスタングのパンフレットを見てきましたが、チャレンジャーV8、チャレンジャースペシャルV8に加え、270馬力のコブラV8も明記されています。この3つだけを例にあげてもチャレンジャーV8を名乗っているのは1つだけであり、コブラV8と個別名称があるエンジンをチャレンジャーV8シリーズの中のコブラV8だ、と呼ぶのも無理があるかと思います。
- COPPINOさんご自身が示されていることで、「フォードがエンジン名称を謳わないようになったため」ということなら、それまでのエンジン名よりもその後に一般的に使用される様になった名称、例えばスモールブロックV8が英語記事でタイトルになることも自然なことではないでしょうか。19〇〇年まではチャレンジャーV8と呼ばれていた、という表記ではいけませんか。
- >>書籍タイトル数や記事中の頻度、検索ヒット数などの数字は出せますが、その数字を他のいかなる数字と比較するのか
- これは少なくとも出来ることはありますね。フォード・スモールブロックV8とフォード・チャレンジャーV8の単純比較からのスタートではどうでしょう。--Reforma(会話) 2024年7月13日 (土) 16:50 (UTC)
- 拙稿をお褒めいただきありがとうございます。我が国において米国車は、不経済や無駄の例えにされるなどネガティブにとらえれらがちですが、大企業3社が同条件下で顧客獲得にしのぎを削る市場は他国にない過酷な戦場であり、そこから生まれるエンジンは莫大な資金力に裏付けされた研究費に基づき、非常に高効率なものでした。これらを知れば知るほど、誤ったバイアスを正し、真実を伝えねばならないという思いに駆られ、許す限りの時間に執筆しております。
- フォードのエンジン型式名はまず象徴的名詞とシリンダー配列で構成されるシリーズ共通名称があり、この場合はチャレンジャーV8です。同時期に異なる排気量が併存する場合は立方インチ排気量数が二者の間に記されます。例、チャレンジャー221V8と同260V8。これらは基本型であり、多くはレギュラーガソリン対応で2バレルキャブレターを備えています (大排気量になれば4バレルもあり得ます)。これを4バレルキャブレターに替え、プレミアムガソリン指定で圧縮比を上げた高性能版がスペシャルで、排気量由来型式とシリンダー配列由来名の間に入ります。例、チャレンジャー289スペシャルV8。スペシャル以外にもブロックやヘッドの鋳造自体異なる競技用のハイパフォーマンス、高負荷運転となるトラック用のヘヴィデューティ (ベアリングがケルメットだったり排気バルブステムがナトリウム封入だったりします) があります。これは日本製エンジンの名称構成と似ています。ハイパフォーマンスは1960年代半ばの一時期にコブラ名に特別に言い換えられていました。サンダーバード427ハイパフォーマンスV8も同時期コブラ427V8と言い換えられていました。289HPと427HPはどちらもACコブラのエンジンであったので、販促上のイメージ戦略と思われますが、それを以てチャレンジャーV8のシリーズ総称が揺らぐとは思いません。一時期の特例です。
- 何らかの数量比較をご提案されていますが、根本的な点として、出典を示しようがない恣意的な俗称と公式名称は比較する意味がありません。マジョリティ、マイノリティという問題ではないのです。
- 1969型式年度以降、チャレンジャーV8の名称はカタログ上に用いられなくなりますが (フォードエンジン全体では1970型式年度以降)、その理由はわかりません。カタログ紙面の有効活用の観点から、長くなる名詞を省いただけなのかもしれません。実際、1962-1968の年度内でも罫線で囲われた枠内に収めるために"Challenger"を省いているケースはあります。カタログを見る側がわかっているのなら省いてもいいだろう、という感じで、日本のカタログ表記とはずいぶん違います。
- 本文中には「スモールブロック」に関して表記しておりますので、それを以てご納得されることを願います。--COPPINO(会話) 2024年7月15日 (月) 02:06 (UTC)
- 終了 Wikipedia:改名提案#議論終了の条件の「合意の形成に至らない状態で、議論停止から1か月経過した場合」に該当するため終了とします。--ねこざめ(会話) 2024年10月12日 (土) 17:17 (UTC)