ノート:フィン・マックール
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物語群の順番について
[編集]物語群の順番について触れている文献はあるのでしょうか?またあるとするとそれは物語群の中の時代の順番なのか、それとも物語群が成立した時代の順番なのか、どちらなのでしょうか?--雲霞(会話) 2015年11月29日 (日) 15:54 (UTC)
- 初めまして。まずは物語の順番ですが、少々乱暴ですが簡便のために申し上げますと、成立年代についてはフィン物語群の項目のwikipedia英語ページをご覧になるとKuno Meyerによる成立年代の推定を見つけることができると思います。彼の著作であるFianaigechtはインターネットアーカイブで探すと全文の画像データがありますので気になるのであればそちらで確かめてもよろしいかと存じます。次に物語群の中の時代の順番については全体的な時系列を取り扱った文献は思いかびません。お力になれず申し訳ありません。ですが時系列は物語を読めば状況でおおよその時代はわかるかと思います。例えば物語中でフィン・マックールが仕えたハイ・キングが百戦のコンという描写があればコンの孫のコルマクの時代よりも昔の話ということです。--だどりー(会話) 2016年7月1日 (金) 06:47 (UTC)
- @雲霞さん・@だどりーさん。クノ・マイアー"による成立年代の推定"というのは、Meyer (1910) Fianaigectht, Todd Lecture Series XVI, pp. xviii–xxxi のことですね。
- エピソードの時系列ですが、Aillen (アイレン)を殺したのは10歳のとき(この項によって団長に就任)。
- これは『古老たちの語らい』の1エピソードなので、フィン物語群ではなく、こちらに記述すべきかと思います。--Kiyoweap(会話) 2020年3月6日 (金) 11:13 (UTC)
- @Kiyoweapさん。物語の時系列で、年齢が明記されているものですと下記のような感じです。
- 母が隠れ家に会いに来たのが6歳の終わり(フィンの子供時代の業績)、タルティウの祭でフィンという名を得たのが9歳(フィン歌集)、南の勇士となったのが9歳(マグ・レーアナの戦い)、Aillenを殺しフィアナの長となるのが10歳(古老たちの語らい)。
- 概ね、フィンが9歳で旅立ったというのは一致するところのようです。--だどりー(会話) 2020年3月19日 (木) 16:45 (UTC)
- @だどりーさん宛おお、随分とお詳しいですね。勉強になります。
- こちらは、いつぞろまた着手するかわかりませんので、もしお気が向きましたら、加筆してやっておいてください。
系譜について
[編集]系譜の節を作りましたが現在の所内容はほぼMacKillopのA Dictionary of Celtic Mythology一冊に依拠しているので、異論のある方もあろうかと思います。言うまでもないことですが異論は大いに歓迎しています。--雲霞(会話) 2016年2月9日 (火) 16:45 (UTC)
- さしあたって加筆事項としてフィンの両親について、文献上は親とされる人物は全て挙げてます(多分)。初期の文献にみられるUmallはCumallの一種のヴァリアントと考えて排除してますが、追記してもいいかもしれません。またCumallは女奴隷の意味ではないかなどという考えは、方向性がまとまらなくなるので記してないです・・・系譜そのものについては詳細に述べると枚挙にいとまがないので、代表的な祖先を挙げるにとどめています。--だどりー(会話) 2020年5月8日 (金) 13:32 (UTC)