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町名の語源について

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 日本語版の現在版(2020年9月27日 05:53 (UTC) 版)では和泉 (1997: 112) を出典として『モン語で「Bhé-sim (鷹の寺)」』と記されています。sim と読める語は Haswell (1874: 122)သီ〈僧侶の聖別が行われる建物; 僧侶が告白を行う水上の建物〉というものがあります。しかし、これが本当に語源であるとすると新たに疑問が生じてきます。モン語は日本語やビルマ語とは異なり、名詞で他の名詞を修飾する場合修飾される名詞が先に来る言語で、日本語やビルマ語で「A(の)B」という場合、モン語では「BA」という並べ方で表現します。つまり Bhé-sim で〈鷹の寺〉になるならば bhé が〈寺〉、sim が〈鷹〉でなければならず、この語源説明にははっきり申し上げて疑わしいです。しかも英語版(2020年6月27日 02:50 (UTC) 版)には Shorto の辞書(1962年の Dictionary of Modern Spoken Mon。モン語研究においては割と由緒ある文献である模様です。NCID BA06287285)を出典として「古モン語の ဖာသီ [pha sɛm]」由来で ဖာ pha は〈大きい、広い〉、သီ sī/sɛm は〈川、海〉というように全く異なることが記されています。--Eryk Kij会話2020年10月3日 (土) 06:37 (UTC)[返信]