コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ノート:パウダルコ

ページのコンテンツが他言語でサポートされていません。

改名提案

[編集]

この植物を日本語では、英名(現地名)からとったイペーと呼ばれることが多いので、そちらに改名提案します。 イペーとして紹介している文献は下記の通りです。

  • 坂崎信之著(1998年)『日本で育つ熱帯花木植栽事典』
  • 海洋博覧会記念公園管理財団編(1997年)『沖縄の都市緑化図鑑』

なお、「パウダルコ」はサプリメントの方で有名になったようですね。--会話2015年5月6日 (水) 03:30 (UTC)[返信]

言語間リンクを張った者です。イペと統合してもいいかもしれませんね。--リトルスター会話2015年5月6日 (水) 06:43 (UTC)[返信]
返信 あら、そんな記事があったんですね。学名を見たら Tabebuia 属(タベブイア属)について書きたいのかな?あちらにも声をかけてみますね。教えて頂いてありがとうございます。-会話2015年5月6日 (水) 07:03 (UTC)[返信]

(インデント戻し、再提案)イペを読ませていただくとともに、この種を含むIpêと呼ばれる植物について、文献・資料の再確認と、資料の追加を行いました。沖縄では、紫色花の本種を指し、イペー(イッペー、イッペイ)と呼ぶことが多いですが、現地では、Ipêは総称で、紫色花と黄色花でそれぞれ使い分けております。

そのため改名先にしているイペーや既存のイペ等を、総称としてのIpêを説明する記事とし、本記事は、紫色花の種であることを明確にするために「モモイロイペー」や「モモイロイッペー」などへ改名、あるいはパウダルコのまま、が選択肢となると思います。

総称とするIpêの日本語読みとしては、私が挙げた1990年代の紙の文献が「イペ」と伸ばしているのに対し、web上での資料(国立健康・栄養研究所、沖縄県)では「イペ」と伸ばしておりません。このことから、既存のイペを活用することが相応しいかと考えております。--会話2015年5月7日 (木) 02:55 (UTC)[返信]

実はラパチョというページもあったりします。この項を最初に英語版(en:Lapachoから翻訳したのですが、ラパチョの原料となるイペの項が無いの事に気がついてイペを立項しました。その後パウダルコの項があることに気がつき、さらに現在どうもラパチョというのもパウダルコと同じもののような気がしつつあります。最初は加工後の茶の状態になったものをラパチョと呼んでいるのかと思ったのですが・・・。--メルビル会話2015年5月7日 (木) 07:08 (UTC)[返信]
イペラパチョは、チャノキに対すると同じ関係と考えていいのではないでしょうか?en:Lapachoもそのように書かれていると思います。--会話2015年5月7日 (木) 08:24 (UTC)[返信]

あらら、またややこしいものを立項してくれて...とりあえず改名議論あるいは日本語表記を決める前に、いろいろとはっきりさせておかなければならないことがあります。それは、これらの名前(Common nameあるいはlocal nameあるいはそれらのカタカナ表記)と学名の対応関係です。

「パウダルコ」「イペ」「ラパチョ」などの名前は、単一種の樹木を指しているのか、あるいは同じような目的に使う複数種の樹木の総称なのか、はたまた樹木から作られる「製品」の名前なのか、という点が一つ。次に、単一種または複数種の樹木を指す名前だとしたら、それはどの樹木(学名)のことなのか、という点が二つめです。これらの点についてはっきりした時点で、どの項目では何について解説するか、もしくはどれかの項目名を改名するなり統合するなりするか、という点を議論すべきでしょう。 とりあえず以下の文献で「パウダルコ」「イペ」「ラパチョ」" T. impetignosa","T. avellanedae"などの項目を調べてみました。タベブイア属もしくはTabebuiaの項目名の下にいくつかの種名がある場合には、他の種は無視してimpetignosaavellanedaeのみチェックしました。

  • 『熱帯植物要覧』 1986, p. 462: 項目名「イペーロッショ」、学名は" T. avellanedae (T.ipe )"、解説文には「強度・耐久性大、構造用、木工品」などとある。
  • 『園芸植物大事典』 3, 1989, p. 169-170: タベブイア(属)の項目あり。種名はT. impetignosa(インペティギノサ)のみ。用途として属の解説に「材質が硬く用材になる」とある。
  • 『世界有用植物事典』 1989, p. 1023:項目名としては"Tabebuia"のみ(カタカナ表記は無し)。種小名はなし。「有用材を生産する種がある。特にグアヤカンまたはラパチョなどの名で知られる数種は...(中略)...港湾用材、建築土台...(略)...などに用いられる。」との記述あり。
  • 『世界木材図鑑』 2006, p. 172: 「イペ」の項目あり。学名はTabebuia spp. 「一般的にはイペとして知られているが、lapacho、アイアンウッド、グリーンハートなど多くの別名を持つ。イペと呼ばれる木材を産する樹種として、T. heptaphylla,T. chrysanthak, T. serrantifolia, T. guayacan, T.ipeが含まれる。」とある。
  • 『朝日百科植物の世界』 2, 1997, p. 143: タベブイア属は数種取り上げられているが、本記事に関するものとしてはT. impetignosa(タベブイア・イムペティギノサ)のみ。
  • 『世界薬用植物百科事典』 2000, p. 138:項目タイトルに、「Tabebuia spp. LAPACHO(ラパーチョ,スペイン語)/PAU D'ARCO(パウ ダルコ,ポルトガル語)/ラパッチョ(日本語)」とあり、解説には「多くのタベブイア属(ゴールドツリー)の植物が生薬として使われている。タベブイア・アヴェラネダエ(T. avellanedae)はもっとも治療効果のある種だとされており、タベブイア・インペティゲノーサ(T. impetiginosa)はもっとも一般的に用いられている種である。」とある。
  • 『琉球列島有用樹木誌』 1982, p. 173 : 項目名「Tabebuia avellandae Lorenz, イッペイ」。備考として「イッペイは種類が多く、紫紅色花のものには本種の変種var. paulensis Toledo やT. impetiginosa Toledo がある」とある。

    • 熱帯植物研究会『熱帯植物要覧』養賢堂、1986年。ISBN 4-924395-03-X 
    • 『園芸植物大事典』 3巻、塚本 洋太郎(総監修)、小学館、1989年。ISBN 4093051038 
    • 堀田 満、緒方 健、新田 あや、星川 清親、柳 宗民、山崎 耕宇 編『世界有用植物事典』平凡社、1989年。ISBN 4-582-11505-5 
    • エイダン・ウォーカー 編、乙須敏紀 訳『世界木材図鑑』産調出版、2006年。ISBN 9784882824701 
    • 朝日新聞社 (1997). 朝日百科植物の世界. 2. 朝日新聞社. ISBN 978-4023800106 
    • アンドリュー シェヴァリエ『世界薬用植物百科事典』難波 恒雄 (監訳)、誠文堂新光社、2000年。ISBN 4416400012 
    • 天野 鉄夫 (1982), 琉球列島 有用樹木誌, 琉球列島有用樹木誌刊行会 

本当はもっと多くの、新しい資料を調べたいのですが、自宅の資料にはタベブイア属自体載っているものがほとんどなく、行きつけの図書館もショボくてこの程度しか調べられませんでした。最新の、特に園芸系や薬草系の資料を調べればもう少し豊富な情報が集められるかもしれません。--Loasa会話) 2015年5月9日 (土) 16:44 (UTC)--『琉球列島有用樹木誌』のデータを追記。--Loasa会話2015年5月10日 (日) 08:37 (UTC)[返信]

コメントありがとうございます。短期間でこんなに文献を調べていただき、感謝しております。
Losaさまの問いかけは、私の混乱していた頭をスッキリしていただきました。この記事について考えると、以下のとおりと考えます。
初版で「パウダルコはビグノニセア科(和名ノウゼンカズラ科)タベブイア属の樹木である。種[アベラネダ、ヘプタフィリア、イムペティギノサ]」と定義しています。これは、独立行政法人国立健康・栄養研究所『「健康食品」の素材情報データベース』を参考にした可能性があり、たぶんにサプリの材料の説明をしたかったのでしょう。実際のパウダルコが何かは気にせずに立項したと推察します。それが功を奏してか、この3種を学名に当てはめると以下のとおり。
  1. Tabebuia avellanedae Lorentz ex Griseb.
  2. Tabebuia heptaphylla (Vell.) Toledo
  3. Tabebuia impetiginosa (Mart. ex DC.) Standl.
そしてこれらは全てHandroanthus impetiginosusのシノニムです。
Handroanthus属には最近移されたようで、僕もTabebuia属でしか調べることができませんでした。
一番情報が充実していたのは:坂崎信之著『トロピカル・ガーデニング・マニュアル 日本で育つ熱帯花木植栽事典』アボック社、1998年5月10日 ISBN 4-900358-44-4
987-988ページ「Tabebuia (タブベイア)」では、10種のタブベイア属植物を紹介しており、このシノニムのうち2と3が該当。2はIpe-roxoと、3はIpe-rosa、Ipe-roxoあるいは単にIpeと呼ばれ、具体的な和名として、イペー、モモイロイペーを紹介しています。
さらに、Losaさまの調査結果によりシノニム1もイペーロッショとされております。これで自身が持てました。
私は、Handroanthus impetiginosusの適切な和名は何か?という答えを導きだすことで、この記事の名称は決定づけられるのだと考えます。
Losaさまの問いかけの回答としては、この記事については、学名から出発して考える方が容易く、Handroanthus impetiginosusのlocal name / Common nameの対応は何かとを整理することであり、それは現地語ではIpe-roxoやIpe-rosaであり、和名では「イペー」や「モモイロイペー」である、ということです。
ついでにいうと、沖縄ではブラジル移民の方々が、3のTabebuia impetiginosaとして、持ち帰ってくれました。私にとってはだいぶ身近な植物です。
木材や薬効としての利用はないものの、あちらこちらで植栽されており、ちょうど花の見頃も終わりました。
単に「イペー」、「イッペー」と、または、特に黄色花と区別する場合には「モモイロイペー」と呼んでいます。揺らぎで「イッペイ」と呼ぶ地域もあるみたいです(今回の加筆で知りました。)
一方で、確かに悩ましいのは、イペラパチョ、そして、この記事(Handroanthus impetiginosus)の改名後の「パウダルコ」の扱いです。
パウダルコはHandroanthus impetiginosusと同じものを指すのではなく、より広い概念だと確信しています。だからこそ、この記事の改名を提案しました。
イペの存在を知るまでは、パウダルコをどうするかだけ考えればいいやと思っていましたが…。その上ラパチョまで…。ますます頭を抱えていたところ、Losaさまのご参加は大変助かっております。
そこでですが、私は、上記のとおりこの記事の対象ははっきりしたと認識しています。
  1. パウダルコの改名=Handroanthus impetiginosusの適切な和名の検討
  2. イペ、ラパチョ、改名後のパウダルコの整理。
の2つに分け、問題を1つづつ潰していく方が良い気がします。いかがでしょうか。--会話2015年5月9日 (土) 18:36 (UTC)[返信]
貘さま、コメントありがとうございます。問題を二つにわけるという点では同意しますが、その前にまず大前提として、本項目の主題はHandroanthus impetiginosusという単一種植物である、という点については合意が取れている、と考えてよろしいでしょうか。私はその前提で異論ありませんが、貘さまもそういう前提ということでよろしいでしょうか。
私はもっと多くの資料にあたりたいのですが(特に「パウダルコ」については情報不足)、とりあえず現在の調査結果から、以下のような事を考えました。(ただし、本記事のタイトルに関することと、「イペ」「ラパチョ」の整理に関することが一緒くたになってます)
  • 「イペ」(または「イペー」「イッペイ」)は、属レベルでも種レベルでも生物学的な分類に対応できないと思われます。少なくともタベブイア属全体の総称とは言いがたいが、ただ一種の樹木を指すとも確信できません。特に、園芸的には花の色が違う(別々の)種を「イペ」と呼ぶこともあるようなので、「イペ」(または「イペー」)の記事を立てるなら生物分類表なしで、園芸あるいは木工業の観点からの区分として書かれるべきと思います。
沖縄では昔からなじみなのでしょうが、本州に導入されたのはたぶんごく最近のことだと思われるので、最新の(少なくとも2000年以降に刊行された)園芸書を参照する必要があると思います。私事ですが、最近、川崎の某SCの植栽で、「イペー」なる名札のついた樹を初めて見て「こりゃ何だ?」と検索して初めてこの名前(と樹木のこと)を知った次第です。「イペー」で検索する限り、明らかにHandroanthus impetiginosusとは別種である黄花のTabebuia chrysotrichaの方が多く出てくるので、園芸的にはT. chrysotrichaを「イペー」と称することが普通になってしまう(すでになっている?)かもしれません。
いずれにせよ、本項目の改名先として「イペ」「イペー」は不適当と考えます。
  • 「ラパチョ」は単一種か複数の種かは明瞭でないが、とにかく樹木の名前であり、かつその樹木から作られる飲料(あるいは木材)の呼び名でもあると考えられます。日本語でも、文脈上明らかなら特に区別せず樹木も飲物も「茶」と呼ぶのと同じように、現地でも特に区別する必要がなければ樹木も飲物も"Lapacho"と呼ぶと思われます。
ただし、日本語としての「ラパチョ」は、少なくとも現在の調査結果を見る限りでは、飲料と木材に対しては使われるようですが、植物自体の名前(園芸植物名としての使用例も含めて)としては、明確な使用例が見当たらないようです。そこで項目「ラパチョ」については、解説文の中でHandroanthus impetiginosusかあるいはその近縁種の総称としての使用例に触れた上で、日本語記事としては飲料と木材を主題とする記事とするか、あるいは本項目に統合してしまうということが考えられます。
  • 「パウダルコ」については、少なくともT.heptaphylla,T. avellanedae,T. impetiginosaが含まれている(つまりHandroanthus impetiginosusが含まれている)ことはほぼ確実と言えるでしょう。私としてはそういう意味でやはり「パウダルコ」が本記事のタイトルに一番よいのではないか、と思ったのですが、ただし、それ以外のものすなわちHandroanthus impetiginosusのシノニムではないもの、が含まれているか否かが明瞭でないのが困ったところです。
  • 現在までの調査結果を鑑みる限りでは、私の調査でも貘さまの調査でもT. avellanedae, T. heptaphylla, T. impetiginosa,の三つのシノニムとの対応がはっきりしている"Ipe-roxo"[1]を英語名もしくはlocal nameの代表元とし、その日本語表記として、『熱帯植物要覧』を準拠として「イペーロッシヨ」[2]を本記事のタイトルとして採用する、というのが一番確実かな、と思います。
  1. ^ 書き落としましたが『熱帯植物要覧』の「イペーロッシヨ」にもブラジルでの呼び名として"Ipe-roxo,Ipe-rosa" がありました
  2. ^ これも書き間違いましたが、拗音の「ョ」ではなく普通の「ヨ」でした
--Loasa会話2015年5月10日 (日) 06:59 (UTC)[返信]

再度の調査とコメントありがとうございます。勝手ながら、議論にあたって、節を分けてみました。じゃまになるようでしたら、差し戻しをお願いします。また、お返事に時間がかかり申し訳ありません。--会話2015年5月10日 (日) 10:07 (UTC)[返信]

改名提案を取り下げます。理由は記事名を検討する上で、まだ調査が不十分であるということです。--会話2015年5月23日 (土) 03:35 (UTC)[返信]

調査結果のまとめ(旧・Tabebuia属を中心に)

[編集]

坂崎(1998)『日本で育つ熱帯花木植栽事典』[1]を中心にTabebuia 属をまとめます。坂崎(1998)は10種のTabebuia 属をイペーと総称して紹介し、『イペーはブラジルの国花。イペーは日本の桜のようなもので、多くの種類があり、花色も赤、白、黄、桃とある。』と説明しています。シノニムはThe Plant Listが根拠です。坂崎(1998)から抽出したのは和名、現地名と花色です。記事名に関係する現地名は太字で強調しています。Loasaさんの情報も孫引きしました。--会話2015年5月10日 (日) 10:07 (UTC)[返信]

Handroanthus impetiginosus 及びそのシノニム群
  1. T. impetiginosa - Handroanthus impetiginosus のシノニム。
    • 『日本で育つ熱帯花木植栽事典』イペー、モモイロイペー。(黄色花と)区別してIpe-roxoIpe-rozo(イペー・ロッショ)Ipe-rosa(イペー・ローザ)、あるいは単にイペーと呼ぶ。ブラジルの国花。微紅~濃紅紫色まで変化が大きい。
    • 『園芸植物大事典』 - 材質が硬く用材になる
    • 国立健康・栄養研究所 - パウ・ダルコ(俗名:アクアインカー、イペ)、タヒボ [英]Pau d'arco、Ipe-roxo。紫紅色の花。
    • 『朝日百科植物の世界』 - 解説あり。
    • 『世界薬用植物百科事典』- 「Tabebuia spp. LAPACHO(ラパーチョ,スペイン語)/PAU D'ARCO(パウ ダルコ,ポルトガル語)/ラパッチョ(日本語)」
    • おきなわ緑と花のひろば(Web)』- イッペイ。別名;イッペー、モモイロイッペー。コメント『和名はブラジルで呼ばれているイペ(Ipe)からきており、赤紫系をイペ・ロッショ(Ipe-roxa),イペ・ローザ(Ipe-rosa)と呼ぶ。黄色の花が咲くコガネノウゼンもイッペイと言うことがあるが、これは現地で総称として呼んでいる言葉で、イペ・アマー(Ipe-amarelo)が正しいとのこと。』
    • 『日本で見られる熱帯の花ハンドブック』 - タベブイア・インペティギノサ
  2. T. avellanedae - H. impetiginosus のシノニム。
    • 『熱帯植物要覧』 - 項目名「イペーロッショ」
    • 国立健康・栄養研究所 - パウ・ダルコ(俗名:アクアインカー、イペ)、タヒボ [英]Pau d'arco、Ipe-roxo。紫紅色の花。
    • 『世界薬用植物百科事典』- 「Tabebuia spp. LAPACHO(ラパーチョ,スペイン語)/PAU D'ARCO(パウ ダルコ,ポルトガル語)/ラパッチョ(日本語)」
    • 『琉球列島有用樹木誌』- イッペイ。紫紅色花。
    • 『沖縄の都市緑化植物図鑑』[2] - イペー。英語Ipê。ブラジルの国花。ピンク。
  3. T. heptaphylla - H. impetiginosus のシノニム。
    • 国立健康・栄養研究所 - パウ・ダルコ(俗名:アクアインカー、イペ)、タヒボ [英]Pau d'arco、Ipe-roxo。紫紅色の花。
    • 『世界木材図鑑』 - 項目 「イペ」学名はTabebuia spp. アイアンウッド、グリーンハートなどと呼ばれる。
その他のTabebuia 属でHandroanthus 属に移されたもの。
  1. T. chrysantha - H. chrysanthusのシノニム。
    • 『日本で育つ熱帯花木植栽事典』- キバナノノウゼン。黄色花。
    • 『世界木材図鑑』 - 項目 「イペ」学名はTabebuia spp. アイアンウッド、グリーンハートなどと呼ばれる。
  2. T. chrysotricha - H. chrysotrichus のシノニム。
    • 『日本で育つ熱帯花木植栽事典』- キバナイペー、コガネノウゼン。ブラジルではIpe-amarelo(イペー・アマレーロ)。鮮黄色。
    • おきなわ緑と花のひろば(Web)』- コガネノウゼン。別名;キバナイッペー。コメント『英名のGolden Trumpet Tree』
    • 『朝日百科植物の世界』 - 解説あり。
    • 『沖縄の都市緑化植物図鑑』 - コガネノノウゼン。沖縄方言イッペー。新黄色。
    • 『日本で見られる熱帯の花ハンドブック』 - タベブイア・クリソトリカ
  3. T. serratifolia - H. serratifoliusのシノニム。
    • 『日本で育つ熱帯花木植栽事典』- ブラジルではPau-darco-amarelo(パウ・ダルコ・アマレーロ)。鮮黄色。
    • 『世界木材図鑑』 - 項目 「イペ」学名はTabebuia spp. アイアンウッド、グリーンハートなどと呼ばれる。
    • 『ハワイアン・ガーデン―楽園ハワイの植物図鑑』[3] - イエロー・ポイ(yellow Poui)。西インド諸島、南アメリカ原産。
  1. T. umbellata - H. umbellatusのシノニム。
    • 『日本で育つ熱帯花木植栽事典』- ブラジルではIpe-amarelo(イペー・アマレーロ)。鮮黄色。
  2. T. guayacan - H. guayacanのシノニム。
    • 『世界木材図鑑』 - 項目 「イペ」学名はTabebuia spp. アイアンウッド、グリーンハートなどと呼ばれる。
  3. T. ipe- T. heptaphyllusのシノニム。
    • 『世界木材図鑑』 - 項目 「イペ」学名はTabebuia spp. アイアンウッド、グリーンハートなどと呼ばれる。
その他のTabebuia
  1. T. argentea - T. aureaのシノニム。
    • 『日本で育つ熱帯花木植栽事典』- ギンヨウノウゼン。花は硫黄色。
    • 『朝日百科植物の世界』 - 解説あり。
  2. T. heterophylla
    • 『日本で育つ熱帯花木植栽事典』- ブラジルではIpe-roxoIpe-rozo(イペー・ロッショ)。白~淡紅色。
  3. T. riparia - T. heterophyllaのシノニム。
    • 『日本で育つ熱帯花木植栽事典』- 白色。
  4. T. pallida
    • 『日本で育つ熱帯花木植栽事典』- 淡紫色で筒部は黄色。
    • 『沖縄の都市緑化植物図鑑』 - モモイロノウゼン。桃色。
  5. T. rosea
    • 『日本で育つ熱帯花木植栽事典』- キダチベニノウゼン、ピンクテコマ、ピンクプイ。花色はピンク。白、紫もある。
    • 『朝日百科植物の世界』 - 解説あり。
    • 『沖縄の都市緑化植物図鑑』 - ピンクテコマ、キダチベニノウゼン、ピンクプイ。桃色。白色花も。
    • おきなわ緑と花のひろば(Web)』- ピンクテコマ。別名;キダチベニノウゼン、ピンクプイ
    • 『日本で見られる熱帯の花ハンドブック』 - タベブイア・ロセア
  1. ^ 坂崎信之著『トロピカル・ガーデニング・マニュアル 日本で育つ熱帯花木植栽事典』アボック社、1998年5月10日、987-988頁、ISBN 4-900358-44-4
  2. ^ 建設省土木研究所環境部緑化生態研究室監修・財団法人海洋博覧会記念公園管理財団編集『沖縄の都市緑化植物図鑑』沖縄出版、1997年4月1日 ISBN 4-900668-63-X
  3. ^ 近藤純夫『ハワイアン・ガーデン―楽園ハワイの植物図鑑』(2004)ISBN 4582542387

追加。--会話2015年5月24日 (日) 11:59 (UTC)[返信]

論点1. 本記事の主題、適切な名称は?

[編集]

私もこの記事の主題は、Handroanthus impetiginosus という単一の種であるという前提です。議論に御参加いただいているリトルスターさんとメルビルさんも、この前提でよいか教えてください。

その上で、Handroanthus impetiginosus ですが、上記のようなまとめを作る前は、「イペーロッシヨ」あるいは、その揺らぎの「イペーロッシ」や「イペー・ロッシヨ」でいいと思っておりました。ところが、「その他の Tabebuia 属」の2番T. heterophyllaIpe-roxoIpe-rozoと呼ばれるようです。白に近い花色のようですが、-roxo-rozoの適用が思ったより広いですね。もしLoasaさんのお持ちの図鑑で、これを否定するあるいは用例が少ないことが証明できれば、「イペーロッシヨ」(あるいはその揺らぎ範囲)で賛成です。

なお、私が最初に提案したイペ(イッペイ、イペー)については、Loasaさまのご指摘を踏まえ完全に取り下げます。さらに、沖縄で使われているモモイロイッペーが多く見受けられますが、たまたま文献が沖縄関連に偏っていたことが起因と見受けられるため、これも一旦取り下げます。まずは現地語を中心に適切なものを検討し、どうしても見つからない時の最後の選択肢としておきましょう。--会話) 2015年5月10日 (日) 10:07 (UTC)一部修正--会話2015年5月10日 (日) 10:58 (UTC)[返信]

すみません。一つ確認ですが、『日本で育つ熱帯花木植栽事典』における「イペー・ロッショ」の記載は"Ipe-rozo"で正しいでしょうか。この"z"は"x"のミスタイプではないでしょうか(貘さんのミスタイプでなかったとしても、もともとの本のミスプリントということもありえますが)。安直にネット上のポルトガル語辞書で調べた限りでは、"roxo"は「紫」の意味があるのに対し、"rozo"は何も出てこなかったのですが。--Loasa会話2015年5月10日 (日) 10:52 (UTC)[返信]
ご指摘のとおりです。記事本文も直ぐ修正します。--会話2015年5月10日 (日) 10:58 (UTC)[返信]
改めてご指摘ありがとうございます。本文も修正しました。が、名称については、総称としてのイペ(イペー)あるいはパウダルコにふさわしいものであるため、改名の議論が済むまではコメントアウトさせてください(自分で書いていて何ですが…)。総称としてのイペを参考程度に書くことはあっても、この分量では読者に勘違いさせる要因になりそうです。--会話2015年5月10日 (日) 11:09 (UTC)[返信]

やはり鍵になるのは、植栽樹としての「イペー」が本州に進出してきたと考えられる2000年以降(できれば2010年以降)に刊行された園芸図鑑、造園図鑑、樹木図鑑(もしくは図鑑並に多数の植物を紹介している本)で、かつ比較的アカデミックに近い世界の人(つまり目の前の植物と分類学上の位置づけあるいは学名との対比をいちいち気にする人(笑))が書いたもの、ではないかと思います。そのような本を何冊か当たれば、ほぼ結論がまとまると思うのですが。手元はもちろん行きつけの図書館にもなさそうです。機会があれば調査してみますが、しばらく時間がかかりそうです。--Loasa会話2015年5月10日 (日) 15:01 (UTC)[返信]

Loasaさん、様々な調査・コメントありがとうございます。さっするに「イペーロッシヨ」はやはり広い意味を持っているようですね。Loasaさまも他の記事の執筆などやりたいことはあるかと思います。私もあと数冊ほど思い当たる書籍があるので自分の方で調べてみます。
さて、Template:暫定記事名をはりました。この記事を Handroanthus impetiginosus とした場合に、パウダルコ(日本語カタカナ書き)は記事名としては適当ではないということは、少なくともわかってきたと思います。かた、を議論のための情報収集に時間がかかることを踏まえて、暫時の措置として対応させていただきました。ご了承ください。--会話2015年5月11日 (月) 08:33 (UTC)[返信]

改めて、本記事をHandroanthus impetiginosusへ改名することを提案します。理由は下記の通りです。

  1. パウダルコは、Handroanthus impetiginosus のみならず、中南米産 Tabubeia 属及び Handroanthus 属を指す総称であり、単一種である本記事の主題に相応しくない。
  2. パウダルコと同じような意味を持つ用語として、イペ(イペー)、ラパチョがあるが、これも中南米産 Tabubeia 属及び Handroanthus 属を指す総称であり、相応しくない。
  3. 桃色花・紫色花に限定する用語として、-roxo、-rosa、pink-、red-をつける場合もあるが、これも単一種を指す言葉ではない。または単一種をさす言葉であると断言できる情報が見つからない。
  4. 沖縄で桃色花・紫色花を指す用語としてモモイロイペー(モモイロイッペー)があるが、Handroanthus impetiginosusに沖縄では紹介されていないTabebuia heptaphyllaが含まれており、適切とは言いがたい。また、本州でも本種の植栽があるようであるが、定着した和名があるとは言いがたい。

以上です。ご意見をよろしくお願いいたします。--会話2015年5月17日 (日) 05:04 (UTC)[返信]

上に書いたように、やはり結論を出す前に、近年(2000年以降)の出版物についてもっと調べて見る必要があると思います。少なくとも、今の段階で本記事の改名先を「Handroanthus impetiginosus」とすることには反対です。ざっと調べた限りでも、本種または「イペ」についての記載が望めそうな資料として、以下のようなものがありました。
  • チェック 『暮らしを支える植物の事典--衣食住・医薬からバイオまで』(2007)ISBN 4896948858 - 記載なし
  • 『世界の食用植物文化図鑑--起源・歴史・分布・栽培・料理』(2010)ISBN 4903530353
  • チェック 『日本で見られる熱帯の花ハンドブック』(2013) ISBN 482998113X - 記載あり
  • 『ブラジル産薬用植物事典』(2002)ISBN 490035838X
  • 『木を選ぶ・野田坂造園樹木事典』(2011)ISBN 4900358681
  • 『フローラ - Gardening FLORA』(2005)ISBN 4882824051
  • 『有用植物和・英・学名便覧』(2004)ISBN 4832980718
  • 『原色樹木大図鑑』(2004)ISBN 4832608118
  • チェック 『新しい植木事典 --おすすめの美しい庭木・花木350種』(2004) ISBN 4415026877 - 記載なし
  • 『日本花名鑑 4』(2007) ISBN 4900358592
  • チェック 『新樹種ガイドブック -- 新しい造園樹木』(2011)ISBN 4767668026 - 記載なし
  • 『緑化樹木ガイドブック』(2011)ISBN 4767672023
  • チェック 『都市の樹木433』(2012)ISBN 4829911875 - 記載なし
  • 『ガーデニング花木入門--花・葉・実が美しい木を楽しむ (別冊NHK趣味の園芸)』(2003) ISBN 4146457602
  • チェック 『大人の園芸 庭木 花木 果樹』(2006) ISBN 409305231X - 記載なし
  • チェック 『花図鑑 観葉植物・熱帯花木・サボテン・果樹 (草土花図鑑シリーズ)』(2000) ISBN 4795295700 - 記載なし
  • チェック 『ハワイアン・ガーデン―楽園ハワイの植物図鑑』(2004)ISBN 4582542387 - 記載あり
  • チェック 『観葉植物1000』(1992) ISBN 4896946111 - 記載なし
  • チェック 『有用植物 (ものと人間の文化史) 』(2004) ISBN 4588211919 - 記載なし

文献の追加。チェック済みにはチェック つける。--会話) 2015年5月24日 (日) 11:59 (UTC) チェック済みに2冊追加。--会話2015年5月24日 (日) 20:50 (UTC)[返信]

残念ながらこれらの資料は手元にも行きつけの図書館にもない上、個人で購入するには高価過ぎ、所蔵している図書館も少ないと思われる資料も多いだけに調査するには時間がかかりそうです。貘さまもどこかでこれらの資料を見る機会がございましたら調査の方よろしくおねがいします。本種の情報は得られなくても、「イペ」や「ラパチョ」についての総合的な情報が得られるかもしれません。--Loasa会話2015年5月17日 (日) 12:54 (UTC)[返信]
この記事を暫く(期限を設定することなく)パウダルコとして放置することが許されるのであれば、時間をかけて調査することに、全く異議はありません。
「許される」の意味には2つあり、1つは記事単独の問題。これは{{暫定記事名}}を貼っておけば済むと思います。
もう1つの問題としては、イペ、ラパチョ、パウダルコの3つ記事の統合・整理です。
2点目について、イペ、ラパチョの作成者であるメルビルさんの同意が得られるのであれば、一旦改名提案を取り下げて、調査の方に時間をかけようと思います。--会話2015年5月17日 (日) 13:06 (UTC)[返信]
少なくとも、上述の資料で調査を進めても、本記事の改名先として「イペ」または「ラパチョ」が適当である、という結論に至る可能性はまずないと思います(「パウダルコ」についてはまだ可能性が残っていると私は考えています)。したがって「イペ」と「ラパチョ」の統合・整理については、本記事の改名とは別にこのまま進めても構わないのではないでしょうか。調査を進めれば「イペ/ラパチョ」にさらに加筆できるような情報は出てくるかもしれませんが、統合・整理の前提を本質的にひっくり返すような事実は出てこないのではないかと思います。もちろん、こちらの方ももっと慎重に時間をかけて調査すべきである、という意見があれば、まったく異義はありません。--Loasa会話2015年5月17日 (日) 13:36 (UTC)[返信]
では、一度改名提案を取り下げて、文献調査の方に時間を取りたいと思います。--会話2015年5月23日 (土) 03:35 (UTC)[返信]

(インデント戻します。)いくつか調べてきました。チェックした文献は、Loasaさん作成のリストに追加、チェックしておきます。2冊の図書に Tabubeia 属の記載がありました。その結果は#調査結果のまとめ(旧・Tabebuia属を中心に)にまとめます。新しく Poui(ポイ)という名前がでてきました。--会話2015年5月24日 (日) 11:59 (UTC)[返信]

論点2.イペ、パウダルコ、ラパチョとは?

[編集]

まず、イペについてはLoasaさんの2015年5月10日 (日) 06:59 (UTC)のコメントに完全に同意です。人為分類であり、坂崎(1998)は桜を例えにしていますが、もっと複雑でのようなものを連想しました。

パウダルコについては、T. serratifolia = H. serratifoliusが、Pau-darco-amarelo(パウ・ダルコ・アマレーロ)と呼ばれていることで、少なくともHandroanthus impetiginosus単一種を指すものではないと判断しても良いと思います。-amarelo(アマレーロ)をつけていることから、イペ(Ipe)のように、総称としてこの属あるいは近縁の群を含むものをさす言葉で、イペ≒パウダルコなのかもしれません。

ラパチョについては、Loasaさんの仰っているように、Handroanthus impetiginosusを含む複数種を素材とした薬品・飲み物(またはその原料)としたら、現在のラパチョで間違いはないと思います。すくなくとも植物そのものの記事ではないと判断します。--会話2015年5月10日 (日) 10:07 (UTC)[返信]

よくお調べになっていると思います。私は植物学の知識はありませんので、あまり深くこの件に対してコメントできないのですが、そうするとネットでよく使われる『ラパチョの花が咲いた』などという表現(例えば[1][2]など)は誤用ということになります。しかしながら科学文献を検索しますと、『パラグアイにおけるラパチョの開花時期』(著者名 : 外間数男 (JICA), CABALLERO Juana B. (パラグアイ農牧省 農業普及局) 資料名 : 沖縄農業 JST資料番号 : L6503A ISSN : 1344‑1477 (発行年月日) : Vol.45 No.1 Page.39‑48 (2011.08.05) )とか、『ラパチョ(Tabebuia serratifolia)の木材の色:化学組成および産業への影響』英文標題 : Wood colour in Lapacho (Tabebuia serratifolia): chemical composition and industrial implications 著者名 : ROMAGNOLI Manuela, SEGOLONI Enrico, LUNA Marcello (Univ. of Tuscia, Dep. of Sci. and Technologies of Agriculture, Forest, Nature and Energy (DAFNE), Viterbo, ITA), SEGOLONI Enrico, MARGARITELLI Andrea, GATTI Moreno (Margaritelli Spa, Torgiano, Perugia, ITA), SANTAMARIA Ulderico (Univ. of Tuscia, Dep. of Sci. of Cultural Heritage (DISBEC), Viterbo, ITA), VINCIGUERRA Vittorio (Agro-Food and Forest Systems, Dep. for Innovation in Biological (DIBAF), Viterbo, ITA)資料名 : Wood Sci Technol JST資料番号 : B0964A ISSN : 0043‑7719 CODEN : WOSTBE (発行年月日) : Vol.47 No.4 Page.701‑716 (2013.07) 写図表参 : 写図8, 表5, 参29 資料種別 : 逐次刊行物(A) 記事区分 : 原著論文(a1) 発行国 : ドイツ(DEU) 言語 : 英語(EN) などのように、やはり樹種名として使用されているケースがあるようなんです。--メルビル会話2015年5月10日 (日) 11:26 (UTC)[返信]
  1. ^ https://www.facebook.com/e.nanbei/posts/718002524925497
  2. ^ http://www2.city.kurashiki.okayama.jp/kurakoku/borantia/paraguay/paraguay09.htm
メルビル様コメントありがとうございます。私も少し検索してみました。lapacho tree (Tabebuia avellanedae)[1]やRed Lapacho (Tabebuia impetiginosa)[2]と出てきました。さらに、Loasaまのお調べになった『世界薬用植物百科事典』の「LAPACHO(ラパーチョ,スペイン語)」からes:Lapachoを見てみるとes:Tabebuiaのリダイレクトとなっています。また、es:Pau d'Arcoは都市とes:Tabebuia serratifoliaの曖昧さ回避、es:Ipées:Tabebuiaを含む曖昧さ回避のページでした。スペイン版しかみていませんが、イペもパウダルコもラパチョも(旧)Tabebuia属の総称を指す言葉でもあるようです。そうすると、今は、薬剤(及びその材料)として説明しているラパチョ、改名後のパウダルコ、イペの3つは統合するほうが適切なのでしょうか。しかし、植物・園芸関係の図書では限界がきており、これは言語学や民俗学の範疇にはいりつつあるような気がしてきました。--会話2015年5月10日 (日) 12:11 (UTC)[返信]
  1. ^ Induction of Egr-1 Is Associated with Anti-Metastatic and Anti-Invasive Ability of .BETA.-Lapachone in Human Hepatocarcinoma Cells
  2. ^ Red Lapacho (Tabebuia impetiginosa)—A global ethnopharmacological commodity?
  • "rapacho"や"ipe"が現地語で何を指している言葉なのか、という点についてはこれ以上拘らなくても良いと思います。ここは日本語版なのですから日本語としての流通範囲で考えるべきでしょう。たとえば、よく知られた例で言えば、カード(英語起源)、カルタ(スペイン・ポルトガル語起源)、カルテ(ドイツ語起源)は、いずれも原語ではほぼ同じようなものを対象とする言葉ですが、日本語としては、後2者はそれぞれ違う分野で「カード」よりも限定的な意味合いで使われています。つまり、現地における本来の言語では何を指しているか、という点は冒頭部におまけのように書いておけばよいことで、各項目の主題はあくまで日本語における用例で考えるべきだと思います。
とはいえ、今までの調査結果から見る限りでは、原語の方はもちろんの事、日本語としての流通範囲で考えても「イペ」と「ラパチョ」がそれぞれ示す物に大きな違いはないように思えます。傾向としては、園芸・造園関連では「イペ」が優勢、薬用・健康食品関連では「ラパチョ」が優勢、木材関連では両者拮抗という感じがします。そこで、どっちかといえば日本語としての流通範囲としてやや優勢と思われ、園芸種の普及により今後はさらに優勢になりそうな「イペ」の方を主項目名として、「ラパチョ」の方は内容を「イペ」に統合して「イペ」へのリダイレクトとし、「イペ」に園芸、木材、薬用など全部合わせて解説するのが一番実態に即しているのではないかと思います。
なお「パウダルコ」の方は、現地語はともかく日本語としては、対象とする植物種の数で考えても、利用法の面から考えても、前二者より狭い範囲の物を指していると思えます。医薬品や健康食品の原料となる数種の樹木、もしくはそれらから採取される生薬、という位置づけでよいのではないでしょうか。つまり「パウダルコ」は「イペ」へのリダイレクトでよいと思います。--Loasa会話2015年5月14日 (木) 06:14 (UTC)[返信]
木材(建材)の業界でも「イペ」が主流ではないかという感がありますので、Loasaさんの案に賛成です。--メルビル会話2015年5月15日 (金) 07:27 (UTC)[返信]
私もこの3つの整理については、Loasaさんの案で賛成です。ただし、私もイペに統合する案に賛成ですが、「イペ」と「ラパチョ」と「パウダルコ」の3つのどれを表に出すかは、たのかの意見もでてくるかもしれません。この土日で、借りてきた文献を読みこみますので、このパウダルコをどうするべきか提案できると思います。しょうしょうお待ちください。一応先に述べるとパウダルコの改名先は学名のHandroanthus impetiginosusしかないのかな、と思っています。--会話2015年5月15日 (金) 11:49 (UTC)[返信]