ノート:バハー・ウッラー

バハイ教では、バハオラの写真は一般公開しないことになっています。イスラム教でも同じです。もちろん、イスラム教の場合はまだ写真の時代ではなかったので、ムハムマドの「肖像画」を描かないということです。また、1980年代頃に出されたMessengerという映画（預言者ムハムマドの伝記）では、ムハムマドの姿は出さず、ムハムマドの目から見た映像という形を取られていました。バハイ教も同じです。預言者に対する敬意から、写真や肖像画は、聖地になる資料館で、巡礼者として厳かな雰囲気の中でのみ見ることが許されています。当然、映画や劇で誰かがその役を演じることもできません。これは、偶像崇拝を防ぐという意味もあります。バハオラの唯一の写真は、流刑者としてアドリアもーぷるに追放された時に取られたパスポート用の写真です。それを外部の人が入手して、それが流れ出たものと思われます。ウイキペディアの記事でも、それを尊重していただけるとありがたいです。

「バハオラ」と「バハー・ウッラー」の統合

ここにバハー・ウッラーと紹介されている人物については「バハオラ」と「バハ・ウッラー」の二件のウィキページが存在し、表記が揺れています。現在は「バハオラ」のページからは「バ」ー・ウッラー」のページへと転送が入っています。 しかし、この人物を創始者とする宗教団体であるバハイ教の教団データベースを見ると、その人物名が「バハオラ」と表記されていること、そして、その人物に関する文献内でも「バハオラ」の表記が多いこと、書籍として出版されている以下の文献に「バハー・ウッラー」ではなく「バハオラ」が使用されていること（「バハー・ウッラー」を含む書籍は無し）、等を鑑み、名称を「バハオラ」に統一することを提案したいと思います。

渡辺克義. (1995). W. ヘラー著, 水野義明訳 『リディア―エスペラントの娘リディア・ザメンホフの生涯―』 近代文藝社, 1994 年, 488p. 東欧史研究, 18, 75-77.； 棚次正和. (1998). 祈りの現象学 (Doctoral dissertation, 京都大学). --くりご（会話） 2021年5月21日 (金) 12:45 (UTC)