ノート:ハイサイド
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物理的正確性
[編集]>ところが、タイヤのグリップが急激に回復する(滑らなくなる)と、その際に発生する進行方向と車体中心線に対する角度の差異等と遠心力が大きくなり、その遠心力がオートバイを立てる方向に働く。
となっていますが 遠心力が大きくなるには
- 角速度が大きくなる
- 旋回半径が小さくなる(速度を一定とした場合)
ことが必要で、タイヤのグリップが急激に回復してもどちらも起こらないと思います。
「進行方向と車体中心線に対する角度の差異が大きくなり」 だけにするべきではないでしょうか。
「リアタイヤが滑って、進行方向に対し数度~数十度横向きとなった状態でグリップが急激に回復すると、横車を押す様に慣性力が働き、進行方向前方(車体方向側方)に操縦者と車体自体が投げ出されてしまう」と説明すべきだと思います。 --すたとー 2007年11月13日 (火) 19:30 (UTC)--すたとー 2007年12月4日 (火) 13:26 (UTC)(補足)
- フロントがコントロール可能な範囲で流れていて、それが急激にグリップしたとして、やっぱハイサイドの原因にはなりますよ。フロントが内側に持っていかれることで旋回半径は小さくなりますからね。ついでだが、「遠心力なんかない、あるのは慣性だけだ」なんて誰かがゆーてた。
- ま、現状の説明が良い説明かと聞かれると困るけど、すたとーさんの説明も良い説明とは言えないんじゃないかな。より良い説明を考え付くまで現状維持に一票。--Nekosuki600 2007年11月13日 (火) 20:25 (UTC)
- 私も一度だけハイサイドを抑えられなかった事が有るのですが、それがフロントがいきなりグリップしたパターンでして、そんな経験をしている割にはリアの場合だけしか書いていないのは確かに不足ですね。砂地での話なので無傷でしたけど。
- その時は直ぐに逆ハンドル切りましたが全然間に合わず、そこまで急激に遠心力を増大させる程、旋回半径が小さくなったとは思えないです。
- 少なくともリアで発生してフロントが逆ハンドルの様なケースでも車体が5,6回転するようなハイサイドが起こる以上、遠心力を主原因としては説明出来ないので、しばらく考えても良い説明が思い付かない様でしたら、とりあえず削っておいた方が良いと思います。--すたとー 2007年11月13日 (火) 21:37 (UTC)
- 今改めて確認してはいないんだけど、たしかもともとは「後輪のすべりが止まったときに起きる現象」みたいな説明だったんだよね。そりゃ違うだろーと思ったので直しておいたんだども、なんかこう、ライディングテクニックの項目にはよくあるような「『ライダーズクラブ』誌にありがちな哲学的解説」を *劣化させたもの* みたいな感じでだな(=^_^;=)、どうしたもんだろうか状態で。
- いっそのこと「どういう現象が起きるのか」の説明にとどめることにして、「なぜ起きるのか」あたりはばっさり全部消してしまうってのもありかもしんないねえ。--Nekosuki600 2007年11月15日 (木) 11:05 (UTC)--Nekosuki600 2007年11月18日 (日) 17:46 (UTC)(訂正)
- オートバイと自転車でのハイサイドで、一見すると原因が逆に読める(オートバイ=急激なグリップ回復、自転車=タイヤがスリップして)のはどうにかならんものか、と。単車には乗ってますが、ピストとかには詳しくないので迂闊に手も入れられませんし。--KAMUI 2007年11月16日 (金) 13:39 (UTC)
- すたとーさんの説明でほぼ正しいと思いますよ。大袈裟に表現すれば、横を向いたオートバイが前方に転がる現象と言っても良いとすら思います。
- オートバイの後輪に着目すれば、リアタイヤがグリップを失うとともにサスは伸びるんです。バンクしている状態では即ち後輪がアウトサイドに移動することになり、たとえ車体(バネ上)の中心軸が全く動かなくても、前後輪の接地面を結ぶ軸は進行方向に対し自然にイン側を向くんです。
- 車体そのものが飛ばされる理由は、単純に重心位置の変化を追うだけで説明がつきます。バンクしている状態では重心が低く直立している状態では高い、ということは急激に車体を起こせばただそれだけで上向きに加速したことになるんです。ロードレースを見ている限りでは、飛ばされるバイクのサスはほぼフルボトムしていますが、おそらくはサスのストロークによる逃げを失った瞬間に車体が急激に起こされ、上向きに加速されるのでしょう。またサスの伸び側は通常、強めの減衰力がかかるので、反発力が車体を飛ばす効果はあまり強く無いものと考えられます。むしろ、車体を一気にひっくり返す強力で安定したグリップが発生するのを待つ「溜め」の効果の方が大きいのでは無いでしょうか。--121.92.96.75 2008年1月28日 (月) 13:43 (UTC)
- タイヤの滑り角(スリップアングル)が大きくなるにつれサイドフォース(横力)が大きくなり(これが「グリップを回復」?)、バンクしながら滑り角の付いた[車体+ライダー]の重心に掛かっている[遠心力+慣性力]とタイヤの発するその横力との偶力(モーメント)がある時点で過大となり、急激に[車体+ライダー]をロール方向に回転させる、というのがハイサイドかと思ってるが出典なし。
いずれにしろ、現状本文よりも具体的なハイサイドの発生メカニズム解説を求む。特に滑っているタイヤがなぜ「グリップを回復」するのかについて。(そのあたりはライダーの方々よりも、モーターサイクルやそのタイヤのエンジニアの方のほうがよく知っていそうに思う。) --210.169.100.128 2014年5月1日 (木) 08:25 (UTC)
- タイヤの滑り角(スリップアングル)が大きくなるにつれサイドフォース(横力)が大きくなり(これが「グリップを回復」?)、バンクしながら滑り角の付いた[車体+ライダー]の重心に掛かっている[遠心力+慣性力]とタイヤの発するその横力との偶力(モーメント)がある時点で過大となり、急激に[車体+ライダー]をロール方向に回転させる、というのがハイサイドかと思ってるが出典なし。