ノート:ヌタウナギ
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ヌタウナギは浅海で網にかかることもありますが、大陸棚以深にも分布するので一概に「浅い海にすむ」とは言えないのではないかと思います。- NEON 2008年10月6日 (月) 04:12 (UTC)
- ヌタウナギ科の仲間はほとんどが深海に住んでいますが、そのうちの一種ヌタウナギ(Eptatretus burgeri)の生息水深は10-270m[1]と例外的に浅いようです。『日本の海水魚』(岡村収・尼岡邦夫監修、山と溪谷社、1997年、p32)では「浅海性」となっています。水深の範囲は浅海・深海の両方に重なりますので、例えば「深海性魚類の多いヌタウナギ科の仲間としては例外的に、比較的浅い海域にも分布する」といった記述を加えることで対応できると思います。深海性魚類については個人的に強く興味をもっているのですが、このことは今回確認して初めて知りました。--Konowata 2008年10月7日 (火) 13:06 (UTC)
- ありがとうございます。仰るとおり、ヌタウナギ類全体の印象からだいぶ思い違いをしていました。浅所に上がってくるのが例外だと思っていたのですが、むしろ E. burgeri ではそっちが主のようですね。山渓にも「浅海性」の表現があるということで考えを改めます。- NEON 2008年10月8日 (水) 08:20 (UTC)
- 英語版などを参考に加筆と画像追加をしてみました。ヌタウナギ科のリストが英語版や中国語版などの他言語版に載っているので、日本語版にも加筆したいのですが、日本語の種ごとの標準和名というのが見つかりませんでした。あるいは種ごとに和名はついていないのでしょうか。ご存知であれば、お力をお貸しください。種ごとに生息域や生息する水深あと体色などはずいぶん違うみたいですが、食用にする場合は本場の韓国でもコムジャンオでひと括りのようですね。--Takora D 2008年10月11日 (土) 18:44 (UTC)
- 定義部分についてですが、この記事がヌタウナギ(Eptatretus burgeri)という種を扱うのか、それともヌタウナギ綱・ヌタウナギ目・ヌタウナギ科・ヌタウナギ属のうちいずれか一つまたは複数まとめての分類群を扱うのか、はっきりさせる必要があると思います。上記のNEONさんと私の会話は種を扱う、という前提のものです。Takoradeeさんが掲載された画像はEptatretus stoutiiのもので、ヌタウナギとは別種です。全種のリストを載せるなら、科以上の上位分類群の記事として扱う方が適切でしょう。なぜかbotには分類群の記事として認識されているようですし、そうした方が早いのでしょうか…。なお標準和名は、基本的には日本に分布する種類にのみ与えられます。『日本の海水魚』では、日本には「3属4種が知られる」とあり、そのうちヌタウナギ・ムラサキヌタウナギ(Eptatretus okinoseanus)・ホソヌタウナギ(旧メクラウナギ、Myxine garmani)の3種が掲載されていました。--Konowata 2008年10月12日 (日) 02:32 (UTC)
- Konowataさん、教えていただいてありがとうございます。英語版のHagfishもじつはヌタウナギ科全般を扱ったページだったりします。他言語版も似たようなもので整理されてないようですね。日本語版はEptatretus burgeriの標準和名が「ヌタウナギ」なので紛らわしいですが、ヌタウナギ科を新たに立ち上げるか、ヌタウナギの項目をヌタウナギ科として改名し充実させるのが情報量的にも妥当ではないでしょうか。Konowataさんからご指摘いただいた種が違う画像ですが、とりあえずキャプションを入れて対応しておきます。本項目の方向性が決まった時点で削除していただいてかまいません。他にも私の編集に誤りがあれば修正をお願いします。余談ですが差別的としてメクラウナギから改名されたヌタウナギはタウナギと紛らわしいですね。--Takora D 2008年10月12日 (日) 05:40 (UTC)
- 定義部分についてですが、この記事がヌタウナギ(Eptatretus burgeri)という種を扱うのか、それともヌタウナギ綱・ヌタウナギ目・ヌタウナギ科・ヌタウナギ属のうちいずれか一つまたは複数まとめての分類群を扱うのか、はっきりさせる必要があると思います。上記のNEONさんと私の会話は種を扱う、という前提のものです。Takoradeeさんが掲載された画像はEptatretus stoutiiのもので、ヌタウナギとは別種です。全種のリストを載せるなら、科以上の上位分類群の記事として扱う方が適切でしょう。なぜかbotには分類群の記事として認識されているようですし、そうした方が早いのでしょうか…。なお標準和名は、基本的には日本に分布する種類にのみ与えられます。『日本の海水魚』では、日本には「3属4種が知られる」とあり、そのうちヌタウナギ・ムラサキヌタウナギ(Eptatretus okinoseanus)・ホソヌタウナギ(旧メクラウナギ、Myxine garmani)の3種が掲載されていました。--Konowata 2008年10月12日 (日) 02:32 (UTC)
- 英語版などを参考に加筆と画像追加をしてみました。ヌタウナギ科のリストが英語版や中国語版などの他言語版に載っているので、日本語版にも加筆したいのですが、日本語の種ごとの標準和名というのが見つかりませんでした。あるいは種ごとに和名はついていないのでしょうか。ご存知であれば、お力をお貸しください。種ごとに生息域や生息する水深あと体色などはずいぶん違うみたいですが、食用にする場合は本場の韓国でもコムジャンオでひと括りのようですね。--Takora D 2008年10月11日 (土) 18:44 (UTC)
- ありがとうございます。仰るとおり、ヌタウナギ類全体の印象からだいぶ思い違いをしていました。浅所に上がってくるのが例外だと思っていたのですが、むしろ E. burgeri ではそっちが主のようですね。山渓にも「浅海性」の表現があるということで考えを改めます。- NEON 2008年10月8日 (水) 08:20 (UTC)
(インデントを戻します)上のKonowata氏との会話時点では専ら Eptatretus burgeri に対象を絞っていたのですが、Takoradee氏の手によりかなり内容が充実したので、言語間リンクとの整合性も考えて上位群の記事として扱うべきなのかもしれません。その場合、記事名はどうするべきなのでしょう。私の理解では、いわゆる「ヌタウナギ類」は以下のような構成になっています。間違っていたらすみません。
- Myxini ヌタウナギ綱
- Myxiniformes ヌタウナギ目
- Myxinidae ヌタウナギ科
- Eptatretus ヌタウナギ属
- E. burgeri ヌタウナギ
- E. okinoseanus ムラサキヌタウナギ
- ほか E. spp. 約30種
- Myxine ホソヌタウナギ属 23種
- Nemamyxine 2種
- Neomyxine 1種
- Notomyxine 1種
- Paramyxine クロヌタウナギ属 7種
- Quadratus4種
- Eptatretus ヌタウナギ属
- Myxinidae ヌタウナギ科
- Myxiniformes ヌタウナギ目
綱と目が単型、科の下に7属が展開されるので、最上位のヌタウナギ綱を使うか、逆に最下位のヌタウナギ科になると思うのですが…。- NEON 2008年10月14日 (火) 02:09 (UTC)
- 先の提案で私は項目名をヌタウナギ科にするとしましたが、ヌタウナギ網に項目名をする案に修正いたします。理由は他言語でも項目はMyxiniヌタウナギ網で作られている(英語版の項目名は標準名Hagfishですが内容はMyxiniについて書かれている)。日本国内の情報もヌタウナギ網以下の項目をそれぞれ立ち上げるほど豊富とは言えず、ヌタウナギ網、目、科をそれぞれ作ったとしても定義以上の発展は望めない、この二つです。--Takora D 2008年10月14日 (火) 06:09 (UTC)
- 私も「ヌタウナギ綱」への改名に賛成いたします。ただ、現行の「ヌタウナギ」のままで定義のみ書き換える、ということでも対応できるかもしれません。ハダカイワシのように、「ヌタウナギはヌタウナギ綱に属する魚類の総称、またはその中の1種Eptatretus burgeri」と定義すれば問題は無いと思います。改名の手続きなどよくわかっていないのですが、その方が楽?かなと。なおヌタウナギ類の構成はほぼNEONさんがお示しになった通りのようです(『Fishes of the World (4th ed)』では科の下に2亜科を設置しています)。--Konowata 2008年10月14日 (火) 13:07 (UTC)
- たしかに。ハダカイワシ方式はいい方法ですね。その案に賛成です。--Takora D 2008年10月14日 (火) 13:18 (UTC)
- 私も「ヌタウナギ綱」への改名に賛成いたします。ただ、現行の「ヌタウナギ」のままで定義のみ書き換える、ということでも対応できるかもしれません。ハダカイワシのように、「ヌタウナギはヌタウナギ綱に属する魚類の総称、またはその中の1種Eptatretus burgeri」と定義すれば問題は無いと思います。改名の手続きなどよくわかっていないのですが、その方が楽?かなと。なおヌタウナギ類の構成はほぼNEONさんがお示しになった通りのようです(『Fishes of the World (4th ed)』では科の下に2亜科を設置しています)。--Konowata 2008年10月14日 (火) 13:07 (UTC)
Konowataさんのアイディアをお借りして、項目をタウナギ網へ対応できるよう本文を若干修正しました。新たに「分類」の段落を作成しNEONさんが上で提示してくださったリストを貼り付けました。英語版をみると詳細なタウナギ網のリストがございましたが、和名も付いていない種の学名だけリスト化して表示しても、利用上のメリットがなさそうです。NEONさんが書いてくれたくらいがちょうど整理されていて最適かと思います。--Takora D 2008年10月18日 (土) 07:57 (UTC)
- 定義文がとても分かりやすいので、私も改名せず現状のままで良いと思います。単に「ヌタウナギ」として漠然と群を指す場合も多いので、分類階級へのアサインに拘るよりもむしろこの方が実情に即しているのかも知れません。- NEON 2008年10月20日 (月) 07:16 (UTC)