ノート:ディラック方程式
記事中の、”しかし現在ではこの考え方は否定されている(量子電磁力学を参照せよ)。” なのですが、ラムシフトの話だけで”否定”されているとするのには疑問を感じるのです が、、、。これに関してより詳細な説明が必要と感じます。61.198.251.59 11:00 2003年12月7日 (UTC)
上に書いた者です。その後調べてみたのですが、これはやはり太字にして”否定されている”というのに強い疑問を感じます。他の関連記事でも同様に”否定されている”とあるのですが、自分の調べた限り、否定というような記述の仕方をしたものを見ていません。調べた対象は、物理学関連の辞典類、オンラインの情報などです。
確かに、ディラックの電子論(空孔理論)だけでは説明できない事象(量子電磁力学の記事にある”ラムシフト”など)は存在しますが、これをもって否定されるものではないと考えます。否定と言うより、ディラックの電子論を拡張及び記述し直すことによって、上記ラムシフトなどの問題が解決できるとするのが、より良い表現と考えるのですが、、、。
うまく現象を説明できないというだけで否定となると、非相対論によるシュレーディンガー方程式による記述や、古典力学は否定されることとなってしまいます。しかし一定の条件下(実は多くの場合)で非相対論によるシュレーディンガー方程式による記述や、古典力学により記述は十分に実用(観測事実を説明する)になり得ます。出来れば、何故、”否定される”ということになるのか、その論拠(参考文献なりを)をご提示いただけるとありがいのですが、よろしくお願いします。61.198.171.6 11:35 2003年12月8日 (UTC)
その後もこれに関して調べているのですが、やはり”否定”とすることには強い疑問を感じます、既に最初の書き込みから一週間以上経つので、適当な頃合をみて、否定ではなく、拡張、記述のし直しであるという文言に変更しようと思います。61.198.255.80 12:54 2003年12月16日 (UTC)
ディラックの空孔理論を「否定されている」と記述した者です。私は物理学が専門ではありませんので、一般向けの本を参考にして書き込みしています。空孔理論は私の独断で「否定されている」と書き込みしました(電磁場およびディラック場に対する私のイメージからです)。ですので、どうか訂正をお願いいたします。ちなみに私の主な参考文献は 『図解雑学 素粒子』 二間瀬敏史(著)、ナツメ社 です。
ご返答深く感謝です。自分自身その後もいくつか文献等を調べたのですが、やはり、当該記事にある、”誤り”、”否定”は表現として強過ぎるように思います。調べた文献全てを精査した訳ではありませんが、空孔理論の概念を否定、誤りと断定するようなものは見当たりませんでした。ただ、自分自身も”場の理論”とその周辺の話は、既に手に余る範疇にあるので、絶対の自信がある訳ではありません。とりあえず、当該部分の表現を変えてみますが、今後更なる新しい情報があれば再修正もあり得ます。また、他の方でもより詳しい情報を持っている方が修正してもらう事も歓迎です。61.198.171.25 13:24 2004年1月8日 (UTC)
負エナジーの問題は量子場の理論で解決されますが、では空孔が間違っているか、という事の詳細、分かっていないならわかっていないという旨を載せるべきではないでしょうか?--以上の署名のないコメントは、133.35.113.88(会話/Whois)さんが 2008年3月16日 (日) 08:09 (UTC) に投稿したものです。