コンベルソ説に立つ大高氏は、ベラスケスの父方の家は「そのうちの(ポルトガルでの迫害による改宗者の)一家族であった可能性が極めて高い」(『ベラスケス』p237)と述べているので、決定的な証拠は未だ無いのであろう。
- 祖父がポルトガルからセビリアに移住しているが、当時、多くのコンベルソがポルトガルからセビリアに移住している。
- コンベルソが名乗っていた姓の一つがシルバ(父方の姓)。
- 父母の家系は商人、公証人で、多額の不動産収入があった。公証人、商人、不動産業はコンベルソの伝統的職業。(以上は前掲書p237)
--忠太(会話) 2018年6月3日 (日) 15:03 (UTC)[返信]