ノート:チュ・クオック・グー
独自研究と思われる非中立な意見
[編集]「問題点」の節に
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クオック・グーはキリスト教徒や植民地権力が、ベトナムの儒教や仏教、そしてベトナムの文明を、フランス文明、キリスト教、西ヨーロッパ文明へと置き換えるために、漢字漢文の素養を破壊する道具として利用した |
」 |
とありますが、これは非中立的かつ独自研究ではないでしょうか? 「歴史」の節に
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フランス当局は、フランス語とクオック・グー教育の推進を図ったが、クオック・グー教育はあくまでも補助的なものであり、最終的なフランス語の公用語化を円滑に進めるため、ベトナム語のローマ字化を図ったに過ぎなかった。 |
」 |
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1906年に、フランス当局はベトナム人植民地エリートの養生を目的として、フランス語、クオック・グー教育を柱とした「仏越学校」を設立した。しかし、クオック・グーは初等教育の3年間のみ教授され、漢文は中等教育での選択科目に留められるなど、フランス語を中心とした教育体制であることに変化はなかった。また科挙においても、漢文に加えて、クオック・グー、フランス語の課目が必修となった。 |
」 |
とあるように、フランス植民地政府は漢字やチュノムを撲滅・破壊しようとまではしていません。きわめて難しい問題ではありますが、当時の貧弱な国力・教育環境で国民の学力を充実させるためにベトナム人自らがクォック・グーによる表記を選んだという側面もありますし、今日におけるチュノム文化保存のために、フランス人や極東学院関係者が尽力しているのも事実です。「植民地制度憎し」のあまりに、出典も根拠もなしにここまで言い切ってしまうのは一種の暴言であると思います。 --Tonbi_ko(会話) 2014年8月3日 (日) 04:02 (UTC)
要検証 - 音素k
[編集]「 | 例として音素kは、フランス語の規範にのっとりc、k、quを使い分ける | 」 |
の部分ですが、確かにベトナム語の教科書等で「c, k, quは同じ音」とされているものを見かけますが、南部音では全く違う音に聞こえます(参考)。たとえベトナム語の教科書にかかれていることでも、それはあくまでも「北部弁を日本語話者に習得させるため」の文章ですから、「言語の研究」という観点から見れば適した出典にはならないでしょう。本投稿で例示したものは個人WEBサイトですが、出典として認められるもので文献があれば追加していきたいと思います。--Tonbi ko(会話) 2016年6月18日 (土) 09:24 (UTC)