ノート:スヴェレ・シグルツソン
改名提案
[編集]現在の「スヴェレ・シグルツソン」という表記で検索してヒットしてきたホームページをざっと見た限りの印象でですが、「シグルツソン」が何か参考文献に基づいた表記なのか、疑問に思いました。参考文献として提示しうる本に見られる表記であるならば、もっと多くのサイトで採用されるのではないかとも思いました。『ノルウェーの歴史』(エイヴィン・ステーネシェン、イーヴァル・リーベク著、岡沢憲芙監訳、小森宏美訳、早稲田大学出版部、2005年、ISBN 978-4-657-05516-3)208頁の索引にある「スヴェレ・シグルソン」は今日現在、Googleで1件しかヒットしないものの、このような専門書で採用された表記であるならば、記事名としてより適切なのではないかと思いましたので、改名を提案するものです。(あくまでも、世界史にあまり詳しくない者の意見です。)--Æskja 2010年8月10日 (火) 22:04 (UTC)
- 改名しました。--Æskja 2010年8月22日 (日) 00:58 (UTC)
改名直後に間の悪いことで恐縮ですが、元の項目名のほうがベターなように思います。 『ノルウェーの歴史』の岡澤氏も小森氏も、経歴を見る限りノルウェーの専門家とは言いがたいですし、ノルウェー語学習者からすると随分ミスも見受けられます(そもそも英語版からの訳ですし)。少なくとも、人名等のカナ転写の参考にできる本ではありません。 残念なことにノルウェー語のカナ転写についてガイドラインのようなものが成立していないので(スウェーデン語・デンマーク語には一応ありますね)、それぞれの書き手が手探りでやっているのが現状のようです。 したがって、私も対案を出す自信はなく、ひとまず原状復帰を提案するしかないのです。
ちなみに、ノルウェー語の専門家である東海大学の森信嘉教授は以下のような転写をしています。
(1)Sverre 山川『北欧史』と同じく「スヴェッレ」(岡澤・村井編著『北欧世界のことばと文化』成文堂、2007年、68頁)。
(2)Sigurdsson 残念ながらカナにしてくれていませんが、同じ単語構造であるKnudsenは「クヌーツェン」ですから(同書、74頁)、「シグルソン」と[ds]の音が消えることはなさそうです。「ヅ」でしょうか、「ツ」でしょうか?
もっと詳しい方、アドバイスをお願いします。--Wutheringheight 2010年8月25日 (水) 13:00 (UTC)
- Wutheringheightさん、はじめまして。当該記事を改名しましたÆskjaと申します。以前、スヴェレと名字が同じ「ハーコン・シグルザルソン」(古ノルド語: Hákon Sigurðsson、ノルウェー語: Håkon Sigurdsson)の記事を立ち上げたとき、赤リンクでは「ホーコン・シグルツソン」とあり当初はこの記事名にしていました。ところがこの人物の表記として参考文献として提示できるような書籍やサイトで「シグルザルソン」「シグルダルソン」「シグルズソン」「シーグルドソン」などは見かけましたが、「シグルツソン」は見つけられず、これが確かな根拠がある表記とは思えず、すぐに改名しております。彼の表記に悩んで手に取ったのが『ノルウェーの歴史』で、名字が同じ綴りのスヴェレがこの本では「スヴェレ・シグルソン」でしたので、スヴェレについてはこの本に合わせて改名したものです。ですがノルウェー語を学ばれている方がベターと判断されたのでしたら、元に戻すことに異論はございません。
- なお、実は改名後に見つけたのですが、『サガの社会史 中世アイスランドの自由国家』(J.L.バイヨック著、柴田忠作、井上智之訳、東海大学出版会、1991年、ISBN 978-4-486-01153-8)158頁に「スヴェッリル・シグルザルソン」とあり、これはおそらく古ノルド語(Sverrir Sigurðarson)に基づくカタカナ表記かと思います。素人考えですが、歴史分野より北欧神話・文学(サガ)分野でより知名度の高い印象のあるハーコン・シグルザルソンは古ノルド語表記で、『スヴェッリルのサガ』という文学作品はあるものの歴史分野で知られているスヴェレ・シグルツソンはノルウェー語表記で記載したほうが、調べる方の立場に立てば適切ではないかと思います。
- 歴史分野、ノルウェー語については当方は素人ですので、もし代案がなければ、いったん元に戻すことを再度提案したく思います。--Æskja 2010年8月26日 (木) 22:23 (UTC)
- やはり戻しました。歴史関係は当方はかなり無理をして書いております。歴史や語学に詳しい方が最も適切な表記に直してくださることを期待いたします。なお「ハーコン・シグルザルソン」については、赤リンクだった「ホーコン・シグルツソン」より現在の名前のほうが適切と考えておりますが、元の記事名に戻すことに反対するものではありません。--Æskja 2010年8月29日 (日) 16:48 (UTC)