ノート:スタンリー・メイヤーの水燃料電池

編集報告20220526

先ほどの特別:差分/89691782の編集についての補足説明です。この編集で

という主旨の記述を除去しました。

「ゴルゴ13の当該エピソードがスタンリー・メイヤーをモデルにしている」という説に言及した信頼できる情報源が見当たらない。
ゴルゴ13の当該エピソード（さいとう・たかを『ゴルゴ13』 126巻、リイド社〈SPコミックス〉、2002年10月5日、127-208頁。ISBN 4-8458-0126-4。）を確認したところ、以下のようであった。
- 作中で「水素エンジン」と明記しており、その燃料貯蔵装置として「水素吸蔵合金」というキーワード（159頁、196頁など）を出している。つまり作中で描いているのは、「スタンリー・メイヤーの水燃料電池による自動車」（水を貯蔵し、水を電気分解して得られる酸水素ガスを燃料とする）ではなく、「水素自動車」（水素吸蔵合金によって貯蔵した水素を燃料とする）と考えるべきである。
- 作中でゴルゴに暗殺されるのはエンジンの開発者の「立石」という人物ではなく、立石の相棒で渉外担当兼テストドライバーの「乾」という人物である。話自体もそれほど似ていない。
- なおこの作品の発表年月は1997年9月であり、その時点でメイヤーは死亡していない。