ノート:シンクロニシティ
Synchronicity の英語の説明を書いている人は、かなりおたくな人か、または似たような意味であるが、専門的に凝っている人だと思える。百科事典の記述で、そんな難しいことを書いてどうするのか。例えば、日本語訳者は意味が分からないようであるが、次のような英語原文:
- Jung said that an individuated person would actually shape events around them through the communication of their consciousness with the collective unconscious2.
ユングはこういうことは言っていないと思えるが、あるいは長い論述のあとで、こういうことを述べているかも知れない。いずれにしても、これは、ユング心理学の「個性化過程」の意味が分かっている人でなければ、読んで意味が理解できるとは思えない。これは訳すと、次のようになる:
- ユングは、個性化の進んだ人たちは、集合的無意識と意識の(ダイレクト)な交通を介して、自分たちの周囲に、現実に事象を形造る(生み出す)と述べた。
これでは、何故、「事象が生み出されるのか」、その理由が不明である。もう少し砕いた説明というか、分かりやすい言い方があるはずである。
- 「個性化」とは、意味やイメージや概念などが、明確に分節化され、自我が、このような分節によって、ますます自我として個性的な存在となり、またこのような分節を「意識化」することで、「個性化」してゆく過程である。自我が「全体的に個性化」されて行くとき、自我の描くイメージ等は、集合的無意識に、その鏡像を生み出すのであり、集合的無意識を介して、この鏡像が、現実世界に、現実の像として、形成されることが確率的に高まるのである。
これは、砕いた表現であるが、しかし、こんな込み入ったことを、簡単に述べることはできない(この説明でも、まだ何か分からないはずである)。Maris stella 2005年5月23日 (月) 15:23 (UTC)
>シンクロニシティは呪術的思考に陥っていると、主張する者もいる。 ”も”なんでしょうか? むしろシンクロニシティ=オカルト系という認識の人のほうが多いと思いますが >議論の大部分は、レッド・ヘリング(訳注:「注意をそらせるおとり」の意味)である。:根拠不明です。(あるとも思えませんが) >科学的な用語である「相関性」においては、シンクロニシティ現象の科学的な根拠は、発見されるかもしれない。:独自研究の展望にしか見えません。 上記のように”批評”という項目は不適切だと思います。--125.53.203.103 2008年5月23日 (金) 02:34 (UTC)