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ノート:シドニー・ウェッブ

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○「ケアンズ」氏なる人物への圧力について──この文章は、出典が明示されなければ、削除すべきだと思います。ウクライナ飢饉やモスクワ裁判をめぐって、ウェッブ夫妻の事実認識に、かなり問題があったことは確かでしょう。しかし、ソ連国民自身が事実にアクセスできなかった当時、外国人のウェッブ夫妻がどこまで真実に近づけたかは疑問です。また、あたかもウェッブ夫妻が現地レポートを押さえたかのような描写がありますが、これはソースを明示してもらわなければ信じることが難しい描写です。というのも、ウェッブ夫人の義弟に当たるマルコム・マガリッジ(Malcolm Muggeridge)氏は、例外的にモスクワの主張を信じず、ウクライナ飢饉を自分で調べた西側人物として有名だからです。マガリッジ氏は外交官特権を利用して資料を持ち出し、ガーディアン紙に記事を書いたほどですが、こうした反モスクワ的なマガリッジ氏の態度はウェッブ夫人の日記にも明記されています。ですから、同じフェビアン協会のメンバーであり、しかも親戚にもあたるマガリッジ氏に夫妻が圧力をかけずに、正体不明の「ケアンズ」氏なる人物に圧力をかけたとする理由が全く分からないのです・・・  さて、長々と書いてしまいましたが、この『シドニー・ウェッブ』の項目には、『バーナード・ショー』経由で来ました。ショーの項でも、ナチス関係で「これは?」と思わせるところがあり、英語版を見てみたのですがそんな変な解説はありません。どうも日本語版wikiは、あきらかに英語版よりも政治的で、というか無根拠なデマまで振りかざして政治的に意味づけしようとする記事が多すぎると思います・・・--QK2 2010年10月7日 (木) 19:18 (UTC)[返信]