ノート:ケリー伯爵 (アイルランド)
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ケリー男爵の代数について
[編集]現時点の記事では13世紀のトマス・フィッツモーリスを初代ケリー男爵として数え、初代ケリー伯爵=第21代ケリー男爵という計算になっていますが、どうやら出典によって異なるようです。
- 初代ケリー伯爵=第20代ケリー男爵:
- 完全貴族名鑑第2版(1929年):初代男爵を「モーリス・フィッツトマス(1305年没)」としており、13世紀のトマス・フィッツモリスを数えていない。したがって、初代ケリー伯爵=第20代ケリー男爵。
- クラクロフト貴族名鑑(2012年):ケリー男爵のページはないが、ケリー伯爵のページでは初代ケリー伯爵=第20代ケリー男爵としています。
- History of the Irish Parliament 1692-1800(2008年):初代ケリー伯爵=第20代ケリー男爵としています。
- 初代ケリー伯爵=第21代ケリー男爵:
- オックスフォード英国人名事典(2004年):1630年没のトマス・フィッツモーリスを第18代ケリー男爵としており、これは13世紀のトマス・フィッツモリスを数える計算になります。改訂前の英国人名事典でも同様の記述となっています。
- An Enlightenment Statesman in Whig Britain: Lord Shelburne in Context, 1737-1805(2011年):初代ケリー伯爵=第21代ケリー男爵としています。
当座としては初代ケリー伯爵の父をウィリアム・フィッツモーリス (第20代ケリー男爵)として作成し、ウィリアム・フィッツモーリス (第19代ケリー男爵)をリダイレクトにしましたが、ほかの出典が見つかったら、是非教えてください。--ネイ(会話) 2020年8月20日 (木) 13:51 (UTC)
- 私が作成時参照した資料では全て初代ケリー伯爵=第21代ケリー男爵としていました。
- 完全貴族名鑑(第1版)(1887年)
- バーク貴族年鑑(第31版)(1869年)
- デブレット貴族年鑑(1840年)
- いずれも19世紀のものなので、研究が進展して改められた可能性はあると思います。特に完全貴族名鑑は改訂で変わっていますし。完全貴族名鑑第2版なんで確認しなかったんだろう自分。これ初代男爵以前の系図も変わっているのでは…。
なお要約欄で異同があると書いている thepeerage.com では初代ケリー伯爵は第19代ケリー男爵としています。ところでこういうのって紋章院とか貴族院が管理していないのでしょうか。「公式」なものがあればそれに準拠するのが良いと思うのですが。―霧木諒二(会話) 2020年8月22日 (土) 07:04 (UTC)