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ノート:グルタチオン

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全面書き換えについて

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はじめまして。この近辺の分野を勉強している者です。以前この記事を読んだときに、英語の機械翻訳で、情報も乏しい事を悲しく思い、いつか改訂してやろうと考えていました。今回、少し時間ができたので取り組んでみることにしました。元記事は断片的な情報しか載っていませんでしたので、少しずつ直しておられた方々には申し訳ないのですが、全面的に書き換えさせていただきました。まだ文章が荒削りで必要な情報が揃っていないのですが、それなりにはまとまりましたので投稿させて頂きました。まずい所や誤り等、どんどんと指摘して頂ければ幸いです。 --にゃむ 2006年9月3日 (日) 07:05 (UTC) 以前の項目で、現在の私の知識では把握できていない部分は「その他」の項目に移動しました。少しずつ勉強してあるべき場所に移したく存じます。また内容的には、あと「グルタチオンの生合成と代謝」という項目を加えようと考えています。--にゃむ 2006年8月23日 (水) 06:01 (UTC)[返信]


にゃむ 2006年9月3日 (日) 07:05 (UTC)[返信]

とりあえず昨晩の更新(2006年8月30日 (水) 14:55 UTC)で、現在の私のバックグラウンドで書けることは全部書きました。あとスのGさんに指摘して頂いた「昇華点」の問題ですが、この記述は独版から来ているようです。ただ、いくつかの資料にあたっても、スのGさんの仰るとおり「融点」としての記述しか出てこなかったので、今の版ではコメントアウトされていた部分を削りました。ご指摘ありがとうございます。

後は医学的な観点からの記述が必要なのでしょうが、専門外ですし、直して頂ける方にお任せ致したく存じます。例えば、英語版en:Glutathioneの「病理学」の項にある、以下の部分は現在の日本語版には入っていません。

Excess glutamate at synapses, which may be released in conditions such as traumatic brain injury, can prevent the uptake of cysteine, a necessary building block of glutathione. Without the protection from oxidative injury afforded by glutathione, cells may be damaged or killed[1].

素人目から見ると、この部分は百科事典にしては内容が細かすぎる気がするんですが。以前の版から引き継いだ「ホロン」に関する部分も少し細かすぎる内容のような気がしています。ご意見などお待ちしています。--にゃむ 2006年8月31日 (木) 01:20 (UTC)[返信]

執筆お疲れさまです。以後よろしくお願いします。「昇華点?」について一応。私がコメントアウトした記述は「*昇華点: 185 - 195 °C」で、独語版 (de:Glutathion) では、「Schmelzbereich: 185 - 195 °C」とありますので、おそらく独語版が出典かと思います(逆だったらすみません)。ただ、「Schmelzbereich」の意味がよく分かりません。融点は「Schmelzpunkt」、昇華点は「Sublimationspunkt」、「Bereich」が「領域」という意味なので、「Schmelzbereich」は融点の範囲なのかなあ、と解釈した次第です。--スのG 2006年8月31日 (木) 05:04 (UTC)[返信]
お返事ありがとうございます。オンライン独英辞典だと仰るとおり,Schmelzbereichは「融点の範囲」ないし「融点」の様です[2]。ですからスのGさんの解釈の通りですよね。この件についてこちらで手に入る資料だと、例えば岩波の理化学辞典(4版)ですが、融点195℃としか書いていません。ということで、とりあえず今のままにしておきますね。あと、余談なのですが、日本版Wikipediaには生化学分野のウィキプロジェクトがないのですね。Wikipedia:ウィキプロジェクト_生物はどちらかというと生態学の様ですし。Wikipedia:ウィキプロジェクト_化学の生化学分野と言うことに今のところなっているようですね。en:Wikipedia:WikiProject_Molecular_and_Cellular_Biologyの様なものがあれば良いのですが、一人で立ち上げるのは時間的に無理そう(苦笑)。 --にゃむ 2006年9月1日 (金) 01:40 (UTC)[返信]


グルタチオンの「濃度」について

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さっそくの手直し、ありがとうございます。ただ、おそらく英語版の記述をごらんになって直されたのだと思いますが、あれは向こうの手直しが間違いで、mili molarである「mM」が正しいのです。[3]などがリファレンスとなります。生体内でのこういった生体物質の量は、体液に溶けている「濃度」で表すのが一般的なのです。--にゃむ 2006年9月3日 (日) 07:05 (UTC)[返信]

急いでいて変な事を書きましたが(取消部)、グルタチオンは生体内では溶けている状態ですので濃度で表します。ちなみにモル濃度の項目には'M(molar)'がSI単位でない為、使用が推奨されないと書いてあります。あえて直すとすれば「mmol/l」と書くのでしょうが、少なくとも生物科学の世界ではまだ'M'は一般的な単位だと思います。「mM」の代わりに「mmol/l」と書いてある文献はあまり見かけません。物理・化学の世界ではどうなんでしょう?
ご指摘ありがとうございます。ご推察のとおり、この分野は門外漢ながら、英語版を見ながら見よう見まねで直してみたしだいでして、お手数をおかけしました。編集の意図としては、「mM」とあった際に何を意味しているのかぱっとわからなかったため、単位記号にリンクをはって参照にしたいというものでしたので、先ほど当該記述の部位をとりあえずモル濃度へのリンクとしておきました。お手数ですが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。--Masao 2006年9月5日 (火) 10:23 (UTC)[返信]
編集ありがとうございます。これでいいと思います。モル濃度の該当欄に上に書いたとおりの注記を入れたくなってきました。考えてみます。--にゃむ 2006年9月5日 (火) 14:57 (UTC)[返信]
リンク部分を'M'の部分だけに変えてみました。あと、リンク先の記事(濃度)の記述を一部書き換えてみました。--にゃむ 2006年9月6日 (水) 01:23 (UTC)[返信]

リファレンス

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  1. ^ Pereira, C.F. and de Oliveira, C.R. (July 2000). “Oxidative glutamate toxicity involves mitochondrial dysfunction and perturbation of intracellular Ca2+ homeostasis”. Neuroscience Research 37 (3): 227-236. エラー: 不正なDOI指定です. 
  2. ^ http://www.websters-online-dictionary.org/translation/German/Schmelzbereich
  3. ^ Endogenous Glutathione Conjugates: Occurrence and Biological Functions. PMID 9755286. 

査読依頼

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議論の分散を避けるため、また試験的な意味合いも兼ねて、ノートにも査読依頼サブページ(Wikipedia:査読依頼/グルタチオン 20060901)を掲示してみます。コメントなどは下の「編集」ボタンから、サブページの方でお願いします。--Y tambe 2006年10月2日 (月) 08:31 (UTC)[返信]

はじめまして。まだ活動を始めたばかりですが、生化学分野を中心に少しずつ書き足していきたいとおもっています。さて、その手始めに専門に近いグルタチオンを選びました。以前の版では、英語から翻訳された断片的な情報しかなかったので、一から書き直しをしました。専門外の方にも是非読んで頂いて、わかりにくい部分を指摘して頂けたら幸いです。また、医学的な観点からの内容は私には書けませんので書き足しをして頂ける方がおられれば是非お願いします。--にゃむ 2006年9月1日 (金) 02:00 (UTC)[返信]

【査読】 ──専門家の方による審査結果。
私は厳密には専門分野は異なりますが、基礎医学生物学という広い分野で考えて、査読という形でコメントします(その分、的を外したコメントもあるかもしれませんが、そこはご容赦を)
本項目はグルタチオンの解説記事として、正確かつ比較的判りやすく書かれています。ウィキペディアの多くの生物学/生化学の記事では哺乳類(ヒト)だけに偏ったものが多い中、生物全体にかかる記述、哺乳類についての記述が正しく分けられている点は、特に模範的だと思います。ただし改善できそうな点がいくつかあるように思いましたので、以下指摘します。
まず、大きな改善点(for major revision)として
  • 生理的機能の章の冒頭に、一般読者に配慮した工夫が必要だと思います。特に「細胞内SH環境の維持」が一体どういう意味なのか、一切の説明がないまま解説につながっていますので、専門外の人には意味が伝わらないと思います。「機能」でなく「役割」、つまり酸化ストレスや毒物から細胞を保護することへの言及が(特に一般向け解説としては)不足している印象を受けました。もちろんこの章の目的は「機能」の説明ですが、冒頭で「役割」との関連に軽く触れるだけで、格段判りやすくなると思います。
  • 医学的な内容についてですが、ノートを読みましたが、英語版に書かれている記述を敢えて排除した判断は正しいと私も思います。これは私見ですが、まとまった総説 (review) が出るくらいになってからでも遅くない(というより、それくらいにならないと各分野で「受け入れらた」とは言いがたい)と思っていますので。
ただし、医学的な部分については別の形でのフォローが必要だと思います。グルタチオン代謝異常などが特定の疾患に結びつくかどうかは、現時点ではまだ判っていませんので「まだよく判っていない」と書かれるべきでしょう。また最近のトピックの一つとして、酸化ストレスと疾患の関係が明らかになりつつあり、これとの関連を指摘する研究者も出てきつつあります(Wu G et al. (2004) J Nutr ;134:489-92.など。ただしグルタチオンそのものとこれらの疾患が関係する、ということとは別ですので混同しないような記述が必要でしょう)
  • 医学に関連したもう一つの内容として、生体内におけるグルタチオン異常とは別に医薬品としての用途について記述が必要です。冒頭にサプリメントのことがわずかに触れられていますが、日本では日本薬局方に収載された医薬品でもあります。この点(医薬品として)は、一章を設けて説明する必要があると思います。サプリメントとしての使用についてもその章で触れる必要があるでしょう(主従が逆転しないようするなど、健康食品関係の記述はいろいろと厄介ですけど)。この点については、医学/薬学関係者の協力が必要かもしれません。
以下はマイナーな改善点(for minor revision)です
  • グルタチオンの細胞内局在(細胞質に多いことなど)についての一文が欲しいです。
  • 酸化型の構造図も、下のどこかに載せた方がいいでしょう。
  • major pointの一つ目に関連しますが、酸化ストレス(en:Oxidative stress)は必須キーワードの一つですので、記事内のどこかに取り入れる必要があるでしょう。
  • 参考文献や外部リンクに、日本語文献/サイトを2-3個ずつ盛り込んで欲しいと思いました。特に日本語の総説記事や教科書を追加して欲しいと思います。
以上です。記事の発展を期待しています。--Y tambe 2006年9月5日 (火) 02:50 (UTC)[返信]

詳細かつ要点をおさえたコメントをいただき、大変ありがたく思っています。少し時間をいただいてじっくりと改訂してみたいと思っています。「サプリメント」については、以前の記載内容をいじって引き継いだだけで、正直言ってどちらかというと効果に懐疑的な視線で見ていました。ですので、日本薬局方に収載されているというお話は目からうろこでした。まずは取り急ぎお礼を申し上げます。--にゃむ 2006年9月6日 (水) 01:40 (UTC)[返信]

編集してみました。ある程度は指摘に沿うことができたと思います。いくつかの点についてはまだこれからです。特に医薬品関係の記述はまだ全然手をつけていません(というか誰かに助けて欲しいです)。あと「日本語の総説記事や教科書」はなかなか大変かも。他に気になった点があればまたご指摘頂けると幸いです。--にゃむ 2006年9月8日 (金) 05:18 (UTC)[返信]
お疲れさまです。あれから私の方でも、いくつか情報を拾いましたが、せっかく「まともな査読」ができるかもしれないという状況なので、正直いうと自分で加筆するのに抵抗があって保留してる状況です。もしよろしければ、一次資料となるものを提示しますので、どなたか加筆・修正をお願いできないでしょうか?--Y tambe 2006年10月2日 (月) 08:50 (UTC)[返信]
  1. 「歴史」の節の追加。後述するいくつかの日本語資料に、発見についての歴史(19世紀中にフィロチオンとして発見されたものが、後に再発見されたことなど)が記載されています。これも、百科事典の記事には必要な項目だと思われます。
  2. 「関連文献」の項目の整理。現在、PubMedの文献情報と、外部リンクがひとまとめになっていますが、文献情報については規定のフォーマットに従って(著者・タイトル・掲載誌・巻・号・頁・発表年など)、「関連文献(または参考文献)」とし、「外部リンク」と分けた方がいいのではないかと思います。
  3. 医学分野についての情報。この手の情報は、薬剤の添付文書やインタビューフォームによくまとまっています。[1]これらの情報を参考にまとめてみていただければ、と思います。
  4. 日本語の参考文献。これについては、代表的なものを3つ見つけることができました。査読の信用性にもさほど影響を及ぼさないと思いますので後ほど本文に追記します。なお3つとも、運良く実物が手近なところで閲覧可能でしたので、もしそちらで参照できない場合は、上述の歴史の節の加筆に助力できると思います(できれば避けたいことですが)
以上です。
(インデント調整)Y tambeさんありがとうございます。少し息切れしていましたが、せっかくこれだけ資料を提示して頂きましたし、もう少しがんばってみようと思います(近頃少し時間が足りないので少し歩みが遅くなりますが……)。もちろん他の方の積極的な加筆を歓迎します。本文はもちろん、ノートで有益な議論をしつつ良い記事にしていきましょう。--にゃむ 2006年10月4日 (水) 00:55 (UTC)[返信]
【検証】 ──参考文献などと照合しつつ正確性を評価頂いた結果。
【書評】 ──専門外の方による評価および助言。
【感想】 ──専門外の方による感想。
【その他】 ──表記・文体など

グルタチオンと酸化型グルタチオンの構造式について

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グルタチオンおよび酸化型グルタチオンの化学構造式のいずれについても絶対立体配置の記載がありませんが、「(酸化型)グルタチオン」という語句の定義には、対応するジアステレオマーやエナンチオマーが含まれるからという理解でよろしいのでしょうか?(しかし「構造」の項目には、グルタミン酸およびシステインがいずれもLと書いてあります) また、単なる誤記と思いますが、酸化型グルタチオンの硫黄のα位にメチレンが2つ抜けています。--Radiowalker 2008年9月27日 (土) 15:22 (UTC)[返信]

ご指摘を受け、構造式を commons にあった別の絵と差し替えました。酸化型については取り除きました。--Su-no-G 2008年9月27日 (土) 15:27 (UTC)[返信]
酸化型の構造式を見つけたので、載せました。--Su-no-G 2008年9月27日 (土) 15:32 (UTC)[返信]