ノート:グリーン関数
220.99.173.77さんへ、本記事の中に、Green函数全体のことが書いてあったと思います.しかし、単に多体問題のみにGreen函数が関連する(もちろん多体問題との関連は最も強いものですが)以外にもGreen函数は関連します.熱力学とか、場の量子論とか.例えば『松原函数』(これを調べていて気づきました)は熱力学的なところから来たはずですが、何故か多体問題へ行ってしまっています.『Green函数』は非常に重要な考え方であるので、大枠の内容をこちらに整備して記載した上で、詳細を()でくくった別項目へ記載するとか、他の妥当であろう項目に記載するとかのほうがよいのではないでしょうか.英語版はそのような組み立てのような気がします.--enyokoyama 2013年8月6日 (火) 10:10 (UTC)
もともとグリーン関数は数学における微分方程式を解くためのものです。英語版のen:Green's functionの内容は、そのような数学的な意味でのグリーン関数に限られていると思います。そして本記事でも数学的な意味でのグリーン関数に限られていると思います。
一方、松原グリーン関数などは多体系の(場の)量子論で用いられるものです。松原グリーン関数は、場の量子論と熱力学・統計力学を繋ぐ物と言って良いでしょう。このような量子多体系で用いられるグリーン関数は、相互作用がある場合は数学的な意味でのグリーン関数では無いです。しかしそれでも「グリーン関数」という名前を付けてしまっているのです。en:Green's function (many-body theory)
だから英語版ではこれらを別物と考えて、en:Green's functionとen:Green's function (many-body theory)というように記事を分けています。
あと「多体問題」というのはとても広い領域であり、「単に多体問題のみ」と言っても、その中には「場の量子論」や「統計力学」も含まれていると思いますよ。場の量子論では第二量子化によって多体問題を扱うことになります。熱力学では統計力学の知識によって多体問題の領域に入っていきます。たとえば英語版でも古典的な多体問題はen:n-body problem、量子的な多体問題はen:Many-body problem、というように記事を分けています。日本ではこれをまとめて「多体問題」と呼んでいますが。 --220.99.175.178 2013年8月6日 (火) 15:03 (UTC)
220.99.173.77さんと220.99.175.178さんは同一のかた、もしくは同じ意見をお持ちのかたとの前提として、話します.ルールとか書き換えることがいかんといった立場ではありません.考え方は理解しているつもりです.そのような全体像が明らかになる部分をどこかに記載すべき と思います.日本語版は何か整理されないまま、記載されている傾向があります(絶対量も少ないのですが、).大変な仕事になりますが、先にノート欄か 適当な議論の場所(アカウントを作成するのも一つの方策かも)を作成して、大枠の構成を合意してから、『Green函数』の記事に「本記事は数学的側面を記載する」とした上で、多体問題には「××のことがあるので、○○の記載をする」といったことを加筆していくことが手順になっていくのではないかと思います.
実は、私は「統計力学 (数学)」という独立した記事を英語版から作成しようとしてますが、「統計力学」という日本語の記事が少し異質で、英語版の対応する記事も議論が定まらないので、何ヶ月もどうしようか困っています.うまい手順がないかと思っております.他の記事を分割するとか、合併するとかといったことはないのですが、それでも考えがまとまっていません.
「Green函数」のノート欄が適当と思い、ここに記載したのは私ですが、もう少し議論する人を増やす努力をすべきなのではないかとも思います.おそらく異なる意見をお持ちのかたもおられると思います.--enyokoyama 2013年8月6日 (火) 22:29 (UTC)
他の記事との関係
[編集]グリーン函数 (多体問題)の執筆者のIP氏(220.99.173.77、220.99.175.178さん)へ、
先日、ご質問いたしましたことは、主張は理解しているつもりです。また、グリーン函数 (多体問題)の記事のノートも拝見いたしました.合意が成立しているようで(内容は私も了解しているつもりです)なによりです.
1、本記事のグリーン函数が、数学的な意味の記事とすると少しさびしい気がします.物理的なことは他の記事の参照となったのはよいのですが、こちらの記事もケアすべきと思います. 2、さらに、Propagatorに相当する記事もありますが、これも非常にさびしくなってしまっています.これもケアすべきと思います.全部一度に進めることも現実にはできませんでしょうから、まずは、グリーン函数 (多体問題)を優先させていただきたいと思います。
上の2つは今まであったものがそこになくなったのですから、多少は急ぐ話です.
蛇足ながら、ダイソン公式も記事としては不適切で、やはり、自由エネルギーの中に記述をいれて、文献などが充実してきたら、独立した記事とするのがよいのではないでしょうか.(本件は、急ぐ話でもありません)--enyokoyama 2013年8月18日 (日) 11:39 (UTC)