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ノート:クロツリバナ

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学名について

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本文にも書かれておりますように、キュー植物園のデータベース(The Plant List)によれば、Euonymus sachalinensis var. tricarpus (Koidz.) Kudoも、Euonymus tricarpus Koidz.もいずれもEuonymus sachalinensis (F.Schmidt) Maxim.のシノニムということです。

また、日本植物誌データベースでのクロツリバナの検索結果は、Euonymus sachalinensis var. tricarpus (Koidz.) Kudoを採用しているようです。これは、1999年発刊のFlora of Japan, Vol. IIcに収録されているデータのようです。

一方で、YList方は1983年の『新日本植物誌』にせよ平凡社の「日本の野生植物」にせよ、参照データが少々古いようです。YListのページでも、ノートとして、新修正 ?となっています。また、本文で参照している大橋・邑田・岩槻編の『新牧野日本植物圖鑑』にしても刊行は2008年と新しいですが、おそらくカナや漢字を現在のものに直したくらいで、記載内容については古い牧野図鑑ほぼそのままになっているのではないかと思います。手元にある牧野日本植物図鑑(1951), p. 364で「むらさきつりばな 一名くろつりばな」の項目をを見たら

従来むらさきつりばなヲ E.sachalinensis Maxim.ニ充テシモ、北海道並ニ本州産ノ者ハ其品ト全ク異ナルガ故ニ従テ其学名ハ上掲ノ者トスルヲ可トス。

となっていました。何にせよ、新しい情報によれば、(var.であるかどうかは別として)少なくとも本種の種小名はsachalinensisとするのが適当であると考えられます。 そこで、キュー植物園のデータに従って、本種の学名をEuonymus sachalinensis (F.Schmidt) Maxim."とし、その他の名をシノニムとして扱うこと(および、その原則に従って「和名、学名の由来」節の一部書き換え)を提案します。--Loasa会話2014年3月27日 (木) 13:02 (UTC)[返信]

  • 牧野富太郎『牧野日本植物図鑑』(改訂版)北隆館、1951年。 


「分類」の節をたて、The Plant Listで標準とされる学名を入れ、「和名、学名の由来」の節の後段、『従来、本種は、Euonymus sachalinensis Maxim. にあてられており、The Plant Listでも、E. tricarpus は、E. sachalinensis のシノニムとされているが、牧野富太郎原著、大橋広好・邑田仁・岩槻邦男編『新牧野日本植物圖鑑』2008年では、「(E. tricarpus は、)それ(E. sachalinensis )と全くちがっている」としている。』を削りました。--Qwert1234会話2014年4月19日 (土) 08:07 (UTC)[返信]