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ノート:キバナノアツモリソウ

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出典の扱いについて

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一つの文に複数の出典を当ててらっしゃいますが、その点に疑問があります。私は提示されている文献の一部しか持っていませんので、それに基づいてですが。 たとえば分布の項ですが、

「日本では、北海道、本州の東北地方南部から中部地方に分布し、亜高山の落葉広葉樹林下や草原に生育する」に対して牧野原著(2017)が出典とされていますね。しかし牧野原著(2017)にある記述は
「本州中部以北の亜高山に生える」

しかありません。とすると、この文章は複数の文献の記述をツギハギしたものになっているのだと思います。それってまずくないですか?

具体的に言うと、牧野原著(2017)には分布域に関して北海道は入っていませんね。にもかかわらずこの書が出典に入っていて、しかも北海道にある、と述べる。こういうやり方をすると、この種では大丈夫でしょうが、書籍によって分布域の記載が違う場合、特にある書で間違っていた場合、間違いの所在がわからなくなったり間違った記述になったりしませんか?

その辺り、いかがでしょうか?--Keisotyo会話2024年9月13日 (金) 00:25 (UTC)[返信]

牧野図鑑に限っていいますと、牧野富太郎 (1899) によるキバナノアツモリソウの原著論文に、「徳淵永治郎氏によると、この種は北海道にも生育している」旨の記載があり、牧野植物圖鑑 (1940) には、「中部以北ノ深山ニ生ズル」とあります。したがって、この初版本の記載を受け継いだ牧野図鑑 (2017) の「本州中部以北の亜高山に生える」とは、北海道を含むものと思います。牧野図鑑の他のラン科植物、例えばアオチドリ (p.247) については、「本州中部以北の亜高山帯の森林等に生える」とあり、北海道根室に産することが記載されています。「北海道は入っていません」とは言えないと考えます。--Qwert1234会話2024年9月13日 (金) 11:09 (UTC)[返信]
それはその通りなのですが、そこは私も判って言っています。
私が言いたいのは、牧野には『北海道は書かれていない』ということだけです。つまりその論文は私見ていませんが、牧野に基づいて北海道にあると言うためには牧野原著(2017)でなくその牧野(1899)が必要なわけですよね?
先にも言いましたようにこの種の場合は問題ないでしょう。しかし私の関わってるのだと、まあ大体南のものなのですが、同じ種でも出典によって琉球列島がある場合と無い場合が結構あるのですよ。で、そのどちらが正しそうかを検討するわけで、○○(++++)にはあると書いてるけど△△(****)にはないと書いてあって、多分○○(++++)が間違ってそう、とかあるわけです。そういう場合に、こんな風に幾つもの出典の記述を一つに纏めるのはどうなんだろうかな、と思うのですよ。--Keisotyo会話2024年9月13日 (金) 11:40 (UTC)[返信]