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ノート:カルロス1世 (ポルトガル王)

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改名提案

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この記事名を「カルルシュ1世 (ポルトガル王)」から日本語での慣例的な表記である「カルロス1世 (ポルトガル王)」に変更したいと思います。

  • 「ポルトガル語の固有名詞を日本語に転記する」際には、方言などの要素を排除して元のポルトガル語を容易に想起できるように、原音・原綴主義と異なる一定の規則に基づいた転写方法が採用されている。彌永史郎『ポルトガル語発音ハンドブック』(大学書林, 2005年)の165-167ページに、このあたりの事情が詳しく書かれています。
  • 彌永史郎『ポルトガル語発音ハンドブック』ではポルトガル語の固有名詞をカナに転写する場合にいくつかの方法が提案されており、「母音字を日本語のアイウエオとみなす(167ページ)」「語末の-sを無声音とみなす(181ページ)」という規則に則れば「カルロス」と表記される(181ページの例)。
  • 『スペイン・ポルトガル史』(新版世界各国史, 山川出版社, 2000年6月)、金七紀男『図説 ポルトガルの歴史』(ふくろうの本, 河出書房新社, 2011年5月)などのポルトガル史を扱った書籍、ポルトガル大使館の公式ウェブサイト([1])でも上記の規則による「カルロス」表記が使用されている。
  • 「カルルシュ」表記は『南欧史』 (山川出版社, 1957年)で確認できますが、編者の井上幸治氏、ポルトガルの項目の執筆者である赤井彰氏はいずれもフランス史の専門家であり、旧版の『南欧史』から新版の『スペイン・ポルトガル史』刊行までの間に「かなりの研究の進展が見られた」事情からこの本で表記が使用されていることを理由とすることは疑問である
  • 『ポルトガル語発音ハンドブック』の中で著者である彌永氏はカナへの転記方法の提案の際、ポルトガル語の知識の欠如に基づいた表記とともに「行き過ぎた原音主義」にも疑問を呈している

以上の理由から、慣例と異なる原音に基づいていると思われる現在の記事名は記事名の基準のうち、少なくとも「認知度が高い」「見つけやすい」を満たしていないと考えます(「首尾一貫している」についても他のポルトガル国王の記事名には「ジョアン」「ペドロ」「ジョゼ」「ルイス」といった慣例的な表記が使われています)。反対意見が無ければ一週間を経過した後に改名を実施することを予定しています。--オオミズナギドリ会話2016年3月14日 (月) 12:49 (UTC)[返信]

反対意見が出なかったため改名を実施しました。--オオミズナギドリ会話2016年3月22日 (火) 10:41 (UTC)[返信]