ノート:カルソネラ・ルディアイ
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リンク切れ等の修正 2013-04-03
[編集]- リンク先の理研のプレスリリースがいずれもリンク切れしていたため、修正しました。また、2009-03-10のプレスリリースの一部は、理研ニュース2009年5月号にも収録されていますが、本記事で引用されている部分の記述はなかったため、WebArchiveにリンクしました。また、プレスリリースとの内容に齟齬がある部分や、文章により誤解を招きそうな部分を修正しました。
このためカルソネラ・ルディアイも、遺伝子の移行が宿主との間で行われた可能性が高まっている
- このような意味の記述は、提示されている資料からは読み取れませんでした。この部分を削除すると、それ以前のエンドウヒゲナガアブラムシとブフネラ・アフィディコラの関係に関する文節も本記事との関連が無意味になるので、その部分を含めてコメントアウトいたしました。
- 改めて、エンドウヒゲナガアブラムシとブフネラ・アフィディコラの関係からカルソネラ・ルディアイとキジラミとの関係が類推できることを明瞭に述べた資料の提示がなされない限り、いずれこの一文を削除いたします。--Loasa(会話) 2013年4月3日 (水) 06:34 (UTC)
リンク切れと齟齬の修正はありがとうございます。カルソネラとブフネラについては、以下のような資料[1][2][3]から、完全に同一とまでは言わずとも、良く比較検討されており、どちらも細胞小器官化している事から、強い関係性は無くとも、関係を類推できる事を、文章を縮めた上で関連として表記する事は出来るのではないでしょうか?--Kiruria281(会話) 2013年4月3日 (水) 07:36 (UTC)
- たしかに[4]、[5]では、カルソネラ・ルディアイとブフネラ・アフィディコラの比較がされていますが、これはゲノムサイズの小ささを比べるために引合いに出されているだけですよね。共生関係の類推については何も述べられていません。
- [6]については、結論部の
The genome also lacks many genes for bacterium-specific processes. One of several possible explanations for the absence of these genes is that, as in the case of organelles(5), some genes were transferred from the genome of a Carsonella ancestor to the genome of a psyllid ancestor and are now expressed under control of the host nucleus.
- のあたりですね。たしかにこの部分を引用するならば「カルソネラ・ルディアイは、遺伝子の移行が宿主との間で行われた可能性がある」と書くことには問題ないと思います。
- しかし、この文では、エンドウヒゲナガアブラムシとブフネラ・アフィディコラの関係(いちいちこう書くと長くてうっとおしいので、以後は"(Nikoh and Nakabachi 2009.7)"と書きます)からカルソネラ・ルディアイとキジラミの関係が類推されるとは書かれていません。この文では、(Nikoh and Nakabachi 2009.7)ではなく、2004年に発表されたオルガネラの例を引き合いに出しています。(そもそもこの論文自体が(Nikoh and Nakabachi 2009.7)より以前に発表されたものです)
- もちろん、(Nikoh and Nakabachi 2009.7)も、上の文も同じ研究グループによるものですから、彼らもそのような類推をしているであろう、ということは想像できます。しかしそのご本人たちが、「オルガネラの例のように」と書いている以上は、「(Nikoh and Nakabachi 2009.7)からカルソネラ・ルディアイとキジラミとの関係が類推される」という意味の記述は、完全に独自研究と見なさざるを得ないでしょう。
- そこで、以上の資料を基にカルソネラとブフネラの関係について何か書けるとすれば、それはゲノムサイズの比較くらいのものでしかないでしょう。(提示された3つの資料でもすべて、カルソネラとブフネラの関係に関してはゲノムサイズの比較しか述べていません) また、両者の関係性がゲノムサイズの比較でしかない以上は「ブフネラ・アフィディコラからアブラムシに遺伝子が移行した」という記述もまた本記事には無関係、ということになります。
- なんにせよ、この種の事象に関する研究では、外見上は良く似ている事例だが実はまったく異なるメカニズムや構造によるものであった、ということはよくあることですから、論文等で明瞭に言及されていること以外について書くことには慎重になるべきと考えます。
- なお、引き合いに出された資料ですが、一つ目はおそらく個人ブログのようだし、二つめはWikiを使っただれでも編集できるサイトで、どちらも信頼できる情報源を満たすサイトではありませんから、ここでの議論はともかく、本記事における出典としては認められませんので、記事を書き直す場合にはご留意下さい。--Loasa(会話) 2013年4月3日 (水) 10:16 (UTC)
- 了解しました。ではコメントアウトされた部分は削除しておきます。--Kiruria281(会話) 2013年4月3日 (水) 11:43 (UTC)