ノート:カリウム
この「カリウム」は、下記のような選考・審査を経て良質な記事に選出されています。さらなる加筆と改善によって、秀逸な記事となるような編集を歓迎します。 |
日付 | 選考・審査 | 結果 | |
---|---|---|---|
1. | 2011年10月1日 | 良質な記事の選考 | 通過 |
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アルカリ金属
金属カリウムは光電子素子として用いられるほか、ガスマスクのフィルターとして過酸化物が使われている。また熱交換媒体として原子炉の冷却剤などに、カリウム-ナトリウム合金が使われる。この合金は希ガスなどから、二酸化炭素や水、あるいは酸素を取り除くための触媒としても使われる。なお、金属カリウムを主成分とした合金では、-78度の最も低い融点を持つ金属が知られている。やはり、カリウムにおいてもほかの多くの元素と同じように金属カリウムとしてよりもカリウム化合物としての用途のほうが重要である。しかし、同じアルカリ金属であるナトリウムがカリウムとほぼ同じような用途を持つために、コスト面で劣るカリウムの用途は非常に限られたものとなってしまっている。カリウムの使用量はナトリウムの1/1000程度でしかない。カリウムの用途としては、臭化カリウムとして写真の製版や、医薬品の鎮静剤などとして使われたり、クロム酸カリウムは花火や染色材料、ヨウ素化カリウムは殺菌消毒薬などに使われ、保存料として硝酸カリウムが利用される。硝酸カリウムは天然に硝石の形で存在している。
加筆の依頼
[編集]図解雑学シリーズの本(元素)などで見たような気がしますが、超酸化カリウム(KO2)をセクション「カリウムの化合物」のどこか適当な箇所に追加して頂けませんか。
--219.43.58.93 2009年9月8日 (火) 14:12 (UTC)
- 加えました。記事はまだないようですね。当座の調べ物は英語版 en:Potassium superoxide をどうぞ。--Su-no-G 2009年9月8日 (火) 14:26 (UTC)
- スーパーオキシドアニオンはありますね。スタブだけど。スーパーオキシドアニオンの化学的性質が支配的で陽イオンはナトリウムでもカリウムでも物性としては大した違いはないでしょう。--あら金 2009年9月8日 (火) 14:44 (UTC)
「モル体積」の3桁ずれについて
[編集]「モル体積」が3桁ずれていました。密度と原子量から導かれる値は3桁小さいので、指数を–3→–6に修正しました。多くの元素がこの状態にあるようです。詳しい経緯等は最初に提起したノート:ナトリウムをご参考下さい。--W.s.w.p. 2010年7月19日 (月) 12:15 (UTC)
「カリウムの化合物」節について
[編集]表題の件についてですが、用途節で各化合物の用途を解説した後で化合物リストを置くと内容が重複してしまい、また、箇条書きのリストよりも地の文で解説した方が良いと考え、カリウムの化合物節を除去することを提案します。リスト内の化合物の説明については、既に大半は用途節にて解説されていますが、過炭酸カリウムや硫化カリウムのような一部の化合物は組み込めていません。化合物リストとしては、Template:カリウムの化合物のようなテンプレートを利用する形で補完できるのではないかと思っています。特に反対意見がなければ、カリウムの化合物節を除去してテンプレートを組み込む形で進めようと思います。--重陽 2011年6月13日 (月) 16:38 (UTC)
- ご提案に賛成します。解説の目的には文章のほうが適していますし、一覧の役割はカテゴリやテンプレートで果たせると思います。もし箇条書き形式のリストが必要と感じられるのであれば、「カリウムの化合物の一覧」の項を作るのがよいと思います。--Calvero 2011年6月20日 (月) 15:56 (UTC)
- ご意見、ご賛同ありがとうございます。提案から時間があいてしまいまして申し訳ありません。反対意見もないようですのでカリウムの化合物節を除去いたしました。--重陽 2011年6月29日 (水) 15:30 (UTC)
要出典について
[編集]2箇所に要出典テンプレートを付けさせていただきました。まず「希薄溶液では甘味を感じ、より濃度が濃くなると苦味を感じ、最終的には塩味を感じる」のところですが、[1] およびその出典 によると、濃度の上昇に伴い塩味が強くなり、苦味が弱くなることは本項目の記述と同様ですが、「希薄溶液では甘味を感じ」といえるほど甘みは強くないように思われました。グラフを見ると、甘みを感じた人の割合はそう高くないようです。ので、直接現在の文章を支持する出典を探し出すか、もしくは文章の方を書き換えるのがよいように思います。
次に「ミネラル摂取のバランスの不均衡が問題視されることもある」のところです。現在では食卓塩はイオン交換法による製造が主流のようですし、「減塩塩」「無塩塩」といった商品もあるようですから、前後の記述にあまり問題はなさそうです。ところが[2][3] (元ソルト・サイエンス研究財団専務理事の個人サイト)では海水由来の塩でもミネラルの摂取量は必要量からすれば微小であると主張されており、一方、厚生労働省の調査[4] (192頁)でも「(成人日本人の摂取量を指して)この値はカリウム平衡を維持するのに十分な摂取量」としていて、カリウム欠乏に関して特に注意はされていません。従いまして、「問題視」しているのが誰なのか、またどのような根拠・立場によるものか、出典で明らかにしたほうがよいのではないかと思います。--Calvero 2011年7月26日 (火) 14:03 (UTC)
- リンクを読ませて頂きましたが、正直、資料を読み間違えていると言わざるを得ません。「元ソルト・サイエンス研究財団専務理事の個人サイト」では、「味噌、醤油等の調味料を含めた物から50~60%を摂取しているが、調理や食卓で振り掛ける塩は10%程度である」から、食物に直接振りかける食塩だけを替えても効果は乏しい、という事を述べています。また厚生労働省の調査のほうではP193において、現在での摂取量より高い値を「高血圧予防の観点からみた望ましい摂取量」「目標量」としています。よって厚生労働省の調査については、逆に「本文中の説明を裏付けるもの」として、出典とさせて頂きます。--Cockroom 2011年8月16日 (火) 00:42 (UTC)
- 厚生労働省の調査は、「(略)イオン交換法によって作られる食塩はほぼ塩化ナトリウムでカリウムの含有量が少ない」ことが原因で「ミネラル摂取のバランスの不均衡が問題視されることもある」という事実の出典にはなりえません。また、既に述べているように「カリウム平衡を維持するのに十分な摂取量」が現状であって、特に欠乏を「問題視している」ためであるという具体的記述もありません。従いまして出典として不適当であると考えます。私見ですが、カリウム入りの食塩は、カリウム摂取のためというよりも、ナトリウム摂取量を減少させるためのものではないのでしょうか。--Calvero 2011年8月16日 (火) 04:00 (UTC)
- 件の箇所は除去しました。言葉は選ぶべきだと思います。「摂取」節の「高血圧についての~」以下の記述もご参照ください。--Calvero 2011年8月25日 (木) 17:20 (UTC)
味覚についての要出典に関して、Calveroさんに提供いただいた情報に沿って修正を行い解消しました。私の環境ではAcrobat Readerのエラーで原典のPDFが見れなかったので前者の2次資料を出典としています。--重陽 2011年8月25日 (木) 05:47 (UTC)
- ありがとうございます。サイトが重いため、ダウンロードが途中で止まってしまうこともあるようです。Physiology & Behavior (PDF) では、橋本の方で掲載されているものを含むグラフの解釈として、アニオンによる味の違いの傾向を述べていますが、全体の傾向としてそれぞれの味の割合はわかるものの絶対値は明確な結論を出せない、としています。しかし median magnitude estimate という手法による別のグラフでは "As shown in Fig. 8, KCl (lower graph) and KBr (middle graph) show moderately intense saltiness at the highest concentration. Below 0.108 M, KCl is predominantly bitter, whereas KBr is approximately equally salty and bitter. KI (upper graph) is predominantly bitter at all concentrasions, intersely so at 0.108 M."(濃度範囲約 0.4–0.108 M)と言っているので、文意に問題はないと考えまして、こちらの論文も出典に加えました。--Calvero 2011年8月25日 (木) 17:20 (UTC)