ノート:カトリック神田教会
「ルネサンスにこだわる理由はありますか?ロマネスクでよいと思います。「折衷」=余りよくないという印象を持つ方もいますしねー」というご意見について
聖堂は典礼のための宗教空間ですので、様式については使用者のこだわり、つまり宗教的表象性が色濃く反映されているのは当然のことです。神田教会のホームページにも「ルネサンス」「ロマネスク」を採用した理由について記述があるのは、そのためではないでしょうか。折衷様式というのは決して悪い意味ではなく、むしろ積極的な宗教的価値観の反映であると私は理解しております。
むしろ、なぜそんなに「ロマネスクだけ」にこだわるのか、ご意見を伺いたいと思います。
- 「神田教会のホームページにも「ルネサンス」「ロマネスク」を採用した理由について記述がある」という箇所はどこのことでしょうか?発見できませんでした。
- 「なぜそんなに「ロマネスクだけ」にこだわるのか」ということですが、こだわっているわけではなく、ルネサンスを持ち出す意味があるのかと問うているのであります。
- 列柱を並べる内部
のデザインは古代ローマ建築に由来し、初期のバジリカ、ロマネスクと使われていた様式になると思います。天井がトンネル状になっている点はロマネスク以降でしょう。外観・内部ともロマネスクと呼んでよいと思います。
- ロマネスクだ、ルネサンスだ、とレッテルを貼り付けるだけでは、建物の良さを知ることも宗教的な空間を味わうこともできないのではないでしょうか。私はそのような観点から加筆したつもりです(うまく説明できているかどうかは又別の話ですが)。間違っていると主張されるなら、より適切な表現に訂正していただければよいだけのことです。
--忠太 2004年12月6日 (月) 13:40 (UTC)
10年も前の議論を今更と言われそうですが・・・
「神田教会のホームページにも「ルネサンス」「ロマネスク」を採用した理由について記述がある」という箇所はどこのことでしょうか?発見できませんでした。
10年前のHPは不明ですが、現在のHP[1]には「現在まで残るこの聖堂は、ゴシック様式ではなく、昭和という新しい時代に向かってゆく教会の姿勢を考慮したのでしょうか、ルネッサンス・ロマネスク様式(古いロマネスク様式ではなく、ゴシック時代からルネッサンスを経て再び神様と人間の親しさを現わそうとしたルネッサンスの精神により刷新されたロマネスク様式)により建てられています。」とあり、採用した理由に近い記述があります。
このHPの説明文を見る限りでは、「ルネサンス」を持出す意味もあるように思えます。 --kawaeee1975 2014年1月28日 (火) 08:26 (UTC)
- 教会が自称するのは勝手でしょうかね。「ルネッサンス・ロマネスク様式」なんて聞いたことはありませんが。 --忠太(会話) 2014年1月29日 (水) 12:15 (UTC)
- コメント 建築は素人なので申し訳ないのですが、仮に「ルネッサンス・ロマネスク様式」というのが無い場合(多分無いとは思いますが)、出典をウェブサイトに置いて、以下のような文面で書くのは可能でしょう。
- 神田教会は「ルネッサンス・ロマネスク様式(括弧内略)」として建てられているとしている。
- ただ、単なる「教会による自称ないし命名」なのかどうかは断定できないと思います。「建築家による(自己流への)命名」という事も有り得なくはありませんし。その辺は明言しない方が良いでしょうね。--Kinno Angel(会話) 2014年1月29日 (水) 12:58 (UTC)
忠太さんの仰るとおり、「ルネッサンス・ロマネスク様式」という様式は聞いたことが無いですし、個人的に調べても出てきませんでした。私もHPそのままに「ルネッサンス・ロマネスク様式」と書くのはどうかと思い、神田教会HPにあるもう一つの表現[2]、「ロマネスク様式とルネッサンス様式を融合させた建築」という表現を用いて編集しました。この表現ならば、教会の「単なる自称」でもなく、Kinno Angelさんの仰る「建築家による命名(建築家独自の表現)」だった場合にも触れずに表現出来ていると思います。より良い表現があれば訂正お願い致します。--kawaeee1975 2014年1月30日 (木) 00:07 (UTC)