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ノート:オヤニラミ

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科名

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最近の図鑑等もケツギョ科を使ってますが、どうやらそれより後に変更があったのでしょうか。なら、ちょっと調べがたいわけですが、Percichthyidaeの和名をペルキクティス科とするのには出典があるのでしょうか?もしないのであれば、仮名書きはやめた方がよいのでは?--Keisotyo会話2015年5月22日 (金) 08:43 (UTC)[返信]

『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(2013年)ではオヤニラミ Coreoperca kawamebari をケツギョ科 Sinipercidae に置いています。オヤニラミの分類学的位置付けは極めて不安定で、魚類分類体系の世界標準とされる『Fishes of the World』(Nelson JS)では第三版(1994年)・第四版(2006年)のいずれにおいても、Coreoperca を Centropomidae または Percichthyidae に含めるか、あるいは独立の Sinipercidae を置くか不確定としています。なおスズキ Lateolabrax japonicus の分類も非常に揺れており、『Fishes of the World』では Lateolabrax を独立の科 Lateolabracidae とする説を紹介しつつも、暫定的に Moronidae (モロネ科)に含めています。『日本の海水魚』(1997年)ではスズキをスズキ科 Percichthyidae に含めていましたが、『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』ではスズキ科として Lateolabracidae を採用しています(p.748)。しかし同書の「分類学的付記と文献」(p.1957)では「スズキ属を Moronidae に含めた」という説明があり、どうもよくわかりません。ご参考になるかどうか。--Konowata会話2015年5月22日 (金) 16:04 (UTC)[返信]
なるほど、やっかいな群なのですね。私が言いたいのは、これのような魚の分類群であれば、そのうちに日本語の和名が与えられるのだろうと言うことです。であれば、それまでの暫定措置として学名だけ、という状態があるにせよ、そこで学名カナ読みをあえて書かなくてもいいのでは、ということなんですが。--Keisotyo会話2015年5月22日 (金) 21:30 (UTC)[返信]
「Percichthyidae に Coreoperca が含まれ、かつペルキクティス科と和名を当てる」出典がない現状、カナ読みを外して、学名表記のみに留めるという対応は妥当かもしれません。『日本産魚類検索』を引用してケツギョ科 Sinipercidae に変えた方が早いかもしれませんが、今後何が主流になっていくのかは不明です。同書の「魚類概説」p.14では、Johnson(1984)に従い Sinipercidae (ケツギョ科)等を独立させたがまだ十分に整理された状態とは言い難い、とのこと。本来重要なのは混乱している物事に対して、Wikipediaが特定の見解を支持したり、新しい意見を発信したりしないようにすることです。もう今さら無理ですけどね。--Konowata会話2015年5月23日 (土) 01:06 (UTC)[返信]
こちらの議論を見てペルキクティス科に{{暫定記事名}}を貼付しました。生物全般的に不用心に和名がつけられることが多いように見受けられます。--会話2015年5月23日 (土) 05:03 (UTC)[返信]