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ノート:オプチカル・プリンター

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記事の書き方について

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2007年8月22日01:49の版までの間で、「~そうだ」「~云えよう」といった伝聞独自研究を思わせる記述が散見されます。記事の書き方をよくご確認のうえ、そうした記述にはご配慮願います。--takranke 2007年8月22日 (水) 04:41 (UTC)[返信]

はたして、エリ合成機は「簡易オプチカル・プリンター」であろうか?

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確かに、中間素材の現像の手間が省略されるかもしれないが、どちらかと言えば「線画台(アニメーションスタンド)」的な使われ方が多かったのではないか?   エリ合成機を「簡易オプチカル」と見なすのに、私は同意出来ないのだが。--Optical-master 2007年8月23日 (木) 13:58 (UTC)[返信]

--以上の署名のないコメントは、Optical-master会話投稿記録)さんが 2007年8月23日 (木) 05:57 (UTC) に投稿したものです。 takrankeによる付加 --takranke 2007年8月22日 (水) 23:43 (UTC)[返信]

技術的なことは詳しくないので私は意見を述べられません。ので、本文記事にSeetalkを貼り付けました。なお、差し出がましいようですが、ノートに記入の際には署名をお願いします。--takranke 2007年8月22日 (水) 23:43 (UTC)[返信]
エリアル合成機に関する記述を書いた者です。あの記述は参考文献にも記してある通り、『スパイダーマン』DVDBOXに同封されていた冊子(解説書)内における、「16ミリ合成の世界」というインタビュー記事を基にしております。
あの記事には日本映像クリエイティブの社員である杉木伸章(同社取締役)、沖満(同社取締役)、長部恭平(同社主任)の3氏による詳しい解説が載っていまして、杉木氏は「僕たちが使っていたのは、エリアルイメージ合成機というオプチカルプリンター(光学合成機)の一種です。これは非常に単純な構造をしていましてね。真ん中にコンデンサーレンズというでかいレンズがあって、その前のガラスの投射版(エリ面)に投影された空間像をカメラで撮影する方式です。投射版は線画台といってマスクを切ったりする台で固定されています。そこに投射することでマスクを切ったりするんです。」と証言しています。他にも、長部氏は「マスク自体にカメラが寄るということは、デンフィルムエフェクトさんで流行っていたと思うんですが、うちの場合はエリ面とフィックスだったんで、カメラを寄せることが出来なかったんですね。」と証言しており、移動マスク特有のエッジを目立たなくする「ボケマスク」の作り方や、仕上げの撮影時における二重露光処理などにも言及しているなど、合成作業における基本的なノウハウは通常のオプチカル・プリンターと大して変わらないのではないか?と判断した上で書き込みました。
因みに『東宝特撮映画全史』でも、1954年『ゴジラ』の合成技師でもあった向山宏が「当時,東宝にあったオプチカルの機械は日本でも最初のやつでした。手動ですよ。手でガチャン,ガチャンって動かすんですわ。本体はベルです。実に旧式なものでしたね。古いけど非常にやりいいですよ。あんまり機械化されたのは、ちょっと電気に故障起きると,もうお手あげですよ」と証言していますが、オックスベリー社製のオプチカル・プリンター1900が導入後も向山氏は1970年の『決戦!南海の大怪獣』まで合成を担当しています。
「機械制御されたオプチカル・プリンターだけが本物で、手動式の合成機はオプチカル・プリンターに非ず」と断言してしまうと、両方を扱える合成技師のノウハウすらも否定しかねないと思いますが?今回の記述で、フィルム撮影による日本の映画やテレビ作品の歴史は、手動式の合成機を手掛けてきた技師によって、支えられていたことを知っていただければ幸いです。
それからデンの記述が「日本エフェクトセンターに下請け」と変更されていましたが、デンの社員であった中野稔は光学撮影も手掛けていたので、仕上げの際には日本エフェクトセンターへと出掛けて同社のオプチカル・プリンターを借りて光学撮影を行っていた、と解釈するのが正しいと思います。--Channel17 2007年8月23日 (木)
エリアル合成機なあ。しょーじき、オプティカルプリンタの項目にエリアル合成機を置くのだったらもうちょっと置き方を考えないとあかんような気がする。「用途のひとつ」ということも含め、「簡易型」というとエリ合成機がかわいそうな気もするし。
前にオプティカルプリンターの概念図を作ろうとして、しかしそのままハングアップして今に至っているんですが(って、おい>おれ)、このあたりの項目には図解があったのがいいんじゃないかなあと思ってます。誰か作りませんか。
おまけ。
おれには「機械制御されたオプチカル・プリンターだけが本物で、手動式の合成機はオプチカル・プリンターに非ず」とゆー感覚はありません。使いやすくするとか動きに再現性を持たせるとかいう目的でNC制御を付け加えるということはいろいろな分野であるわけですが、それって機構の本質を左右するものじゃないだろうと思います。フライス盤はNCフライスではないが、NCフライスは間違いなくフライス盤に含まれます。オプティカルプリンタとNCオプティカルプリンタの違いも似たようなもので、「機械制御されたオプティカルプリンタ」だけを意味する場合には、NCオプティカルプリンタなりなんなり、特別な呼び方をしなきゃダメでしょう。--Nekosuki600 2007年8月23日 (木) 08:30 (UTC)[返信]
--Nekosuki600 さんの指摘に基づき、本文中に若干の修正を加えました。--Channel17 2007年8月23日 (木)


最初に投稿した者です。ノートに書き込むのが初めてなので署名の方法がわかりませんでした。>takranke様。

さて私は『機械制御されたオプチカル・プリンターだけが本物で、手動式の合成機はオプチカル・プリンターに非ず』とは申し上げておりません。>Channel17様。それにこの場合、機械制御と手動式の境目がわかりません。

どうもエリ合成機を「旧式」とか「簡易」で判断されているようですが、エリ合成はオプチカルや生合成、アニメとも違う特徴、長所を持った素晴らしいシステムですよ。

日クリの方も言ってた『エリアルイメージ合成機というオプチカルプリンター(光学合成機)の一種です。』との言葉は素人にわかりやすく説明するためでしょう。(余談:この御三方知ってるんで以後自粛)エリ合成機はオプチカルプリンターに半分似ていますが、技法は線画台に近いものです。

気になるのは『移動マスク特有のエッジを目立たなくする「ボケマスク」の作り方や、仕上げの撮影時における二重露光処理などにも言及しているなど、合成作業における基本的なノウハウは通常のオプチカル・プリンターと大して変わらないのではないか?』と判断されていますが、「大して変わらない」と思われるのにはエリ合成を経験した技師やオプチカル合成技師にとって心外です。

wikiの「オプチカルプリンター」項目と一緒にするのには無理があるので「エリアルイメージ合成機」の項目を新設してはいかがでしょう?

それから『デンの社員であった中野稔は光学撮影も手掛けていたので、仕上げの際には日本エフェクトセンターへと出掛けて同社のオプチカル・プリンターを借りて光学撮影を行っていた、と解釈するのが正しいと思います。』<ハッキリ申しますけど間違いです。

まず、中野氏はデンの役員でした。そして中野氏が自ら日本エフェクトセンターに出向きオプチカルプリンターを操作し作業したことは一切ありません。(確認してみてもいいです)

中野氏は合成設計では素晴らしい才能を発揮しましたが、実際のオペレートやプロセスにおいてはそうではありませんでした。デンフィルムと日本エフェクトセンターの関係は「元請け」と「下請け」に他なりません。

本に書かれた内容が真実ではない。と言うことをお忘れなく。

--Optical-master 2007年8月23日 (木) 13:58 (UTC)[返信]


自分は専門職でないので『「エリアルイメージ合成機」の項目を新設してはいかがでしょう?』については、Nekosuki600さんとOptical-masterさんの間で、話し合って決めていただくのが最善かと思います。
同時に、東宝で使われていた手動式のオプチカルプリンターが如何なる物か大変興味がありますし、この際ですから「オプチカルプリンター」という物の定義(体系図)をもっと分かり易く、具体的に紹介する必要があるのではないでしょうか?
円谷英二による1200型の購入騒動が、朝日ソノラマのファンコレなどによって美談として語り継がれる一方で、東洋現像所や日本エフェクトセンターなどに設置されていた機種は何型なのか今だに不明ですし、前者は『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』の制作時に、「性能テストも兼ねていたので格安料金でオプチカル合成が出来た」という湯浅憲明監督の証言も確認出来ていることから、TBS現像所以外に存在したオプチカルプリンターの性能や使われ方をそろそろ具体的に紹介しても宜しいのではないですか?自分は問題提起をした素人に過ぎないので、本職方面の方々による詳細な研究報告を期待しています。--Channel17 2007年8月23日 (木)
そういう他力本願(←仏教用語的には誤用)なことはやらないでくれえ(=・_・、=)。Optical-master氏とおれは、光学合成のノートあたりで死闘を繰り広げているらしいのだからな(Nekosuki600的には、「おそらく光学合成についてはOptical-master氏がおれより詳しいのだが、一般的記述技術あたりについては逆におれの方が優れていると考えていて、そのあたりの調整をどうするかで悩んでいるところ」なのだがな)。てきとうな第三者が介入して適切な議事進行をしてくれた方が話がまとまりやすいと思う。--Nekosuki600 2007年8月23日 (木) 17:45 (UTC)[返信]
んで、だ。
個人的に確認した情報というのは、それはそれでどこかに記録をしておく価値があるとは思うのだが、ヒアリングした結果としてテキストや動画に固定された個人的記憶というのは、「それが正しい」ということを意味しないんだよ。光学合成だのなんだのの話に限らず、それこそ世界史とかでも、基本的に「対立当事者の聞き書き情報」とかは矛盾しまくっていて、調整がめんどくさい。しばしば正史なんか作れなかったりする(そういう場合は、とりあえず両論併記でごまかしてあとの判断は後世に任せるとかいう方法が取られる)。そこらへんはWikipediaも同じだと思うんだなあ。
何が正しく、何が間違っているかを、どう説明するか。それは、ものすごくむずかしいことなんです。そして、他者に対して、圧力をかけるような言辞を弄んだり、嘲笑的言辞で応じたりすることでは、説明にならないんです。おれが思うに、おそらくOptical-masterさんはそれなりの技術者なんだろうと思うのですが(そして、活動場所から判断して、もしかすっと面識がある方なのではないかと思っておれはかなり警戒しているのですが)、お持ちの知識・情報を、「どのように、検証可能なかたちで後世に伝えていけばいいのか」といったあたりについて、もうちょっと深く考えていただきたいなあと思うのです。
おまけ。
エリアル合成機について、過不足なく説明できるだけの知見があるなら、項目を立てていただいてもぜんぜんかまいませんし、そのためのWikipedia的なアドヴァイスを求められたらおれとしてはそれなりにこれまでの経験を踏まえてWikipedia的に肯定的に受け取られるような方向での前向な助言・対応をするつもりはありますよ。ただその場合、「異論をフィルムのヴァージョン番号を書くといった方法で抑制しようとするような韜晦的ベクトル」ではなく、それこそ「百科事典を通じてはじめてその概念に接した門外漢にもわかるような説明」をこころがけていただければ、と思います。--Nekosuki600 2007年8月23日 (木) 17:45 (UTC)[返信]
Nekosuki600さんの仰る通りかも知れませんね。光学合成のノートも拝見しましたが、Optical-masterさんは人格を疑われかねない表現を使いたがるようで、それが第三者には悪印象を与えている気もします。Wikipediaの本質を理解した上で、誠実な説明責任を果たしていただきたいところですね。
それにしても、デンの中野氏に光学撮影のスキルが無かったとは驚きです。デンの社長であった飯塚定雄は1965年の『怪獣大戦争』で光学撮影を担当していますが、円谷プロ以降の光学撮影はTBS現像所や日本エフェクトセンターの担当技師に丸投げしていたんでしょうか?『ミラーマン』放送時の日本エフェクトセンターは『シルバー仮面』の合成を担当していましたが、『ミラーマン』の合成技師であった中野氏や飯塚氏が裏番組の会社に光学撮影を丸投げしていたのなら、それはそれで凄い話だと思います。現実的には、東宝映像の担当技師(真野田嘉一あたり?)に頼んでいたのかも知れませんが…。
オプチカルプリンターについては、ファンコレ方面の偏った情報のみが今だに語り継がれていて食傷気味でもあるので、それ以外の逸話を知りたい方々も少なからず存在するのではないでしょうか?。本職と見込んでOptical-masterさんには、オプチカルプリンターの定義に関する具体的な知識を、誠実かつ体系的に説明していただければ幸いです(エリアル合成機についても同様ですよ)。--Channel17 2007年8月24日(金)