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ノート:インド式計算

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本項目は一度即時削除されました。削除を依頼した者として、意見など書いておきます。「インド式計算」を定義するのは、ましてや百科事典的記事に仕上げるのは、不可能ではないにせよ、現時点では難しいだろう、と思われます。まず、重要なこととして

Wikipedia は百科事典であって、計算方法を指南する参考書ではありませんから、計算方法の説明が主ではいけません。

由来や評価など、百科事典的な内容を主とするべきでしょう。従として計算方法を簡単に説明することはアリと思いますが、主の部分として、少なくとも百ます計算と同程度の内容と、その出典が欲しいところです。次に、

「インド式計算」は、日本ローカルの流行り言葉であること

を指摘します。計算を工夫する各種方法は、少し賢い子なら自分で考え付くものですし、何をもってインド式と呼ぶのかは不明瞭です。おそらく「インド式」とは、「インドでは知っている人が比較的多い」という程度の意味であって、「インドが発祥」「インド特有のもの」と誤解させるような記述は有害です。インドの数学と関連付けることも疑問があります。数学史として、確かに実用算をインドの数学の特徴に挙げることは多いですが、それは三角法などであって、2桁の掛け算等をクローズアップすることは(少なくとも私の知る限り)ありません。関連項目に挙げるとしたら暗算でしょう。

以下、参考までに。清水義範『いやでも楽しめる算数』講談社文庫 ISBN 978-4062749831 に「十の位が同じで一の位を足すと 10 になる2桁同士の掛け算」の方法が紹介されています。佐野洋から手紙をもらい、戸田城聖著『指導算術』にその方法が載っていたことを教えてもらったエピソードなどが書かれています。インド式計算という語がまだ無かったであろう時代の話です。--白駒 2008年7月11日 (金) 17:05 (UTC)[返信]