ノート:イギリスの内閣一覧
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イギリスの歴代内閣の記事名の付け方について。
[編集]最近、Omaemona1982さんによってヴィクトリア朝の内閣の記事が立て続けに作成されました。ただ、既存のゴードン・ブラウン内閣などでは首相のフルネームが入っている一方、第2次ディズレーリ内閣のように首相の姓のみのため、不統一となっています。いい機会ですので、ここでイギリスの歴代内閣の記事名の付け方について合意を形成できないかと考えています。下の表に案を三つ挙げてあります。
なお英語版では挙国一致内閣とかチャーチル戦時内閣のような記事名や、グレンヴィル男爵内閣(en:Ministry of All the Talents)や第1次ダービー伯爵内閣(en:Who? Who? Ministry)など固有名詞がついている内閣もありますが、統一性を重視して「(第n次)+首相名+内閣」を提案しています。また18世紀は首相という職がまだはっきりしていなかったせいか、有力者二人の名前になっている内閣もあります(大ピット・デヴォンシャー公爵連立内閣(en:Pitt–Devonshire Ministry)、フォックス・ノース卿連立内閣(en:Fox–North Coalition)など)が、今は考えていません。
案1はフルネーム、案2は姓または爵号のみ(爵位付き)、案3は姓または爵号のみ(爵位なし)です。なお同じ爵号を持つ別の人物が首相になった例はないので、案1で代数を除いた形でも曖昧さは回避できます。
案1だと長すぎる感がありますし、日本の内閣の記事でも重複しない場合は姓のみなので、案3でグレンヴィルに発生する衝突を回避するために案2の形で統一することを提案します。
この場合移動の対象となる記事は以下のとおりです。
- 第3次トニー・ブレア改造内閣 -> 第3次ブレア改造内閣
- ゴードン・ブラウン内閣 -> ブラウン内閣
- ゴードン・ブラウン改造内閣 -> ブラウン第2次改造内閣
- ゴードン・ブラウン再改造内閣 -> ブラウン第3次改造内閣
- 英語版によればブラウン内閣は2008年1月に最初の内閣改造が行われています。
- デーヴィッド・キャメロン内閣 -> キャメロン内閣
―霧木諒二 2014年8月10日 (日) 09:51 (UTC)
- 賛成 :私の立項した記事のことでお手を煩わせて申し訳ありません。丁寧にまとめて頂き、ありがとうございました。私もちょうど第2案のような形にしたいと考えておりましたので、「(第n次)+第2案の首相名+内閣」への統一とそれに応じた5件の改名に賛成です。英語版だとご指摘のようなケースに加えて、同じ性質の内閣が一つにまとめられていることがあり(例:第三次ダービー伯爵内閣+第一次ディズレーリ内閣→en:Conservative Government 1866–68)、このケースは言語リンクが少々やっかいになりますが、この場合は無理に言語リンク付けなくてもいいかもしれません。ここの結論が出るまでイギリスの内閣の新しい記事の投稿は控えておきたいと思います。--Omaemona1982(会話) 2014年8月10日 (日) 17:13 (UTC)
- 賛成 私も第2案が比較的簡明であるように思いますので、このような規則に従って今後、記事を立項するようにすればよいのではないかと思います。内閣の別名がある場合はリダイレクト等の作成も必要ですね。 さえぼー(会話) 2014年8月11日 (月) 15:46 (UTC)
- (報告)合意が形成されたと判断し、移動を実施しました。
ところで記事の修正をしていて気づいたのですが、イギリスの内閣の「 n 次」ってどのようなときに増えるのでしょうか。といいますのも1951年に発足したチャーチルの内閣が en:Third Churchill ministry となっているのですが、これは日本(首相指名選挙があった時のみ増える)とは数え方が違うような感じがします。今のところは総選挙があった時だけ増やす形で en:Churchill war ministry を第1次内閣、続く en:Churchill caretaker ministry をその改造内閣と見做して en:Third Churchill ministry を第2次チャーチル内閣としています。英語版でもこのへんの規則がよくわからず、サッチャー内閣が総選挙毎に en:First Thatcher ministry / en:Second Thatcher ministry / en:Third Thatcher ministry と別勘定な一方で在任中複数の総選挙があったブレア内閣が en:Blair ministry にひとまとまりにされています。詳しくご存じの方がおられましたらご教授お願いします。―霧木諒二 2014年9月6日 (土) 04:10 (UTC)
- (報告)合意が形成されたと判断し、移動を実施しました。
- (追記)20世紀以降の内閣について追加しましたが、不明確なところが増えました。
- 1900年に首相ソールズベリー侯爵は解散総選挙(en:United Kingdom general election, 1900)を行って勝利し、直後に閣僚を入れ替えました。これは「総辞職後の再組閣」なのか「内閣改造」なのかわかりませんでしたが、ロバート・ガスコイン=セシル (第3代ソールズベリー侯) やイギリスの首相の一覧で「第4次」として扱っていないので第3次ソールズベリー侯爵改造内閣としました。
- アンドルー・ボナー・ローの姓は「ロー」らしいのでロー内閣としましたが、なんか短すぎて違和感があります。英語版でもen:Bonar Law Ministryはen:Conservative Government 1922–24へのリダイレクトがあるのにen:Law Ministryは赤リンクです。
- ジョン・A・マクドナルドというカナダ首相を2期務めた政治家がいるため、第1次マクドナルド内閣 (イギリス) ・第2次マクドナルド内閣 (イギリス) としました。同じくen:Frank Wilson (politician) という西オーストラリア州の州首相(en:Premier of Western Australia)を2期務めた政治家がいるため、第1次ウィルソン内閣 (イギリス) と第2次ウィルソン内閣 (イギリス) としました。これらはフルネームの方が良かったでしょうか。
- ウィルソン首相は2期の首相在任中にいずれも一回総選挙を戦って勝利し、続投しました。これをそのまま日本と同じように解釈すると第1期は「第1次ウィルソン内閣」と「第2次ウィルソン内閣」、第2期は「第3次ウィルソン内閣」と「第4次ウィルソン内閣」となりますが、英語版を見ると総選挙前後で閣僚が大幅に入れ替わったわけではなさそうなので英語版と同じくそれぞれ1内閣と数えています(これは要修正かもしれません)。
- ―霧木諒二 2014年9月20日 (土) 06:40 (UTC)
- (さらに追記)ヴィクトリア朝の内閣を追加しました。
- 1839年の寝室女官事件で続投した首相メルバーン子爵は、直後に閣僚を入れ替えているようです。これは総辞職後の再組閣に近いのではないかと思いますが、扱いがわかりませんでしたので「第3次メルバーン子爵内閣」のようにはしていません。
- 1882年12月に首相グラッドストンは6人の閣僚を入れ替えています。理由がわかりませんがこれは内閣改造といってもおかしくないかもしれません。
- ―霧木諒二 2014年9月25日 (木) 13:43 (UTC)
- (さらにさらに追記)はじめまして。当項目の立項者です。昨晩、初代内閣まで加筆し終えました。「第n代」や「第n次」の部分は英語版や仏語版とにらめっこして、直近の第95代(この数字の根拠は、英語版 en:Second Cameron ministry より)から逆算して、ほとんど数合わせのようにつけました。そのため、不正確な部分も多々あると思いますが、そのあたりは英国政治事情に詳しい方々による今後の議論や大幅な加筆・修正に期待するところです。(特に、首相職が確立するまでの、初期の内閣名については)--Doraemonplus(会話) 2015年8月20日 (木) 12:28 (UTC)
複数のイギリスの内閣記事の改名提案 (2015年9月)
[編集]- 提案 以下の3つの個別の内閣記事の改名を提案します。類似の議論は、Wikipedia‐ノート:記事名の付け方/内閣の記事名のノートで、これまでに行われたようです。そこで日本の内閣記事については一応の合意が得られたようですが、これをそのままイギリスの内閣記事にも適用してよいものか、考えさせられるところです。20世紀以降は、上記の一定の規則的な命名法が適用できそうなので、ひとまず以下の3つの改名提案としました。ご意見をお寄せください。
--Doraemonplus(会話) 2015年9月1日 (火) 13:35 (UTC)
- 報告:提案から20日経って異論が出なかったので、改名を実施しました。--Doraemonplus(会話) 2015年9月21日 (月) 08:57 (UTC)
一覧記事への改名提案
[編集]現状の内容ではイギリスの歴代内閣の一覧記事ですので、イギリスの歴代内閣一覧に改名する事を提案します。ご意見をお寄せください。--Doraemonplus(会話) 2015年12月26日 (土) 12:40 (UTC)
- 日本の内閣の一覧記事は「日本国歴代内閣」ですが、一覧記事全体を見渡すと「歴代」を含まないほうが多数派のように思われます(「イギリスの歴代首相の一覧」ではなくイギリスの首相の一覧になっているように)。単に「イギリスの内閣一覧」(もしくは「イギリスの内閣の一覧」)でよいのではないでしょうか。―霧木諒二(会話) 2015年12月29日 (火) 07:27 (UTC)
- なるほど。ご意見ありがとうございます。では、イギリスの首相の一覧に合わせる形で、イギリスの内閣の一覧としましょうかね。他に異論・反論がなければ、来週にも改名しようと思います。--Doraemonplus(会話) 2015年12月31日 (木) 10:59 (UTC)
- 賛成 内閣一覧に賛成。--まっきんりい(会話) 2016年1月1日 (金) 07:25 (UTC)
報告 遅くなりましたが、本日付でイギリスの内閣一覧へ改名しました。ご意見と賛成票をくださった霧木諒二さんとまっきんりいさん、ありがとうございました。--Doraemonplus(会話) 2016年1月16日 (土) 04:56 (UTC)
内閣の代について
[編集]第何代目の内閣であるかについては、英語版を参照すると、en:Second Cameron ministry(第2次キャメロン内閣)からen:First Wilson ministry(第1次ウィルソン内閣)までは当項目の表に記載の代と一致するのですが、それ以前を辿っていくと、en:Churchill war ministry(第1次チャーチル内閣)で代にズレが生じています。代に関する情報の原典を特定して、今後の編集で修正されることを願います。--Doraemonplus(会話) 2016年4月6日 (水) 13:18 (UTC)
私が編集した分については、英語版にある各内閣の個別記事のInfoboxテンプレート内のデータに基づいていますが、そのテンプレートのデータの典拠についても、現在英語版の該当部分執筆者に確認をとっています。--Doraemonplus(会話) 2016年8月6日 (土) 09:30 (UTC)
英語版の相当記事執筆者と連絡が取れました!
[編集]報告 上の節#内閣の代についてで英語版の該当部分執筆者に直接確認中だった案件について、明快な回答が得られたので、ここにお知らせします(その回答はこちら)。代に関する情報はen:Dod's Parliamentary Companionの2010年版によるものだそうです。ただし、専門的な洋書ということで、日本の一般的な公共図書館で閲覧できるかは、ほとんど期待できないでしょう。参考までに、国立国会図書館の検索結果を示すと共に、Google Booksでも検索してみましたが、いずれも最近の版は利用できないようです。また、回答によれば、ministryという語は、下級大臣を含むことから、(通常下級大臣を含まない)内閣を指す用語ではなく、(時の)政府を指す用語だということです。したがって、たとえばMay ministryをメイ内閣と訳すのは、訳語として大いに問題があるといえます。メイ内閣が英語版のen:May ministryの翻訳記事である限りは、何らかの改名措置が必要となるでしょう。なお、ありがたいことに、先方はバベルで上級の日本語が話せると申しており、日本語での質問にも対応してくださるようです。取り急ぎご報告まで。--Doraemonplus(会話) 2016年8月7日 (日) 04:24 (UTC)
- リンク先ノートのアーカイブ化に対応。--Doraemonplus(会話) 2019年9月14日 (土) 04:34 (UTC)