ノート:アーティキュレーション
こんにちは、管楽器から見たアーキュレーションを書いた Nashii です
英語の意味からアーティクルは囲み記事コラム、だとおもっておりました。
また、管楽器は単音しか出せませんから、息継ぎのことだとおもっておりました。
ちょっと教えていただきたいのですが、
芝居のセリフなどで大きな声を出す。というアクセントの意味の言葉はありますか?
- 「芝居のセリフなどで大きな声を出す。というアクセント」の意味がわかりません。
- アクセントはあくまでもアクセントで、大きな声を出すこととは関係ないのですが……。
- もっと詳しく、具体的にわかりやすく書いて頂けると、お答えできると思います。MH 15:49 2004年2月14日 (UTC)
- 例えば「これでいいいか?」と聞くとき、語尾を上げれば疑問になるでしょう?
- ところが、強く音量を上げて聞けば念押し、あるいは不承不承であるようなニュアンスになるようなきがします。……ので、そのようなしゃべり方……のことをいう言葉があるかなぁ? とおもったのです。
- それと、英語の意味の補足のことですが、形容詞の、関節の、というつもりで書きました。
- Articulationの英語の意味の接続、関節……という言葉をまず、意識するとすべての説明がスーっと理解できるとおもうのです。(説明は流暢で見事です) Nashii
- 例えば「これでいいいか?」と聞くとき、語尾を上げれば疑問になるでしょう?
- それはイントネーション(抑揚)のことだと思います。
- 音量の変化も関係しますが、主に音の高低の変化で表現されるものです。MH 00:06 2004年2月15日 (UTC)
- イントネーションですか。イントネーションは幅広く使われますね。
- ところで、記事本文にまず、アーティキュレーションが接続という意味の外来語であることを説明したほうが良いとおもうのですが。いかがですか? Nashii
- イントネーションですか。イントネーションは幅広く使われますね。
- 抑揚的に強勢をかける箇所(つまり抑揚の揚の方)を「ストレス」と呼ぶこともあります。
- 外来語とその説明の件:ウィキペディアが国語辞典や英和辞典ならば、語義をまず記述すべきだと思います。ですが、ウィキペディアは国語・英和辞典ではなく、百科事典ですので、その語の抽象的な意味合いよりも、その語が使われる際に具体的になにを指すか、その指すところの事物・事象を、何よりも優先して記述すべきです。
- なので、外来語の場合、本来の意味は記述しなくても良く、もし記述した方が内容の理解を助けるような場合は、冒頭ではなく一番最後の方か、適当な場所に挟むのが正しいと私は考えます。
- ちなみにArticulationに関してですが、自分の知る限りでは、日本で言うところの滑舌の意味で使われている場合がほとんどです。音楽関係者の知り合いは少ないので、そっち方面のことはわかりません。接続・関節のことを書きかけてらっしゃったようですが、それを書くと、「日本の」「百科事典の」読者には、かえって分かりづらい記事になってしまうと思います。(よろしければ、何冊かの和英辞典で、「接続」と「関節」を調べてみてください。articulationと言う語は、ほとんどの場合載っていないと思います。articularは載っているかも。)MH 19:49 2004年2月15日 (UTC)
- 辞書に載っていないから、ぜひ書くべきだとおもいます。
- 語源がわかれば滑舌という意味が、連想できると思うわけです Nashii
- 辞書に載っていないから、ぜひ書くべきだとおもいます。
- 誤解のないように確認させていただきますが、語源(たぶんラテン語で関節に関係した語だと推測します)や元の意味を書くこと自体を否定しているわけではありません。
- 憶測ですが、Nashiiさんは、語源やその語自体が本質的に意味するところから、実際の使われ方や語が指す事物・事象に広げていこうとするアプローチをなさっているように思います。私は、百科事典の記述に限って言えば、現実主義の立場を取り、事物・事象を優先的に触れるように心がけるべきと考えています。
- どちらがいいとは一概には言えません。結局はケースバイケースだと思います。ただ、前者について言えば、焦点のぼやけた記述になることを私はまず危惧してしまいます。
- アーティキュレーションについて言えば、一般に馴染みがない用語だからこそ、まずそれがどんな事物・事象を指すかを明確に提示すべきだと思いますが、それと逆の意見があってもそれはそれで良いように思います。
- ただ、一般に、英語で関節と言えばjointですし、接続と言えばconnectionです。そしてarticulationは、日本で言うところの滑舌の意味で使われている場合が、自分の経験ではほとんです。(ただしこれは私見であり、中立性に欠ける意見かもしれません。もしかしたら動植物学者さんたちは、関節とか節点の意味で普通に使っているのかも。音楽でもアーティキュレーションという語を使うのはこの記事で初めて知りました。)
- つまり、アーティキュレーションとArticulationは、用法上同じ意味を指しているのです。それでも元の意味に触れる必要があるかどうかは私には疑問ですが、触れた方が内容が明快になる構成の仕方もあるのかもしれません。
- なので、同じ意見の繰り返しになりますが、もし触れるとしたら冒頭ではなく、末尾か定義部分の直後などがよろしいかと思います。MH 09:00 2004年2月17日 (UTC)
- ストレスというのは、語尾を上げずに、音量だけ大きくしたときのイメージにぴったりですね。言葉使いの目的もストレス(圧力?)をかけるような方向ですし……なるほど。
- それにしても、外来語を外来語で説明して……これって、日本語の柔軟さ? でしょうか?Nashii
- ストレスというのは、語尾を上げずに、音量だけ大きくしたときのイメージにぴったりですね。言葉使いの目的もストレス(圧力?)をかけるような方向ですし……なるほど。
- 外来語を外来語で解説するというのは面白い状況ですね。日本語の柔軟さ・良い意味でのいい加減さだと思います。
- 話法におけるストレスについてですが、音量だけでなく音程も変わります。一応補足。MH 09:00 2004年2月17日 (UTC)
音楽の大きなかたまり・楽節をつなげるための、半音階転調なども、アーテキュレーションと説明されています。
これは、雑誌の記事をつなぐ、囲み記事(コラム)のような使い方で、まったく違う記事をコラムで区切って、並べる、……つなげるというイメージです。
活舌や、せりふまわしの流暢さの説明だけではなくて、英語のイメージが明記されているほうが良いと思います。
じつは「学校の進級」のための準備のページでアーティキュレイションは接続である。と読みまして、目からうろこで、転調も、息継ぎも、アーティクル(囲み記事)とはかけ離れた用法が全部納得できたので、……あえてこだわるのです。
ぜひ語源のイメージ、接続・関節を 書くべきだと思うのです。 Nashii
- 自分なりに語源を中英語←後ラテン語←ラテン語まで遡って調査し、(読者の混乱を招くと判断したので)その調査は表に出さず現代英語においての意味のみの解説、つまりNashiiさんが文末に書かれていた解説を、多少改訂を加えた上で本文中に組み込んでみたつもりだったのですが、ご不満なのでしょうか? それとも良い、という言うことなのでしょうか。申し訳ありませんが上の文章からはそれが判断できませんでした。
- それと『「学校の進級」のための準備のページ』について、よろしければもっと詳しいことをお教えいただけないでしょうか。ウェブサイトでしたらURLを、本や冊子だとしたら発行元を教えて頂けると助かります。それを読めば、私もNashiiさんのおっしゃりたいことをもっと良く理解できるかもしれません。
- ちなみにarticulationの基本語義は、「接続」そのものではなく、音声や事物を区切ることか、区切るための「接続部分」です。アーティキュレーションとは接続である、という解説は、間違っているか、観念的過ぎて前後の文脈がきっちりないと成立しないものだと思います。MH 00:02 2004年2月19日 (UTC)
1、音楽のアーテキュレーションを説明するには、どうも、息継ぎ・接続という概念がまず必要です。というのは、……大きな楽節をつなぐためによくいわれる音として、導音とか、アプローチノート。……この意味でアーテキュレーションが使われているのです。
(それだけでなく、もっと拡張されているようです。……一般的であるかどうかは判りませんが……)
2、ぐーぐるで「articulation 接続 解説」を検索したら出てきました。
3、シャンプーの広告の髪の毛のアーティクル……はどういうスペルなんでしょうか?
art アートは芸術……ですよねしかも絵画の方向の語源なんでしょうか? Nashii
- 普段、クラシック音楽の世界で日常的にこの言葉を使っている者の感覚では、スラーやスタッカートやテヌートの使い分けのこと、です。
- アクセントも関係ありますが、アクセントというとどうも強弱法のイメージが強いですよね。確かに強弱法には違いないんだし。アーティキュレーションの中でアクセントが出てくる場面というのは、スラーを強調するためとか、テヌートとの対比(テヌートでは音の出だしから終わりまで均質な強さ:アクセントでは急速に弱めてゆく)とか、そういった場面ですね。
- 大事なことは、音をどう次に続けてゆくか、で、分けて考えると、音が出た後その音をどう処理するか(持続させるか、早く切るか、同じ強さを保つか、弱めるか、逆に強めるか)という問題と、それぞれの音の強さのバランス(強い音の後に弱い音を続ければつながって聞こえるし、その逆は前の音の処理によってはつながって聞こえにくい)という問題です。
- だから、結局音がどうつながって聞こえるか、という問題ですね。
- ただ、フレーズとアーティキュレーションが違うのは、ここに5つの音があったときに、その各音をスラーで演奏しても、スタッカートで演奏しても、テヌートでも、それらを混ぜても、アーティキュレーションは違うけれど、どの演奏もがそれら5音がワンフレーズである、というのはあり得ることなんですね。フレーズの方が抽象度が高い、といったらいいんでしょうか。
- わたし自身、うまく説明できなくて頭がこんがらがってきたので、この辺にしときます。compUT/OSer 08:26 2004年2月25日 (UTC)
クラシックなさっていらっしゃるのですか。自己流ですがフルートとピアノを演奏します。どうぞよろしく。
こんかい、アーティキュレーションをぐーぐるで調べたら、いろいろ面白い発見ばかりでおどろいています。
バッハの説明の中に転調していくアーキュレーションという記述がありまして、あれれ?
……デス。 相当長い楽節になると思うのですが……。 Nashii
- キューティクル(cuticle, 表皮)では?>髪の毛。
英語の「art」はラテン語の ars が語源で「わざ、技術」。おおもとはこれですからこの語の意味は今でも芸術方面に限りません。あと nature (自然、本性)と対比的に用いられて「人為、人工」といった含みもあります。さらに進めて(自然と対比された)人間性を含むもの一般を指すようになるとそれを対象とする学は複数形で「人文科学、(教養)」の意味になります。これもおおもとの意味は技術・技巧です。語源はふつうの英和辞典にも載ってますよ。(Setomanko)
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