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ノート:アラグシャー盟/060618

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以下、利用者‐会話:Dalaibaaturへの投稿より。
証拠を出していただこう。
アラグシャーだという根拠を『モンゴル語基礎文法』内モンゴル出身の言語学者フフバートル氏の表記の該当する部分を引用して説明してもらおうか?あの綴りの何処にもアラ「グ」シャーなどと発音できる文字がないのは何故だ?儂とてモンゴル語に完全に無知ではないのだ。舐めてもらうのは困る。Sionnach 2006年5月16日 (火) 22:57 (UTC)[返信]
私が所有している1993年出版の初版本では、第十一課が「obur mongGul un JasaG JakirGan u orun 内モンゴルの行政区」(ローマ字転写は不正確)となっており(pp.132-133)、そこには「アラグシャー盟」というカタカナ表記がガンガン使用されています。引用します。
まず、p.130の単語リストより。
32 alašan アラグシャー(地域名)
次に第十一課の「本文訳」より。
 内モンゴルは九つのアイマグ(盟)、三つの直轄市をもっている。自治旗は三つある。
 九つのアイマグ:
一、ホロンボイル アイマグ
 (中略)
九、アラグシャー アイマグ
巻末の「ハルハ方言」と対比した「単語集」では、次のようになっている。
alašan [ al∫a: ] Альшаа アラ(グ)シャー(地域名)38, 130
さて、「アラグシャー」の「グ」音がいったいどこから出現したのか、という点ですが、これについては「文字編」(pp.28-58)の「š行」(p.38)に次のような記述があります。

   (モンゴル文字) a + la + ša → alag∫a:

(上記のローマ字転写) a + la + ša → [al(ag)∫a: ]

     (和訳部分)アラ(グ)シャー (地域名)

すなわち、「a + la + ša」の三要素が組み合わさると、「alag∫a:」と「g」音が出現し、後続の「š」が「∫」に変化すると。この解説と、巻末の単語集ではカタカナ「グ」字が( )内に入れられていますが、第十一課「本文」とその表記をみるかぎり、フフバートル氏にとっては、「アラグシャー」という音こそ、この地域名称にとっての主たる音だと考えていることがうかがえます。
中華人民共和国の現行の自治体の記事に関するウィキプロジェクトの規定では、自治体の単位を中国名によって表記すると定められ、「アイマグ」は「盟」と表示されることになっております。以上より、1993年刊行の初版本に忠実に依拠した場合には、「決してならない」どころか、「必ず」アラグシャー盟という表記になるのです。
さてshikai shaw 様。あなたのお手元の『モンゴル語基礎文法』は、それを「ちゃんとお読みにな」れば、「「アラグシャー盟」などという記事名には決してならない」そうですが、
  • shikai shaw さんがご覧になっている本の刊行年と版
についてお示しいただいたうえで、その版における「アラグシャー盟」に関する記述がどのようになっているのか、ご提示いただきたいと思います。--Dalaibaatur 2006年6月13日 (火) 15:12 (UTC)[返信]