ノート:アブラアム=ルイ・ブレゲ
ブルゲ?
[編集]かなり前に「アブラアム・ルイ・ブルゲ」に記事が移動されていますが、個人的には航空業界で「ブレゲー」、時計業界では「ブレゲ」でしか見たことがありませんので、疑問を感じています。「ブルゲ」とした根拠は何かあるのでしょうか?--プリズム11(会話) 2012年6月1日 (金) 11:09 (UTC)
改名提案
[編集]アブラアン・ルイ・ブレゲアブラアム・ルイ・ブレゲアブラアム=ルイ・ブレゲへの改名を提案致します。△11が見て来た限りでは、メーカー名としても、個人名としても全てブレゲ表記です。以下個人名がブレゲ表記である旨の出典です。
- 別冊家庭画報『世界の特選品 時計大図鑑』世界文化社 p.97『アブラアム・ルイ・ブレゲ』
- エマニュエル・ブレゲ著、菅原茂訳『ブレゲ 天才時計師の生涯と遺産』日本シイベルヘグナー 表紙『アブラアン・ルイ・ブレゲ』
- 『ヴィンテージウォッチ2nd』日経BPムック p.13、p.28、p.85、p.94。『アブラアン=ルイ・ブレゲ』
- 『ヴィンテージウォッチ3rd』日経BPムック p.30。『アブラアン=ルイ・ブレゲ』
- 『ヴィンテージウォッチ4th』日経BPムック p.16。『アブラアン=ルイ・ブレゲ』
- 『ヴィンテージウォッチ5th』日経BPムック p.35、p.38、p.44、p.45、p.49、p.108。『アブラアン-ルイ・ブレゲ』
- 『ヴィンテージウォッチ6th』日経BPムック p.115。『アブラアン=ルイ・ブレゲ』--プリズム11(会話) 2013年6月5日 (水) 16:34 (UTC)
コメントフランス語版(fr:Abraham Breguet)ではBreguetとなっています。英語版では(en:Abraham-Louis Breguet)冒頭部分に"Abraham-Louis Breguet or Bréguet"となっています。Bréguetだとブレゲ(ー)としか読めませんが、Breguetだとブルゲの可能性もあります(固有名詞の発音は必ずしも標準どうりの発音とは限らず難しいですが)。小学館の『日本大百科全書』には項目名としてこの人物名はあげられていませんが、懐中時計の項目で「フランスのブルゲ Abraham Louis Breguet~」との記載があります。一度Breguetの発音について確認したほうがいいと思います。名前のほうはAbrahamがアブラアンというのは少し無理があるような気がしますが、、、私は言語の発音の観点からコメント差し上げているので、反対・賛成の意見ではありません。原音を尊重する立場です。一度確認されてみてほしいと思います。航空機メーカーの「ブレゲー」は私も存じておりますので。--Xapones(会話) 2013年6月9日 (日) 15:03 (UTC)
コメントスイス観光局のページでは個人名は記載されていませんが、姓の記載がありました。ブレゲとなっています。http://www.myswiss.jp/jp.cfm/home/mailmagazine/32/watch/ ブレゲのほうが可能性が高いかもしれませんが、以前移動された方が「より原語に近い表記の尊重」という理由で移動されているので、やはり一度確認はされた方がいいと思います。--Xapones(会話) 2013年6月9日 (日) 15:28 (UTC)
- コメントありがとうございます。ブルゲ表記も、全く存在しないわけでもないのですね。
- 「より原語に近い表記の尊重」の観点は重要だと思いますし、そこから外れる表記は個人的にも苦々しく思うところではあるのですが、メーカーやスイス観光局の表記も含めほぼ統一されている「ブレゲ」表記を無視しての「ブルゲ」表記は無理筋だと思います。Abrahamに関してはアブラアムの方が無理がないということですし、巷の表記も両方あるので、アブラアム・ルイ・ブレゲへの改名提案に切り替えます。上に挙げた出典では「アブラアン」優勢に見えますが、実際には半々くらいの印象です。
- ところでフランス語は高校の部活動で少々やったのみで全く知識皆無と言っても良い状態ですが、Breguetならブルゲと発音するのがフランス語の発音として素直ということでしょうか。とすればもしかするとすでに流布してしまった誤表記を今更なかなか変えられないということかも知れませんね。少し前バセロン・コンスタンチンがある日突然公式表記をヴァシュロン・コンスタンタンに切り替えて話題になりましたが、ブレゲに関してもそのようなことが今後あるかも。
- Bréguet表記は見かけません。アーノルド・ウォッチなどはジョン・アーノルドの仕事に対し賞賛する文章が刻まれておりその中でmémoireという単語が使われているのですが、そこでもBreguet表記です。--プリズム11(会話) 2013年6月9日 (日) 23:12 (UTC)
- コメント私も第2外国語で習っただけなので、フランス語の専門というわけではないのですが、手元の辞書『プチ・ロワイヤル仏和辞典第3版』の発音解説では「eの発音」が項目として立てられているので、仏語においては厄介な発音だということでしょう。それによると「開音節(母音(字)で終わる音節)では原則的には/ə/(曖昧母音、シュワー)で発音されるべきであるが、(略)、できるだけ発音しないで済ませる傾向がある。」とあります。また閉音節で(子音(字)で終わる音節)は/ɛ/または/e/という記述もあります。Breguetは音節的(綴り上の)にはBreとguetのように分けられると思います。そうするとBreは開音節なので本来的にはブラのように発音されるということになると思いますが、実際には/ə/は発音されない傾向があるということだと思います。そうするとBreの音節は母音なしということになり後半のguetと一気にBrguetのように発音ということになると思うのですが、、、子音のrは発音されるので、あえてカナ書きするとブルゲのようになるということだと思います。ただ、注意として、この/ə/の発音・脱落は個人、地域等に差があるともあります。実際固有名詞の発音は原則道理でない場合が多いので何とも言えません。またBréguetという綴りの場合のéは/ɛ/または/e/なので、ブレゲとなり、この場合は全く問題ないと思います。仏語版の脚注ではBreguetの綴りはアクサン-テギュがないが、depuis le début(時計制作会社創設後だと思うのですが)、一般的にはBréguetのように発音、とあります。本来とは違う発音で一般的に発音されるということだと思います。一度確認お願いします。
- アブラアム・ルイ・ブレゲへの改名に賛成いたします。ただ、仏語版にはAbraham-Louis BreguetとAbrahamとLouisの間に「-」があるのが気にかかります。時計会社のページ([1])でも「-」のあるイニシャル表記A.-L.Breguetとなっているので、アブラアム=ルイ・ブレゲのようにした方がいいかもしれません。アブラアム=ルイ・ブレゲへの改名の場合も賛成いたします。--Xapones(会話) 2013年6月11日 (火) 18:35 (UTC)
- 詳しい解説ありがとうございます。今後念頭に置きたいと思います。
- 個人的にもアブラアム=ルイ・ブレゲとするかで迷っています。どちらが多いかCategory:フランスの人物を精査してみたいと思います。--プリズム11(会話) 2013年6月12日 (水) 04:08 (UTC)
[2]を聴くと、ブルゲよりブレゲに近いような気がしますね。--223.135.98.94 2013年6月12日 (水) 04:18 (UTC)
- ありがとうございます。「ブレゲ」に関しては特に問題なさそうですね。
- Category:フランスの人物を見ていますが、現状の個人的な印象ではアブラアム=ルイ・ブレゲの方に傾いています。--プリズム11(会話) 2013年6月12日 (水) 20:24 (UTC)
- オルリ・アントワーヌ・ド・トゥナン等少数の例外を除き「=」式で項目が建てられているようです。アブラアム=ルイ・ブレゲへの改名提案に切り替えます。--プリズム11(会話) 2013年6月14日 (金) 02:55 (UTC)
アブラアム=ルイ・ブレゲへの改名を実施しました。ご教示ありがとうございました。--プリズム11(会話) 2013年6月21日 (金) 23:13 (UTC)