ノート:アブシシン酸
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改名提案
[編集]本項目への「アブシシン酸」への改名を提案します。本文中でも正式な日本語表記は「アブシシン酸」とされている旨が記載されていますし、記事名についても移動することが適当であると思います。ご意見よろしくお願いします。--Charlesy 2009年12月3日 (木) 13:21 (UTC)
- ci.nii.ac.jp で検索すると、アブシジンにはアブシシンやアブサイシンの 10 倍位の用例があります。正式な日本語表記は「アブシシン酸」という記述には出典がないのですが、どのあたりで決められている正式表記なのでしょうか。--Jms 2009年12月6日 (日) 08:47 (UTC)
- 基本的には化合物名を和訳する時の規則に従うと「アブシシン酸」となるようです(Wikipedia:ウィキプロジェクト_化学#化合物のIUPAC名表記について - 字訳)参考外部サイト。--Charlesy 2009年12月7日 (月) 01:59 (UTC)
- 改名したのですね。合意があるという状況ではないと思いますが…。Wikipedia:ウィキプロジェクト_化学#化合物のIUPAC名表記についての対象外記事ではないかと思います。--Jms 2009年12月14日 (月) 10:53 (UTC)
- 基本的には化合物名を和訳する時の規則に従うと「アブシシン酸」となるようです(Wikipedia:ウィキプロジェクト_化学#化合物のIUPAC名表記について - 字訳)参考外部サイト。--Charlesy 2009年12月7日 (月) 01:59 (UTC)
返答から1週間経ちましたので改名させていただきました(Wikipedia:ページの改名)。参照していただきたかったのは、Wikipedia:ウィキプロジェクト_化学#化合物のIUPAC名表記について内の化合物名字訳規準に関する説明の部分です。「アブシジン酸」は許容慣用名にあたるのでしょうか。--Charlesy 2009年12月14日 (月) 14:26 (UTC)
- 化学分野以外の記事に該当するのではないかと思います。用例で 10 倍の差があるのですから、その状況で「アブシシン酸」とするのには文献的に相応の論拠が必要だと思います。--Jms 2009年12月14日 (月) 15:41 (UTC)
- 化合物名字訳規準に従うということで基本的には解決すると思いますが。手元にはありませんが、高校の生物の教科書等では化合物名字訳規準に沿ったアブシシン酸となっているようです(東京農工大の入試出題ミスの事例)。--Charlesy 2009年12月14日 (月) 16:52 (UTC)
- 学術文献での用例にみられる 10 倍近い差からは相応の慣例があると考えざるを得ませんから、「化合物名字訳規準に従うということで基本的には解決」とは言えないでしょう。入試出題ミスの事例のリンク先にはアブシジン酸について「大学では一般的に使う表記」ともあります。--Jms 2009年12月14日 (月) 17:17 (UTC)
- 化合物名字訳規準に従うということで基本的には解決すると思いますが。手元にはありませんが、高校の生物の教科書等では化合物名字訳規準に沿ったアブシシン酸となっているようです(東京農工大の入試出題ミスの事例)。--Charlesy 2009年12月14日 (月) 16:52 (UTC)
- もちろんアブシジン酸も普通に使用します。実際にはABAと略すことが多いでしょうが。学術的な記事だからこそ多い少ないではなく規準に沿った記事名にし、冒頭に慣用名として「アブシジン酸」と表記することでよいのではないでしょうか。--Charlesy 2009年12月14日 (月) 17:30 (UTC)
- その論でゆくと、慣用名は記事名として一切使うな、ということになりませんか。それはWikipedia:ウィキプロジェクト_化学#化合物のIUPAC名表記についての「慣用名、IUPAC系統名のうち一般に使われるものを原則とする」に整合しないでしょう。--Jms 2009年12月14日 (月) 17:38 (UTC)
- それに当て嵌めると、「一般的に使われる慣用名」が「abscisic acid」で、IUPAC系統名が「[S-(Z,E)]-5-(1-Hydroxy-2,6,6-trimethyl-4-oxo-2-cyclohexen-1-yl)-3-methyl-2,4-pentanedienoic acid」なので、今回の改名とは特に関係ないと思いますよ。--Charlesy 2009年12月14日 (月) 18:15 (UTC)
- そう解釈して、かつ、表記はアブシシン酸だ、というのは、「字訳」が他の条項に優先する、という意味だと思います。それは、化学以外の分野でより広く知られている物質について、日本語での慣用表記が確立している場合であっても、その名称が英語の化合物名に由来するのであれば、確立している慣用名は用いず「化合物名字訳規準」にしたがえ、という解釈と同義ですが、そういう主張をなさっていると理解してよろしいでしょうか。--Jms 2009年12月14日 (月) 20:02 (UTC)
- それに当て嵌めると、「一般的に使われる慣用名」が「abscisic acid」で、IUPAC系統名が「[S-(Z,E)]-5-(1-Hydroxy-2,6,6-trimethyl-4-oxo-2-cyclohexen-1-yl)-3-methyl-2,4-pentanedienoic acid」なので、今回の改名とは特に関係ないと思いますよ。--Charlesy 2009年12月14日 (月) 18:15 (UTC)
- その論でゆくと、慣用名は記事名として一切使うな、ということになりませんか。それはWikipedia:ウィキプロジェクト_化学#化合物のIUPAC名表記についての「慣用名、IUPAC系統名のうち一般に使われるものを原則とする」に整合しないでしょう。--Jms 2009年12月14日 (月) 17:38 (UTC)
- 論点がずれてるのでお答えしにくいですが、本項目に関しては、日本語での慣用表記が確立しているという訳でもなく、アブシジン酸、アブシシン酸、双方ともに使用する研究者がいます。日本化学会でも高校の教科書でもアブシシン酸表記を採用しているなら、記事名に採用するのは適当では。一律のガイドラインを提案している訳ではないのでご安心を。では。--Charlesy 2009年12月15日 (火) 02:55 (UTC)
- はて。論点は、アブシジンと、アブシシンやアブサイシンとの間には ci.nii.ac.jp で調べる限り 10 倍近い開きがあるのに、なぜ優位な、慣用表記として確立していると言ってよい「アブシジン酸」を記事名としないのか、と言う点と、日本化学会だけで決まる話ではないでしょう、という事なのですが。--Jms 2009年12月15日 (火) 03:34 (UTC)
百科辞典ですから、より正確な記事名を採用すればよいのでは。現時点での多い少ないは本件では問題とならないと考えます。一応、両方併記する形にしますね。2人だけの意見だと視野が狭くなるので、プロジェクトにコメント依頼をして、しばらく失礼します。--Charlesy 2009年12月15日 (火) 04:04 (UTC)
- この場合、字訳して正式表記というのはちょっとはしょりすぎなのではないでしょうか。ともあれ調べてみると、『生物教育用語集』(日本動物学会・日本植物学会編)で1998年に「アブシジン酸」から「アブシシン酸」へ正式表記が変更された、とあります[1]。『オンライン学術用語集』(文化省)でも「アブシシン酸」になっています[2]。ですので「アブシシン酸」は正式名称である、と認めてよろしいかと思われます。
- しかしながら、慣用名である「アブシジン酸」が最も広く一般に使われている名称であることも確かです(グーグル検索:アブシジン酸 約 20,500 件、アブシシン酸 約 4,590 件。ウェブ辞書で「アブシジン酸」表記あり[3])。「abscisic acid」という英語表記は、(日本語の文においては)「アブシジン酸」より一般的に使われているものともいえないようです(グーグル検索:約 10,800 件)(本当は他の辞書・事典も引いたほうがよいのでしょうけれど、私は今ちょっとできないです)。
- そうしますと、Wikipedia:ウィキプロジェクト_化学#化合物のIUPAC名表記について の「慣用名、IUPAC系統名のうち一般に使われるものを原則とする」に従えば、「アブシジン酸」でよいということになります。正式名称がある(変わっている)のにあまりそれが使われないというのは難しい事例であるとは思いますが、そのあたりを勘案して正式名称を記事名とするかどうか決めるのが良いと思います。まあオキシダンほどおかしな名称でもないでしょう。--Calvero 2009年12月18日 (金) 16:51 (UTC)
- 守備範囲としては日本植物学会よりは日本植物生理学会や農学関連学会でしょう。この手の議論で標準的に参照されるのは岩波の生物学事典だと思いますが、4 版をまだ確認できていません。3 版はアブシジン酸でした。標準的な教科書とされる『植物生理』ISBN 4-563-07784-4 の主要目次ではアブシジン酸となっています。--Jms 2009年12月18日 (金) 17:15 (UTC)
- 辞典類を調べてきました。理化学辞典(第5版、岩波、1998年2月)、科学大辞典(第2版、国際科学振興財団編、丸善、2005年3月)、JIS工業用語大辞典(第5版、日本企画協会、2001年3月)、生化学辞典(第4版、東京科学同人、2007年12月)はいずれも「アブシジン酸」でした。生物学辞典や教科書などは読むことができていません。--Calvero 2009年12月23日 (水) 20:15 (UTC)
- 書店店頭で調べた範囲なので網羅的ではありませんが、大学向け植物生理学関連書を数冊調べたところ、化学同人の『植物生理学』ISBN 978-4759811070 が「アブシシン酸」としている他はすべて「アブシジン酸」でした。高等学校の教科書は「アブシシン酸」でしょうが…。--Jms 2009年12月23日 (水) 21:50 (UTC)
- 学術用語集 化学編 増訂二版(2004)はp.1にあり、アブシシン酸(abusisin-san)です。由来を示す記号によると読みはドイツ語由来だと書いてあります。で、蛇足ながらアブシシン酸はIUPAC名ではなく、IUPAC-IUB協定生化学命名法の天然物・生化学名だと考えます。--あら金 2010年4月23日 (金) 13:19 (UTC)
- 辞典類を調べてきました。理化学辞典(第5版、岩波、1998年2月)、科学大辞典(第2版、国際科学振興財団編、丸善、2005年3月)、JIS工業用語大辞典(第5版、日本企画協会、2001年3月)、生化学辞典(第4版、東京科学同人、2007年12月)はいずれも「アブシジン酸」でした。生物学辞典や教科書などは読むことができていません。--Calvero 2009年12月23日 (水) 20:15 (UTC)
- 守備範囲としては日本植物学会よりは日本植物生理学会や農学関連学会でしょう。この手の議論で標準的に参照されるのは岩波の生物学事典だと思いますが、4 版をまだ確認できていません。3 版はアブシジン酸でした。標準的な教科書とされる『植物生理』ISBN 4-563-07784-4 の主要目次ではアブシジン酸となっています。--Jms 2009年12月18日 (金) 17:15 (UTC)