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ノート:まや型護衛艦

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本型のソナーについて

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本型のソナーについて、利用者:To kar010さんにより、度々AN/SQS-53として加筆していただいております。ただ、少なくとも本型搭載のシステムについて、本文で採用している出典では、To kar010さんがご提示くださった文書([1])で"TR-343 Equivalent Replacement Sonar Transducers for SQS-53C sonar by NEC, "と間接的に述べられている以外には、いずれも「AN/SQQ-89」と総称されているのみで、SQS-53というシステム名が使われているものを見かけません。またアメリカ海軍でも、例えばAN/SQQ-89A(V)15についての最近の文書([2])では、MFTAは具体名を出している一方で船体装備ソナーについてはSQS-53という型番を使わずに"hull-mounted array"と述べています。軍用電子機器の命名規則で「水上船舶搭載の複合目的ソナー」を意味するSQQというコードを付与されていることでもありますし、SQS-53というサブシステムの呼称は徐々に用いられなくなって、TR-343やMFTAといったアレイの呼称だけ使っている、というのもありうる線かと思われます。もちろん、偶然ここ最近の記事で言及されてないだけで実際には内部では使われてる可能性もありますが、少なくとも本型のシステムについては、信頼できる出典で「SQS-53」と述べているものが出てこない限りは、あまり使わないほうが無難かと考える次第です。--Panda 51会話2020年7月29日 (水) 09:56 (UTC)[返信]

返信 Panda 51私が出した文書はアメリカ政府の公式資料であり、間接的であっても形式名が書かれている以上それで間違いないのではないでしょうか。そもそも「AN/SQQ-89」と総称されていると言っても、日本政府がFMS調達したのがソナー単体ではなく「AN/SQQ-89A(V)15J ASWCS一式」であり、その中にSQS-53CやMFTA、MK.116水中攻撃式装置が含まれているからです。またPanda 51さんが明示された資料([3])において、写真の部分にSQS-53Cと明記されております。命名についてですが、SQQ-89はOYQ-101のようにそれ自体が独立した機器ではなく、ソナーサブシステム・水中攻撃指揮装置等を内包したシステム全体に付けられた名前であることをまずご理解いただいた方が良いかと思います。よって、「水上船舶搭載の複合目的ソナー」とは必ずしも言い切れないのです。そして、国防総省の最近の文書([4])においてUltra Electronics Ocean Systems Inc.にSQS-53用ソナートランデューサーTR-343を発注した旨の記述があります。TR-343ソナートランデューサーが現在SQS-53Cにしか採用されていない為、この機種の記述で間違いないと考えます([5])。もし、NEC製TR-343Jを使用していることによって形式が違うとおっしゃりたいのであれば、その文献を明示していただければと思います。--To kar010会話) 2020年7月29日 (水) 11:09 (UTC)--To kar010会話2020年7月29日 (水) 11:09 (UTC)[返信]
返信 SQQ-89がソナーサブシステム・水中攻撃指揮装置等を内包したシステム全体に付けられた名前であることは存じております(ちなみにお気づきと思いますが、現時点でAN/SQQ-89に記載されている記述の大部分は私が書いたものです)。ただ現時点では、「本型にAN/SQQ-89A(V)15が搭載されている」ことと「TR-343送信機がSQS-53Cソナーに採用されている」こと、「NECがSQS-53CのTR-343送信機と同等の代替品を製造した」ことは確定的で、「AN/SQQ-89A(V)15にはSQS-53Cが含まれている」可能性も極めて高いにも関わらず、これらから導き出される論理的帰結であるはずの「本型がSQS-53Cソナーを搭載している」ことを直接的に明記した資料はない状態です。上記のように、「偶然ここ最近の記事で言及されてないだけで、実際には特に変更なくSQS-53Cと呼ばれ続けている」可能性もありますし、「オープンアーキテクチャ化に伴って各サブシステムの存在感が希薄化し、SQS-53Cとはあまり呼ばれなくなった」可能性もありますし、To kar010さんが皮肉として言及されたように「NEC製TR-343Jを使用していることによって形式が違う」可能性だって皆無ではありません。
従って、現時点では、上記のようにそれぞれの出典で確言されていることを列挙するしかないと思います。本型のソナーが実際にSQS-53Cと区分されているのであれば、遠からずそのように明記した資料が出てくるでしょうから、それを見た上でSQS-53Cと書き直すべきでしょう。もちろんそれはかなり確実性が高い推測だとは思いますが、万が一にもそうでなかった場合に備えて、慎重を期すべきと考えます。--Panda 51会話2020年7月29日 (水) 12:28 (UTC)[返信]
返信 アメリカ国防安全保障協力局が明言([6])以上、SQS-53Cで間違いないでしょう。また、AN/SQQ-89A(V)15にSQS-53Cが内包されていることはアメリカ海軍([7])によっても明言されております。可能性が高いのではなく、確定です。仮に形式が違うとしたらSQQ-89のバージョンナンバーも変わるはずですし、NECが納入したTR-343Jが米海軍において認証を得ている事、そしてそのFMSで調達されたのがAN/SQQ-89A(V)15 ASWCSであること、そのAN/SQQ-89(V)15にSQS-53Cが内包されている事である以上はSQS-53Cと明記するべきです。
「万が一にもそうでなかった場合に備えて、慎重を期すべきと考えます。」申し訳ないですが、そうでない事を他の記事においてPanda 51さんが書き、それを私が訂正しているケースがあることも、申し添えておきます。--To kar010会話2020年7月29日 (水) 13:42 (UTC)[返信]
報告 正直私としてはまだ一抹の不安を拭いきれませんが、「そうでない事を他の記事においてPanda 51さんが書き、それを私が訂正しているケース」と言われると心当たりがあって大変心苦しく、またその際に確定的なことを書くように心がけておられたTo kar010さんがこれだけ断言されているからには大丈夫なようにも思えてきましたので、AN/SQS-53として修正いたしました。お付き合い頂きありがとうございました。--Panda 51会話2020年7月29日 (水) 14:16 (UTC)[返信]