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ノート:なれずし

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熟寿司の起源

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なれずしに限らず、スシは韓国起源であるとしてwikiを編集したユーザーが過去におりました。将来的にも同様の編集がなされないとも限りませんので、予防のために先手を打ったつもりでしたが、それがお気に召さぬというIPユーザー(210.171.8.---)がおられるようです。編集合戦になってもつまりませんので当該文をノートに転載しておきます。いざという時にでもお使い下さい。--Ponsaku 2006年12月13日 (水) 14:46 (UTC)[返信]

そもそも朝鮮は中国の属国であった期間がすこぶる長く、昔の文献は原則として漢文で書かれているため、自国語の資料に乏しく、古代の朝鮮語がどのようなものであったかを知る手がかりは甚だ少ない。朝鮮語の「シュイダ」にしても、確例はハングルの発明された15世紀以降のものしかない。それどころか、12世紀初頭に北宋孫穆が編纂した『鶏林類事』(高麗時代の数少ない朝鮮語資料の一つ)では「醋曰生根」と記されており、高麗時代の朝鮮語では「酸っぱい」という意味の語が「ションゴン」に近い発音であったことがわかっているのである。残念ながら新羅時代(日本に寿司が伝えられたとしたらこの時期のはず)に「酸っぱい」を何と言っていたかは資料がないため明らかにし得ないが、高麗時代で既に「スシ」とは及びもつかぬ発音だったのに、それより以前の新羅時代に「スシ」に近い発音だったということは考えにくい。朝鮮半島にも熟寿司に類する物は割合い古くからあったようであるが、そもそも熟寿司自体が稲作の伝来とともに中国南部から伝播したものと考えられているので、「スシ」が朝鮮半島起源ということはあり得ないことである。