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特筆性

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削除依頼審議に関連して、「音楽家本人から独立している複数の信頼できる情報源において、些細ではない形で取り扱われた」とみなしうる事例を挙げておきます。

  • 沖縄県 (自治体) が公開している「沖縄デジタルアーカイブ Wonder Okinawa」の現代沖縄音楽 (日本語版のみ 2003年作成)のArtists で紹介されている。
  • 沖縄テレビの音楽番組「Deep Beet」(2002-2005)で2回パワープッシュ(うち1回はスタジオライブ出演)。この番組を提供している沖縄の音楽誌『ハンズ』にも特集されていると考えられる。
  • (未確認) 「道なき道」は沖縄テレビの2001年のキャンペーンソングとの情報がある。DAMカラオケで全国配信。

以上から、Wikipedia:特筆性 (音楽)を問題なく満たしていると考えますが、今後生じうる問題に対処するために、沖縄県(あるいはたとえば「群馬県」でも同じ?)を中心として活動している音楽家の場合、たとえば沖縄音楽関係でプロジェクトを立ち上げてローカルルールを定めておくことが望ましいだろうと思います。--Cerberean 2008年8月5日 (火) 18:06 (UTC)[返信]

いずれも沖縄県における活動であり、カラオケ配信以外全国的展開がありません。「特筆すべき会場での国内コンサートツアーが特筆すべき情報源で、枠をとって報道された」「2枚以上のアルバムをメジャーレーベル(または重要なインディーズレーベル)から発表している」 「特筆すべき音楽メディアで特集されたことがある」「その国の特筆すべきラジオ放送でヘヴィー・ローテーションされた」「その国の特筆すべきラジオ番組で30分または1時間番組をもっている」もそれぞれ満たしておらず、特筆性を満たしているとは言えません。これでは沖縄音楽関係でプロジェクトを立ち上げるのも無意味なことのように感じられます。--PCH 2008年8月8日 (金) 13:39 (UTC)[返信]
Wikipedia:特筆性 (音楽)は、「どれかに当てはまる」ことを基準にしていることにご注意ください。全国的展開を必須条件にするのは、沖縄民謡のような地域性のある音楽の特筆性の基準としては不適当です。沖縄のポップスの場合、確かに全国進出している特筆性のある音楽家もたくさんいるのですが、どこまでがポップスでどこからが地域独自の音楽かの線引きが困難、という問題もあります。このデュオの場合も『沖縄んそんぐすBEST~スローライフ 』(Universal)で、古謝美佐子とのジョイントとはいえウチナーグチ・三線入りの歌が収録されて全国流通しています。テレビ・ラジオの音楽番組や音楽雑誌を自前でもっている地域の音楽については、その地域についてよく知っている編集者が基準をたてない限り執筆も進まないだろうと思います。--Cerberean 2008年8月8日 (金) 14:35 (UTC)[返信]
Wikipedia:特筆性 (音楽)は、「どれかに当てはまる」ことを基準にしていることにご注意ください」と仰いますが、WP:AFDに参加している以上そんなことぐらい知っています。問題は、上記で出したガイドラインを何ひとつ満たしていない(言い換えれば、どれかひとつすらも満たしていない)ということにあるのです。線引きが困難云々以前のお話かと。引き合いに出した作品もコンピレーション盤1枚のうちの1曲であって、メジャーレーベルが販売元であっても彼らオリジナルの作品として発売された訳ではありませんから、彼ら自体の特筆性につながるとは思えません(関山藍果のような例ならば別ですが)。--PCH 2008年8月8日 (金) 15:48 (UTC)[返信]
冒頭であげた、Wikipedia:特筆性 (音楽)の1はどう判断されますか。また、公式サイトによれば2001年にFM沖縄の音楽番組Ura-Doraにレギュラー出演していたようですが、この番組は、この時期夏川りみの全国展開の前に若年層への浸透度の目安として参考にされたようです。音楽ジャンルは多様で、その活動のあり方もさまざまです。一律に適用できる尺度はありません。Wikipedia:特筆性 (音楽)がかなりゆるい基準であるのはそこを考慮したものでしょう。--Cerberean 2008年8月8日 (金) 16:13 (UTC)[返信]
「沖縄デジタルアーカイブ Wonder Okinawa」は、単に沖縄県出身のアーティストをデータベース化したもので、対象とするには不適当と思われます。テレビ番組の出演についてですが、はっきり言って『ストリートファイターズ』や『イツザイ』にちょっと取り上げられたようなアマチュアミュージシャンと同様のレベルであると考えます。出演アーティストアーカイブも見ましたが、地域ローカル番組であるからか沖縄出身であればプロアマ問わず出演できているようですし、これで明確な特筆性が主張できているとは私には考えられません。ガイドライン自体も基準がゆるいと言うか、私には単に全国的な著名性を基準にしているように思えるんですよね。--PCH 2008年8月8日 (金) 16:45 (UTC)[返信]
「沖縄デジタルアーカイブ Wonder Okinawa」、掲載アーティストは多いですが、時代の幅もジャンルの幅もあって、それなりの選定が行なわれているのは間違いないでしょう。ある程度の年配の内地人ならたいてい知っているフィンガー5が無かったり。高良レコードとか普久原楽器とかを覗くとインディーアーティストが多いのはよくわかります。OTVのほうは、若年層向けとはいえ割と全国区の人が多いなあという印象です。著名性ガイドラインは元が英語版なので、たとえばニュージーランドのローカルアーティストを排除しないというような配慮はあるんじゃないかと思います。門外漢が覗いてもどんな基準なのかわからない、というのが問題ですが。特筆性の1は、この基準を満たせば全部載せるべき、というようなものではなく、とりあえず客観的な根拠があれば(基準はわからなくても)セーフ、というような意味合いと考えればいいのではないでしょうか。--Cerberean 2008年8月8日 (金) 17:28 (UTC)[返信]