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ノヴェチェント美術館 (ミラノ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ノヴェチェント美術館
Museo del Novecento
地図
施設情報
専門分野 20世紀美術
館長 アナ・マリア・モンタルド
開館 2010年12月
所在地 イタリアの旗 イタリアミラノ
アレンガーリオ宮殿英語版
位置 北緯45度27分48秒 東経9度11分25秒 / 北緯45.463414度 東経9.190261度 / 45.463414; 9.190261座標: 北緯45度27分48秒 東経9度11分25秒 / 北緯45.463414度 東経9.190261度 / 45.463414; 9.190261
外部リンク www.museodelnovecento.org ウィキデータを編集
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ノヴェチェント美術館(ノヴェチェントびじゅつかん、イタリア語: Museo del Novecento)はイタリアミラノにある美術館。市内中心部の大聖堂広場近くのアレンガーリオ宮殿英語版内にある。近代美術館20世紀美術館と訳される場合もある。1998年に閉館した旧市立現代美術館 (CIMAC) のコレクションを引き継いでいる[1]

2010年12月に開館。20世紀のイタリア作品を中心に約400点の作品が展示されている[2]

主な収蔵品

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ブラックカンディンスキークレーレジェマティスモンドリアンピカソなどの外国人芸術家の作品を展示する一室を除けば、美術館に展示されている作品の大部分はイタリアの芸術家による作品で占められている[2]。主要なセクションはイタリア未来派の展示に使用され、ジャコモ・バッラウンベルト・ボッチョーニカルロ・カッラ、フォルトゥナート・デペロ、ルイージ・ルッソロジーノ・セヴェリーニ、マリオ・シローニ、アルデンゴ・ソフィッチの作品が展示されている。またジュゼッペ・ペリッツァ・ダ・ヴォルペードの横5 mを越える大作『第4階級』(Il Quarto Stato, 1902) は、2022年まで独立して部屋に展示されていた[2]

他のセクションは、ジョルジョ・デ・キリコルーチョ・フォンタナジョルジョ・モランディなど個々のアーティストの作品がある。 抽象主義、アルテ・ポーヴェラ、近代イタリア芸術、ポスト印象派写実主義などの20世紀の芸術運動や、風景画や記念碑的な芸術などのジャンルに特化したセクションもある[2]

彫刻は、イタリア近代彫刻の3つのMと呼ばれたマリノ・マリーニアルトゥーロ・マルティーニジャコモ・マンズーの作品が充実している。

2015年、ダニエル・ビュランジョセフ・コスースロイ・リキテンスタインロバート・ラウシェンバーグフランク・ステラアンディ・ウォーホルなどの現代美術作品の個人コレクター、ビアンカ・ベルトリーニ氏とマリオ・ベルトリーニ氏から多額の寄贈を受け、コレクションを充実させた[3]

館内施設等

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書店および最上階にはドゥオモ広場を見渡すレストランバーがある。ミラノ大聖堂を望む優れたビューポイントとしても知られている[2]

ギャラリー

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脚注

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  1. ^ "In Collezione". Museo del Novecento (イタリア語). 2024年3月5日閲覧
  2. ^ a b c d e Roderick Conway Morris (22 March 2011). A Milan Home for Modern Art. The New York Times. Accessed 18 October 2015.
  3. ^ [s.n.] (10 August 2015). Warhol, Buren, Kosuth: cresce il Museo del Novecento di Milano (in Italian). Il Sole 24 Ore. Accessed 18 October 2015.

関連文献

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  • Museo del Novecento: The collection, 2010, aavv. (イタリア語版)

外部リンク

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