ノヴォシビルスク州
- ノヴォシビルスク州
- ロシア語: Новосибирская область
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ノヴォシビルスク州旗 ノヴォシビルスク州紋章 -
国歌 不明 公用語 ロシア語 首府 ノヴォシビルスク 州知事 アンドレイ・トラフニコフ 構成体種別 州 連邦管区 シベリア 経済地区 西シベリア 面積
- 総計国内第18位
177,756km2人口(2021年国勢調査)
- 総計
- 人口密度
- 都市/地方比率国内第18位
2,797,176人
15.74人/km2
79.6% : 20.4%時間帯 UTC +7(DST: なし)クラスノヤルスク時間 ISO 3166-2:RU RU-NVS 番号 ウェブサイト nso.ru/
ノヴォシビルスク州(ノヴォシビルスクしゅう、ロシア語: Новосибирская область, ラテン文字転写: Novosibirsk oblast)は、ロシア連邦中南部の州(オーブラスチ)。州都はノヴォシビルスク。シベリア連邦管区に含まれる。
地理
[編集]西シベリア平原の南東部、オビ川とエルティシ川のあいだに位置する。南部でカザフスタンと国境を接する。ロシア連邦内では、西にオムスク州、北にトムスク州、東にケメロヴォ州、南にアルタイ地方と隣り合う。東西の最大の幅は642 km、南北には444 km。大部分は平原であり、南部にはステップが広がる。北部は森林で覆われ、湖沼が多い。最大の湖は南部のチャニ湖。
大陸性の気候。1月の平均気温は-15.0度、7月の平均気温は+22.0度。
住民
[編集]住民の94.2%はロシア人。そのほか、ドイツ人(ヴォルガ・ドイツ人、0.7%)、タタール人(0.7%)、ウクライナ人、カザフ人、ウズベク人、タジク人など。住民の約半分がノヴォシビルスク市に集中している。
歴史
[編集]17世紀ごろからロシア人の入植が始まった。ノヴォシビルスクは、19世紀末までは小村に過ぎなかったが、シベリア鉄道が開通して以後、急速に発展した。1937年に州として設置された。
第二次世界大戦後、アンジェルカに第526収容地区(ラーゲリ)が設置されて、シベリア抑留の対象となった日本人捕虜が収容された歴史がある[1]。
資源・産業
[編集]石炭を産する。北西部では原油や天然ガスが採掘される。主な産業は自動車産業、金属加工、化学工業、食品加工など。
都市
[編集]14の都市、30の行政地区、18の町、428の集落が数えられる。州都ノヴォシビルスクのほかに、主な都市として、ベルツクなど。
標準時
[編集]この地域は、クラスノヤルスク時間帯の標準時を使用している。時差はUTC+7時間で、夏時間はない。(以前はオムスク時間を使用していて、2011年3月までは標準時がUTC+6で夏時間がUTC+7、同年3月から2014年10月までは通年UTC+7、2016年7月までは通年UTC+6であった)
脚注
[編集]- ^ 長勢了治『シベリア抑留全史』原書房、2013年8月8日、187頁。ISBN 9784562049318。
外部リンク
[編集]- Правительство Новосибирской области 公式ウェブサイト