ネヴァル・チョリ
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ネヴァル・チョリ(トルコ語: Nevalı Çori、クルド語: Newala Çorî)はトルコ南東部のシャンルウルファ県にある古代遺跡。現在はアタテュルク・ダムの底に水没している。
遺跡としての営み
[編集]新石器時代の紀元前8400年~紀元前8100年頃に営まれたとされる[1]。紀元前8300年頃までに栽培・家畜への依存度の増加が上がった[2]。
遺物
[編集]公共建造物的性格を持った建造物が見つかっている[3]。ギョベクリ・テペ遺跡と同じくT字型石柱を伴う祭儀建物(カルト・ビルディング)が検出された[3]。
研究史
[編集]脚注
[編集]- ^ Hauptmann, H. 1999 The Urfa region. In Özdoğan, M. and N. Başgelen (eds.), Neolithic in Turkey: the Cradle of Civilization, New Discoveries Istanbul, Arkeoloji ve Sanat Yayınları, pp. 65-86.
- ^ Wang X, 他 2023 Isotopic and DNA analyses reveal multiscale PPNB mobility and migration across Southeastern Anatolia and the Southern Levant
- ^ a b 三宅 裕 2019 「定住狩猟採集民」の世界-西アジアの新石器時代から見えてくるもの- 長野県埋蔵文化財センター
- ^ Segal, J. B. (2001) [1970]. “I. The Beginnings”. Edessa: 'The Blessed City' (2 ed.). アメリカ合衆国ニュージャージー州ピスカタウェイ: Gorgias Press. pp. 5. ISBN 0-9713097-1-X