ネプチューン (装甲艦)
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艦歴 | |
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発注 | ロンドン ミルウォール ダッジョン造船所 |
起工 | 1873年 |
進水 | 1874年9月10日 |
竣工 | 1881年9月3日 |
就役 | 1883年3月28日 |
その後 | 1903年9月15日に売却・スクラップとして廃棄 |
前級 | ドレッドノート |
次級 | インフレキシブル |
性能諸元(竣工時) | |
排水量 | 8,964トン |
全長 | |
水線長 | 91.4m |
全幅 | 19.2m |
吃水 | 7.6m |
機関 | 形式不明石炭専焼角型缶8基 +2気筒トランク式レシプロ機関1基1軸推進 |
最大出力 | 8,832ihp |
最大速力 | 14ノット(機関航行時) |
航続距離 | 10ノット/1,480海里(機関航行時) |
燃料 | 石炭 |
乗員 | 541名 |
兵装 | 31.8cm前装填式連装砲2基 22.9cm前装填式ライフル砲2門 20ポンド後装填式砲6門 35.6cm水中魚雷発射管単装2門 |
装甲 | 錬鉄製 舷側:229~305mm(水線部) 甲板:25~76mm(主甲板) ボックスシタデル:254mm(側盾)、203mm(前後隔壁) 主砲塔:279~330mm(側盾) 司令塔:152~203mm |
ネプチューン (HMS Neptune) は、イギリス海軍が第一次世界大戦前に建造した砲塔装甲艦である。エドワード・リードの設計で同型艦は無い。
概要
[編集]本艦は元はブラジル海軍が発注した砲塔装甲艦「インディペンデシア」であったのを、イギリス海軍が購入した物である。
艦形
[編集]本艦の基本構造は船首楼と船尾楼を持つ船体に3本の帆走用マストと2本煙突を持つ装甲フリゲートである。水面下に衝角を持つ艦首から船首楼が始まり、その内部は22.9cm前装砲を並列に配置する砲郭となっており、艦首方向に最大で22.9cm2門、片舷に1門が指向できた。船首楼甲板は前部マストの手前で船首楼が終了した。船体中央部の2本煙突を挟み込むように31.8cm前装砲を収めた鍋を伏せたような形状の連装式主砲塔が前後に1基ずつ計2基が配置された。主砲斉射時の爆風を避けるために煙突を基部として「空中甲板(フライング・デッキ)」が設けられ、その前部に艦橋が設けられた。空中甲板は2番主砲塔の後方に設けられた船尾楼と接続された。艦尾水面下には1枚舵を挟むように2枚羽のスクリュープロペラが片舷1軸ずつ計2軸推進であった。
関連項目
[編集]参考図書
[編集]- 「世界の艦船増刊第30集 イギリス戦艦史」(海人社)
- 「Conway All The World's Fightingships 1860-1905」(Conway)
外部リンク
[編集]- 'Neptune' (1873)本艦の説明。