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ヌチドゥタカラの家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヌチドゥタカラの家 反戦平和資料館
Anti War Peace Museum
ヌチドゥタカラの家の位置(沖縄本島内)
ヌチドゥタカラの家
沖縄本島内の位置
施設情報
愛称 ヌチドゥタカラの家
専門分野 戦史・社会運動
館長 謝花悦子(一般財団法人わびあいの里理事長)
開館 1984年12月8日
所在地 905-0502
日本の旗 日本 沖縄県国頭郡伊江村東江前2300-4
位置 北緯26度42分38.4秒 東経127度49分31.4秒 / 北緯26.710667度 東経127.825389度 / 26.710667; 127.825389座標: 北緯26度42分38.4秒 東経127度49分31.4秒 / 北緯26.710667度 東経127.825389度 / 26.710667; 127.825389
アクセス 郵便局前バス停下車 徒歩24分(バス)
タクシー
外部リンク 一般財団法人わびあいの里
プロジェクト:GLAM
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ヌチドゥタカラの家 正面

ヌチドゥタカラの家は、沖縄県国頭郡伊江村東江前にある資料館。平和運動家阿波根昌鴻が収集した沖縄戦やその後の米軍による土地の強制収用基地問題などに関する資料を展示している[1]

概要

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阿波根昌鴻が自宅の敷地内に開設した私設の資料館で、阿波根が収集した沖縄戦における伊江島での戦闘やその後の米軍による土地の強制収用、伊江島補助飛行場による被害、その他平和運動に関する資料を展示していて、沖縄戦時に住民が着ていた衣服や持ち物、米軍が訓練中に落とした原爆の模擬弾や薬莢、パラシュートといった貴重な資料を間近に見ることができる[2]。当時としてはまだ珍しかったカメラを阿波根は持っていたため歴史的瞬間を捉えた貴重な写真も残されていて、伊江島における抵抗運動の経過を詳細に知ることができる。また、国内外からの支援や連帯を示す寄せ書き等も多く展示されている。資料館の建物外壁にはヌチドゥタカラの家の設立理由やヌチドゥタカラ(命ど宝)の初出とされる尚泰王が詠んだとされる琉歌(詳しくは命どぅ宝の項目を参照)、聖書の警句などが記されている。

脚注

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  1. ^ 平和資料館「ヌチドゥタカラの家」”. 一般財団法人わびあいの里. 2021年1月17日閲覧。
  2. ^ 阿波根昌鴻『命こそ宝 沖縄反戦の心』岩波書店、1992年、65-143頁。 

外部リンク

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