ニューヨーク・ジャイアンツ (プレイヤーズ・リーグ)
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ここでは、1890年にニューヨークを本拠地として、プレイヤーズ・リーグに参加していたプロ野球チームである、ニューヨーク・ジャイアンツ(New York Giants)について記述する。
球団史
[編集]1890年のプレイヤーズ・リーグ創設時に結成されたチームで、主力選手の多くは、前年にナショナルリーグのニューヨーク・ジャイアンツ(現サンフランシスコ・ジャイアンツ)に所属していた。捕手を務めるバック・ユーイングが監督を兼任し、野手ではこの年のリーグ最多本塁打を放ったロジャー・コナーや、ジム・オルークが.360を記録するなどの活躍をした。投手はエド・クレーン、ハンク・オーデイ、ジョン・ユーイング、ティム・キーフの4人がいずれも15勝以上を上げ、チームはプレイヤーズ・リーグで3位の成績を収めた。
同年のプレイヤーズ・リーグの破綻を受け、チームは1年で解散、所属選手の多くはナショナルリーグのニューヨーク・ジャイアンツに戻っていった。
戦績
[編集]※順位は勝率による。
年度 | リーグ | 試合 | 勝利 | 敗戦 | 勝率 | 順位 | 監督 | 本拠地 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1890年 | PL | 132 | 74 | 57 | .565 | 3位 | バック・ユーイング | Polo Grounds |
所属した主な選手
[編集]- 野手
- 投手
主な球団記録
[編集]- 打撃記録
- 通算安打数:172(ジム・オルーク)
- 通算本塁打:14(ロジャー・コナー)
- 通算打点数:115(ジム・オルーク)
- 通算盗塁数:37(ダニー・リチャードソン)
- 投手記録
- 通算勝利数:22(ハンク・オーデイ)
- 通算奪三振:145(ジョン・ユーイング)