ニュースLIVE! ゆう5時
ニュースLIVE! ゆう5時 | |
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ジャンル | 報道番組・情報番組 |
出演者 | #出演者を参照 |
オープニング |
蓮沼執太 『ニュースLIVE! ゆう5時 テーマ』[1] |
エンディング | 同上 |
製作 | |
制作 | NHK |
放送 | |
放送チャンネル | NHK総合 |
映像形式 | リアルタイム字幕放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2022年4月4日 - 2024年3月7日 |
放送時間 | 月曜日 - 木曜日 17:00 - 17:57[注 1] |
放送分 | 57分 |
回数 | 274[2] |
『ニュースLIVE! ゆう5時』(ニュースライブ! ゆうごじ)は、NHK総合で2022年4月4日から2024年3月7日まで放送された報道番組・情報番組である[3]。通称は『ゆう5時』、新聞番組表では『[N]ゆう5時』とクレジットされている。
概要
[編集]2015年3月30日から2022年3月31日まで放送された『ニュース シブ5時』(以下『シブ5時』)を「日本列島の今をライブで伝えるニュース」をコンセプトに改題・リニューアルした番組で、その日の出来事を短くまとめたニュースと日本各地の生中継を取り入れ、その日の空気を感じられるような番組を目指して開始した[4][5]。
出演者は『シブ5時』の最末期から入れ替えられたが、番組内容は前述の中継コーナーが新設されたほかは『シブ5時』から引き継がれ、実質的には形式的なリニューアルに留まった。
例えば『シブ5時』で大相撲中継に伴う、休止直前と休止直後に放送された「シブ5時相撲部」は「ゆう5時相撲部」[6]とタイトルを変えたほかはそのまま引き継がれた。
また、番組公式ツイッターアカウントも『シブ5時』から引き継がれたほか、2021年3月5日から2024年3月8日までの金曜日17時台に放送された『ニュース きん5時』(大阪放送局制作、以下『きん5時』)との姉妹番組関係も引き継がれた[注 2]。
2023年3月30日までは『連続テレビ小説(アンコール)』の直後に放送されたため、初期のみ番組冒頭で再放送を観たキャスター陣が「朝ドラ受け」を行うことがあった[7]。なお『シブ5時』では、原則として「朝ドラ受け」は行われなかった。
2023年4月4日より『連続テレビ小説(アンコール)』が『時論公論(再放送)』の直後の14時台に移動したため「朝ドラ受け」は当番組では行われなくなった。
2022年度以降、各ニュース番組の冒頭で『NHK NEWS』の共通アイキャッチが流れているが、当番組と『きん5時』では流れなかった。
2023年度は、初代キャスターの高瀬耕造(NHKアナウンサー)が大阪放送局へ異動し『きん5時』の司会を担当[8]。これに伴い、後任として『NHKのど自慢』の司会を10年間務めた小田切千(同局アナウンサー)が当番組のキャスターに就任した[9]。
2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震に伴い、同月29日からはNHK金沢放送局の内容をBS103チャンネル(旧NHK BSプレミアム)でも『総合テレビ(石川県内)同時放送』として地上波と同一時間帯でサイマル放送された[10][11][12]。
番組の終焉
[編集]2月14日に行われた2024年度編成発表の場で、4月1日より平日15時10分 - 17時57分[注 3]に、新情報番組『午後LIVE ニュースーン』を開始することが発表された[13]。
当番組は、大相撲春場所や第96回選抜高等学校野球大会の日程の関係上、2024年3月7日が最終回となり[14]、『シブ5時』時代も含め通算9年間の歴史に幕を下ろした。
結果的には、2006年4月3日から2015年3月6日まで放送された『ゆうどきネットワーク』→『ゆうどき』と同期間になった。
休止等
[編集]- 祝日・年末年始や大相撲・高校野球[注 4]などのスポーツ中継時は休止。
- 国会中継が延長となった場合は、中継終了後からの繰り下げ短縮放送。
- 大相撲・高校野球期間中は、祝日を除き17時過ぎに合間を縫う形で糸井羊司が担当の『ゆう5時ニュース』を数分間放送した[注 5]。
- 『シブ5時』は16時50分 - 18時10分であったが、『ゆう5時』は17時 - 18時に縮小された[注 6]。
- 18時以降は関東では『首都圏ネットワーク』、近畿では『ほっと関西』、2023年度から北海道では『ほっとニュース北海道』をそれぞれ放送。他の地域は東京・放送センターからの裏送りで『NHKニュース』を放送した[注 7]。
番組休止の事例
[編集]※祝日・年末年始や大相撲・高校野球によるものは除く。
- 2022年4月28日:『第98回競泳日本選手権・第1日』のため[17]。
- 2023年4月3日:特別番組『牧野博士のふるさと高知からようこそ「らんまん」スペシャル』のため[18]。
- 2023年4月4日 - 6日:『第99回競泳日本選手権』のため[19]。
- 2023年7月31日:『2023 FIFA女子ワールドカップ・1次リーグ 日本×スペイン』のため[20]。
- 2023年10月31日:国会中継が18時まで行われたため[21]。
放送開始繰り下げの事例
[編集]※国会中継の延長によるものは除く。
- 2022年4月27日:北海道・知床半島沖での観光船沈没事故に関する観光船運営会社社長の記者会見が夕方に行われたため、当時放送中であった『夜ドラ・卒業タイムリミットダイジェスト』を打ち切り[22][注 8]、16時49分から17時34分まで特番扱いの『NHKニュース』として会見の模様を生中継したため[24][25]、当番組は短縮放送となり、知床の事故の続報やその他の当日の主なニュースを伝えただけで終了となった[26]。
- 2022年8月22日:第104回全国高等学校野球選手権大会の決勝戦(仙台育英×下関国際)中継が延長されたため[27]、17時20分開始の短縮放送[28]。
- 2023年8月23日:第105回全国高等学校野球選手権大会の決勝戦(慶応×仙台育英)中継が延長されたため[29]、17時43分開始の短縮放送[30]。
- 2024年1月4日:内閣総理大臣による「年頭記者会見」のため[31]、17時20分開始の短縮放送[32]。
放送終了繰り下げの事例
[編集]- 2022年11月9日:番組放送中の17時40分ごろに茨城県で最大震度5強を観測する地震が発生し[33]、予定を変更してその情報を伝え、急遽放送時間を13分拡大して18時10分まで放送した[注 9]。この影響で17時57分 - 18時の気象情報、18時 - 18時10分の『NHKニュース』が休止となった(後者は関東・近畿地方を除く)[34]。また、関東では『首都圏ネットワーク』、近畿では『ほっと関西』が共に18時10分開始の短縮放送となった。
出演者
[編集]気象キャスター以外はNHK放送センター所属のアナウンサー[35]。
キャスター(MC)
[編集]気象情報
[編集]ニュースリーダー
[編集]- 糸井羊司(2022年4月4日 - 2024年3月7日)
『シブ5時』と同様、11時・12時・13時の定時ニュース担当者が東京・渋谷からニュースを担当し、18時の定時ニュースも後続。当日午後に発生した臨時ニュースなどの関係で出演できない場合は、原則として金曜日の『NHKニュース7』サブキャスターが代役を務めた。
2022年度までは、11時・12時・13時の定時ニュース担当者が17時30分のニュースにおいて、東京のスタジオから立った状態でニュースを読み上げていたが、2023年度からは、17時30分のニュースはAIアナウンスによる自動音声で読み上げる放送に完全移行となったため、冒頭のニュースコーナーのニュースナレーターのみでの参加となり、立った状態での顔出し出演は廃止された。
リポーター、プレゼンター
[編集]プレゼンターには、レギュラー出演者以外にも単発で東京アナウンス室のアナウンサーが出演する場合もある(#単発出演を参照)。
- 宮﨑慶太(2022年4月4日 - 2024年3月5日)
- 森田茉里恵(2022年4月4日 - 2024年3月6日)
- 佐藤あゆみ(2022年4月11日 - 2024年2月29日)
- 佐藤俊吉(2023年4月10日 - 2024年2月28日)
- 瀬田宙大(2023年4月18日 - 2024年3月7日)
ナレーター
[編集]- 目黒泉(2022年4月4日 - 2024年3月7日)
コーナーレギュラー
[編集]いずれも『シブ5時』から続投。
- 能町みね子(エッセイスト「ゆう5時相撲部」)
- 赤井麻衣子(フリーアナウンサー「ゆう5時相撲部」「相撲部だより」)
- さばいどる かほなん(「知って得する!防災知恵袋」)
単発出演
[編集]『The Crossroad~人生の分岐点~』や特集コーナーのプレゼンターとして出演。
- 安部みちこ(2022年4月4日、7月6日)[37]
- 礒野佑子(2022年4月13日、5月25日)[38]
- 庭木櫻子(2022年4月14日)[要出典]
- 小松宏司(2022年4月20日)[39]
- 黒田信哉(2022年5月23日)[40]
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 17:57 - 18:00は各地の放送局から気象情報。ただし、関東地方での時刻表示は18:00まで当番組仕様のカスタムフォントとなっていた。
- ^ なお『きん5時』では、同番組司会の武田真一(NHKアナウンサー)が担当するヘッドラインニュースのコーナーで使用したテロップや関東地方でのカスタム時刻表示のデザイン、12時の『NHKニュース』を兼務するアナウンサーが17時30分ごろに最新のニュースを伝える点が『ゆう5時』と共通していたほか、当番組の公式Twitterアカウントも『きん5時』と共通のアカウントであった。
- ^ 15時55分 - 16時は『みんなのうた』、16時 - 16時5分は『NHKニュース』のため、一時中断。
- ^ 2022年8月17日[15]は休養日、2023年8月15日[16]は雨天順延になったが、当番組は放送されなかった。
- ^ 2022年5月、7月と2024年1月の大相撲期間中は『NHKニュース』として放送。
- ^ そのため『連続テレビ小説(アンコール)』が10分繰り下げられ、16時30分 - 17時となった。2023年4月4日からは『時論公論(再放送)』の直後の14時台に移動した(上述)。
- ^ 18時から総理記者会見が行われる場合、一部の地域では18時台のローカルニュースワイド番組を繰り上げ放送する関係上、17時30分ごろの最新ニュースコーナー終了後の部分をネット返上とする場合があった(『シブ5時』時代も同様、一部の地方局が番組の一部をネット返上する場合があったほか、全国一律で短縮放送の対応を取ったこともあった)。
- ^ 『卒業タイムリミットダイジェスト』は、翌日の2時19分 - 2時34分に振替放送された[23]。
- ^ ただし、NHKプラスでの見逃し配信は通常どおり当番組としては18時までで区切られ、18時 - 18時10分の部分については『ニュース「茨城県で震度5強 津波の心配なし」関連』という別番組扱いで配信された。なお、関東地方では当番組仕様のカスタム時刻表示が、18時以降は通常フォントでの表示となった。
- ^ 17時25分ごろの気象情報は屋外からどーもくんと共に出演し[36]、放送終了後の17時57分からの関東甲信越の気象情報はスタジオに戻り単独で出演。
出典
[編集]- ^ 蓮沼執太の2022年4月4日13時19分のツイート、2022年4月8日閲覧。
- ^ “ニュースLIVE! ゆう5時”. NHKクロニクル. 2024年10月28日閲覧。
- ^ “NHK高瀬アナ「おはよう日本」から新「ニュースLIVE! ゆう5時」へ“異動”「朝ドラ送りももう…」”. Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社 (2022年2月9日). 2022年7月27日閲覧。
- ^ “4月からの新番組をどどーんとご紹介!”. NHK PR. 日本放送協会 (2022年2月9日). 2022年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月8日閲覧。
- ^ “2022年度 新番組一覧” (PDF). 日本放送協会 (2022年2月9日). 2022年2月11日閲覧。
- ^ “王鵬に独占インタビュー!(ゆう5時相撲部)”. ニュースLIVE! ゆう5時. 日本放送協会 (2022年5月17日). 2022年7月27日閲覧。
- ^ “高瀬アナ、新番組で「再放送の朝ドラ」受け「笑った」「突然クイズを」”. J-CASTテレビウォッチ. ジェイ・キャスト (2022年4月5日). 2022年7月27日閲覧。
- ^ “NHK退局する武田真一アナ担当「ニュース きん5時」の後任に高瀬耕造アナ 大阪放送局勤務へ”. Nikkansports.com. 日刊スポーツNEWS (2023年2月8日). 2023年2月8日閲覧。
- ^ “NHK 退局の武田真一アナ“後任”に高瀬耕造アナ「ニュース きん5時」”. Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社 (2023年2月8日). 2023年2月8日閲覧。
- ^ 能登半島地震に伴う衛星放送活用の臨時対応の拡充について
- ^ “NHK BSの3チャンネル(BS103)で総合テレビ(石川向け)放送”. NHK NEWS WEB (NHK). (2024年1月11日) 2024年1月11日閲覧。
- ^ “NHK、ニュース以外の総合テレビ番組も旧BS 103chで放送。12日午前4時から”. AV Watch (2024年1月11日). 2024年1月11日閲覧。
- ^ NHK大改編 平日午後1時から5時間、情報番組生放送 民放各局にも衝撃,スポーツニッポン,2024年2月13日。
- ^ 『放送予定 - ニュースLIVE! ゆう5時 - NHK』日本放送協会。オリジナルの2024年3月2日時点におけるアーカイブ 。
- ^ “2022年8月17日 総合 番組表”. NHKクロニクル (2022年8月17日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “2023年8月15日 総合 番組表”. NHKクロニクル (2023年8月15日). 2024年10月30日閲覧。
- ^ “水泳2022 第98回競泳日本選手権「第1日」”. NHKクロニクル (2022年4月28日). 2024年3月14日閲覧。
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- ^ 広報局 (2023年7月13日). “FIFA女子ワールドカップ 2023の放送について”. 日本放送協会. 2023年7月26日閲覧。
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- ^ “【夜ドラ】卒業タイムリミット 総集編(1)-(12)”. NHKクロニクル (2022年4月27日). 2024年10月28日閲覧。
- ^ “ニュース「運行会社社長が会見 知床観光船遭難事故」”. NHKクロニクル (2022年4月27日). 2024年10月28日閲覧。
- ^ “土下座で謝罪「知床遊覧船」社長が初めて記者会見「お騒がせして大変申し訳ありませんでした」”. 中日スポーツ. 中日新聞社 (2022年4月27日). 2022年7月27日閲覧。
- ^ “ニュースLIVE! ゆう5時”. NHKクロニクル (2022年4月27日). 2024年3月14日閲覧。
- ^ “第104回全国高校野球選手権大会 決勝”. NHKクロニクル (2022年8月22日). 2024年10月28日閲覧。
- ^ “ニュースLIVE! ゆう5時”. NHKクロニクル (2022年8月22日). 2024年10月28日閲覧。
- ^ “第105回全国高校野球選手権大会 決勝”. NHKクロニクル (2023年8月23日). 2024年10月28日閲覧。
- ^ “ニュースLIVE! ゆう5時”. NHKクロニクル (2023年8月23日). 2024年10月28日閲覧。
- ^ “ニュース「岸田首相記者会見」”. NHKクロニクル (2024年1月4日). 2024年10月28日閲覧。
- ^ “ニュースLIVE! ゆう5時 能登半島地震関連情報”. NHKクロニクル (2024年1月4日). 2024年10月28日閲覧。
- ^ “震度データベース検索”. 気象庁 (2022年11月9日). 2024年10月28日閲覧。
- ^ “ニュースLIVE! ゆう5時 米中間選挙大勢判明は”. NHKクロニクル (2022年11月9日). 2024年10月28日閲覧。
- ^ “NHK高瀬耕造アナ「NHKニュースおはよう日本」から夕方ニュースへ「朝ドラ送りも終わり」”. デイリースポーツ online. デイリースポーツ (2022年2月9日). 2022年2月9日閲覧。
- ^ “ニュースLIVE! ゆう5時” (PDF). 日本放送協会. 2022年7月27日閲覧。
- ^ “The Crossroad 市村正親さん”. ニュースLIVE! ゆう5時. 日本放送協会 (2022年7月12日). 2022年7月27日閲覧。
- ^ “The Crossroad 飯尾和樹さん”. ニュースLIVE! ゆう5時. 日本放送協会 (2022年4月14日). 2022年7月27日閲覧。
- ^ “The Crossroad 小林聡美さん”. ニュースLIVE! ゆう5時. 日本放送協会 (2022年4月22日). 2022年7月27日閲覧。
- ^ “The Crossroad 広末涼子さん”. ニュースLIVE! ゆう5時. 日本放送協会 (2022年5月25日). 2022年7月27日閲覧。
外部リンク
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- ニュースLIVE!ゆう5時 - NHK放送史
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