コンテンツにスキップ

ニトロゲナーゼ (フラボドキシン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ニトロゲナーゼ (フラボドキシン)
識別子
EC番号 1.19.6.1
CAS登録番号 9013-04-1
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / QuickGO
検索
PMC articles
PubMed articles
NCBI proteins
テンプレートを表示

ニトロゲナーゼ (フラボドキシン)(nitrogenase (flavodoxin))は、窒素代謝酵素の一つで、次の化学反応触媒する酸化還元酵素である。

6 還元型フラボドキシン + 6 H+ + N2 + n ATP 6 酸化型フラボドキシン + 2 NH3 + n ADP + n リン酸

この酵素の基質は還元型フラボドキシン、H+N2ATPで、生成物は酸化型フラボドキシン、NH3ADPリン酸である。補因子としてモリブデン鉄硫黄を用いる。

この酵素は酸化還元酵素に属し、N2を電子受容体として供与体の還元型フラボドキシンに特異的に作用する。組織名はreduced flavodoxin:dinitrogen oxidoreductase (ATP-hydrolysing)である。

参考文献

[編集]
  • Zumft WG, Mortenson LE (1975). “The nitrogen-fixing complex of bacteria”. Biochim. Biophys. Acta. 416 (1): 1–52. PMID 164247.