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ニック・ジョンソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ニック・ジョンソン
Nick Johnson
ボルチモア・オリオールズ時代
(2012年4月26日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州サクラメント
生年月日 (1978-09-19) 1978年9月19日(46歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
235 lb =約106.6 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 一塁手
プロ入り 1996年 ドラフト3巡目
初出場 2001年8月21日
最終出場 2012年6月27日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ニコラス・ロバート・ジョンソンNicholas Robert Johnson, 1978年9月19日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サクラメント出身の元プロ野球選手一塁手)。左投左打。

経歴

[編集]

1996年ドラフト3巡目でニューヨーク・ヤンキースに入団。マイナーリーグ時代の1999年から3年連続でベースボール・アメリカの有望株ランキングでヤンキース傘下での最高評価を受け[1]マイナーリーグ版オールスターゲーム"フューチャーズゲーム"には1999年と2001年の2回選出された[2]

2001年8月21日にメジャーデビュー。

2002年新人王候補の一人と見られたが、内角攻めや故障により、129試合の出場で.243・15本塁打・58打点と期待を裏切ることになった[3]

2003年シーズン終了後の12月16日ハビアー・バスケスとのトレードフアン・リベラランディ・チョートらとともにモントリオール・エクスポズへ移籍[4]

2004年は腰を痛め開幕を故障者リスト入りで迎え[5]、シーズン初出場は5月28日。その後は一塁手として先発出場していたが、8月20日に打球が頬を直撃し、骨折[5]。そのままシーズンを終えることに。

ワシントン・ナショナルズ時代
(2009年3月4日)

2005年は自己最多の131試合に出場。2006年3月11日には2007年から3年総額1,650万ドルで契約延長[6]

2006年は前年を上回る147試合に出場。初の20本塁打以上となる23本塁打・77打点・110四球・初の2桁盗塁となる10盗塁を記録。ほとんどの打撃部門で自己ベストを更新したが、9月23日ニューヨーク・メッツ戦で守備の際にオースティン・カーンズとぶつかり、右足を骨折[7]。そのままシーズンを終え、その影響で2007年は全休[8]2008年は故障から復帰し、開幕から出場し続けていたが、5月13日のメッツ戦で右手首を骨折[8]。そのままシーズンを終えることに。

フロリダ・マーリンズ時代
(2009年8月4日)

2009年7月31日アーロン・トンプソンとのトレードでフロリダ・マーリンズに移籍[9]。同12月18日、ニューヨーク・ヤンキースに復帰。1年契約を結ぶ。

ニューヨーク・ヤンキース時代
(2010年4月13日)

2010年5月8日、手首の負傷で故障者リスト入りし、残りのシーズンをリハビリに費やした[10]

2011年3月17日クリーブランド・インディアンスとマイナー契約を結ぶ[11]も、この年はメジャーに昇格する事は無かった。

2012年2月8日ボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結び、メジャー昇格を果たした。

2013年1月28日、現役引退を表明した。

選手としての特徴

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詳細情報

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年度別打撃成績

[編集]
















































O
P
S
2001 NYY 23 78 67 6 13 2 0 2 21 8 0 0 0 0 7 0 4 15 3 .194 .308 .313 .621
2002 129 441 378 56 92 15 0 15 152 58 1 3 3 0 48 5 12 98 11 .243 .347 .402 .749
2003 96 406 324 60 92 19 0 14 153 47 5 2 3 1 70 4 8 57 9 .284 .422 .472 .894
2004 MON
WSH
73 295 251 35 63 16 0 7 100 33 6 3 0 1 40 2 3 58 5 .251 .359 .398 .757
2005 131 547 453 66 131 35 3 15 217 74 3 8 0 2 80 8 12 87 15 .289 .408 .479 .887
2006 147 628 500 100 145 46 0 23 260 77 10 3 2 3 110 15 13 99 12 .290 .428 .520 .948
2008 38 147 109 15 24 8 0 5 47 20 0 0 0 1 33 4 4 25 2 .220 .415 .431 .846
2009 98 424 353 47 104 16 2 6 142 44 2 2 0 2 63 3 6 66 11 .295 .408 .402 .810
FLA 35 150 104 24 29 8 0 2 43 18 0 2 1 3 36 1 6 18 4 .279 .477 .413 .890
'09計 133 574 457 71 133 24 2 8 185 62 2 4 1 5 99 4 12 84 15 .291 .426 .405 .831
2010 NYY 24 98 72 12 12 4 0 2 22 8 0 1 0 0 24 0 2 23 2 .167 .388 .306 .693
2012 BAL 38 102 87 9 18 4 0 4 34 11 2 0 0 0 11 0 4 26 4 .207 .324 .391 .714
MLB:10年 832 3316 2698 430 723 173 5 95 1191 398 29 24 9 13 522 42 74 572 78 .268 .399 .441 .840
  • MON(モントリオール・エクスポズ)は、2005年にWSH(ワシントン・ナショナルズ)に球団名を変更

背番号

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  • 60(2001年)
  • 36(2002年 - 2003年、2010年、2012年)
  • 24(2004年 - 2009年途中)
  • 20(2009年途中 - 同年終了)

脚注

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  1. ^ Nick Johnson” (英語). The Baseball Cube. 2009年5月28日閲覧。
  2. ^ Futures Game History” (英語). MLB.com. 2009年5月28日閲覧。
  3. ^ ベースボールマガジン社『メジャー・リーグ・ベースボールオフィシャルイヤーブック 2003』ベースボールマガジン社、2003年、25頁。ISBN 978-4583612232 
  4. ^ Nick Johnson Transactions” (英語). Baseball-Reference.com. 2009年5月28日閲覧。
  5. ^ a b 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2005』廣済堂出版、2005年、289頁。ISBN 978-4-331-51093-3 
  6. ^ Associated Press (2006年3月11日). “Johnson agrees to three-year, $16.5M extension” (英語). ESPN.com. 2009年5月28日閲覧。
  7. ^ Hoch, Bryan (2006年9月23日). “Johnson breaks leg in collision at Shea” (英語). MLB.com. 2009年5月28日閲覧。
  8. ^ a b Ladson, Bill (2006年9月23日). “Johnson to have MRI on right wrist” (英語). MLB.com. 2009年5月28日閲覧。
  9. ^ Marlins land first baseman Johnson Solid bat acquired from Nationals for Minors arm Thompson”. marlins.com (2009年7月31日). 2009年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年8月5日閲覧。
  10. ^ http://mlb.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20100825&content_id=13914636&notebook_id=13919490&vkey=notebook_nyy&fext=.jsp&c_id=nyy
  11. ^ en:Nick_Johnson#cite_note-14

関連項目

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外部リンク

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